2017年8月11日セミナー開催報告

骨盤の歪みを理解してリスティングに沿った矯正を学ぶ
「カイロプラクティック骨盤矯正セミナー」
 講師 大竹城久 D.C.目白ファミリーカイロプラクティック代表

■カイロプラクティックとの出会い


カイロプラクティックを学ぼうと思ったきっかけは、大川泰先生との出会いです。20年近く前になりますが、当時はかなり自分の腰が悪く、東京でどこかよい治療院がないものかと探していることがありました。
ある方から「米国で資格を取ってこられた大川先生が五反田でカイロプラクティックセンターを開業されている」と聞き、通ってみることにしました。その中で次第にカイロプラクティックに興味を持つようになり「腰痛が治るんであれば!」と、大川先生が立ち上げた大川カイロプラクティック専門学院に第1期生として入学しました。

講師を担当された大竹城久 D.C.(目白ファミリーカイロプラクティック代表)

■一念発起して渡米、パーマー大学へ


大川学院を卒業した後はいろいろな道を考えたのですが「カイロプラクティックを極めてみたい!」という気持ちが強くなり、2005年に渡米してパーマー大学に入学することにしました。
2009年6月にパーマー大学を卒業し国家資格を取得。その後は米国で、セミナーなどでたびたび来日されることもある岡井先生が経営されているクリニックでお世話になり、2011年10月に帰国。同年12月に都内で目白ファミリーカイロプラクティック開業し現在に至ります。

■「骨盤矯正」をテーマに決めた理由


今日は「カイロプラクティック骨盤矯正セミナー」というタイトルをつけさせていただきました。このテーマに決めた理由をお話します。
日本カイロプラクティック医学協会からセミナー開催の話を頂いた時に、まず考えたのは「僕がここで何が出来るのかな」ということです。皆が知らないことを少しでも伝えられればよいのではないか、との結論に達し、クライアントさんからのニーズも多い「骨盤矯正」という形でやらせていただくことにしました。

実技の時間も充実。仙腸関節一般可動性検査で左右どちらの仙腸関節に問題があるのかを調べているところ

■米国で学んだ骨盤矯正


パーマー大学ではPelvicという骨盤の授業があります。私がどのような内容を学んできたのか、まずは簡単に紹介します。内容は主に3つに分かれています。

・ガンステッド
・トンプソン(トムソン)
・ディバーシファイド

ガンステッドは側臥位での矯正法です。トンプソン(トムソン)はドロップテーブルという特殊な専用のテーブルを使い腹臥位で矯正します。ディバーシファイドは側臥位の矯正法もあるのですが、パーマー大学では腹臥位でおこなう方法を習いました。
今日のセミナーで側臥位の矯正法を取り上げたいと思います。つまりガンステッドの考えに基づいた矯正法です。リスティングに基づいて考えていきましょう。

骨盤矯正は様々なスタイルがあるが、今回は側臥位での矯正法を解説
後半は各リスティングに沿った骨盤矯正のセットアップまでを反復練習。

■ガンステッドリスティング


セミナーのテーマは「骨盤のリスティングを理解し、リスティングに沿った側臥位矯正法を学ぶ」ですので、最初にリスティングについてお話します。
リスティングとは、骨の変位の方向をアルファベットの略語で表現したカイロプラクティック用語です。いくつか流派がありますが、一般的によく使われるリスティングは「ガンステッドリスティング」です。有名といいますか、カイロプラクティックをやっている人ならばたいていは知っているリスティングです。
これはガンステッドテクニックをとらなくても知っていて損はありません。今日はまずこのリスティングを理解して頂きたいと思っています。

方向を示す略語を知っているとリスティングは憶えやすい

■骨盤の変位とは


リスティングを考える上で、骨の変位という言葉が出てきます。仙腸関節については「動く」「動かない」という議論がありますが、カイロプラクティックでは「動く」と考えています。
ここで注意点ですが、英語で骨盤のことをpelvicと言います。腸骨が ilium なのですが、私が腸骨と言った時は、日本語の寛骨と同じ意味で使っていると思って下さい。
変位の考え方ですが、腸骨(寛骨)は、仙骨に対して動きます。仙骨は、腸骨(寛骨)に対して動きます。これがまずベースになります。

腸骨(寛骨)は、仙骨に対して動く。基準となる点はPSIS。PSISの触診が重要。
仙骨は、腸骨(寛骨)に対して動く。仙骨のどの部分が後方変位しているのかをみる。

 

■シンプルリスティング(Simple Listing)


次にリスティングの種類についてです。まず基本的なリスティングをシンプルリスティング(Simple Listing)と言います。これはこのまま憶えてください。

PI (Posterior Inferior)= 後下方
寛骨がPSISを基準として後下方に下がります。

AS (Anterior Superior)=上前方
寛骨がPSISを基準として上前方に動きます。

EX (External)=外方
寛骨がPSISを基準として外側に動きます。

IN (Internal)= 内方
寛骨がPSISを基準として内側に動きます。

PI (Posterior Inferior)腸骨のイメージ画像。寛骨がPSISを基準として後下方に変位する。
リスティングを理解したうえで、はじめにセットアップの基本を練習

■コンパウンドリスティング(Compound Listing)


コンパウンドリスティング(Compound Listing)というシンプルリスティングを組み合わせたリスティングもあります。今日は説明はしますが、矯正のセットアップは扱いません。

PI + IN = PIIN
寛骨がPSISを基準として後方に下がりながら内側に入ります。

PI + EX = PIEX
寛骨がPSISを基準として後方に下がりながら外側に開きます。

AS + IN = ASIN
寛骨がPSISを基準として上前方に動きながら内側に入ります。

AS + EX = ASEX
寛骨がPSISを基準として上前方に動きながら外側にも開きます。

コンパウンドリスティング(Compound Listing)は時間の都合上、説明のみ。
何より大切なことは無理のない安全なセットアップ。体幹を捻じらないよう注意。

■参加された皆様の感想


  • リスティングを勉強していこうと思いました。
  • セミナーに出られてよかったです。とても勉強になりましたが難しかったです。骨盤ケアはテーマです。これから熟知できたらと思います。本日はありがとうございました。
  • 浮腫の感覚など触ってもすぐにはなかなか難しい部分はありましたがここまで細かくリスティングを勉強できてよかったです。
  • むずかしかったけどわかりやすかったです。またセミナーをやってほしいです。ありがとうございました!
  • 実技中心で大変ためになりました。
  • ありがとうございました。役に立つと感じております。

2017年7月17日セミナー開催報告

「ほんの少しの刺激を与えるだけの多次元操体法」
  講師 大内和幸先生 南福島整体院

■地元の福島で開業


本日は現在、私が学ばせて頂いている「仙台やすらぎの杜整体院」の上川名おさむ先生が主宰されております「多次元操体法」の世界をお伝えしたいと思います。
私は大川学院を2004年4月に卒業しました。その年の9月に地元の福島市で開業し今年で12年目になります。

講師の大内和幸先生(南福島整体院)

今でも憶えていますが、在学中に大川先生から「いろいろと修行したり、経験を積んでからではなく、いつまでも勉強していないで開業してください」という話を頂いたんです。その言葉があったので私は卒業してすぐに開業しました。
その後にいろいろな勉強をして12年になりますけれども、いまだにセミナーなどに出させていただいています。あの時の大川先生の言葉がなかったら「腕に自信がついてから開業しよう」と考えたと思うんですが、この大川先生の言葉に助けられて開業しよかったと今は思っております。

■本日の内容


操体法とはどのようなものか説明いたします。
基礎の操体をおこなう上で役立つワークもやります。「これだけでも体が変化する」ということを体験していただきます。

「自分の存在を消す」他、3つのワークでからだが変化するかを練習
お互いペアになってワークを練習しあう参加者の皆さん

操体が熟練すると体が自ずからアクロバットにグーッと気持ちよさを味わって動いていくんですが、感覚が磨かれないと、まずあのようには動きません。よって今日はそのようなことはやらず「ちょっとのことでこれだけ体が変わるんだ」ということをやってみたいと思います。
その後「院内の空間がよくなるしくみ」という自分がやっていることをご紹介させていただきます。患者さんが来院された時に「もの凄くいい空間ですね」「癒される空間ですね」と言っていただけています。

■操体法の動診「腕上げ検査」


からだの動きを施術者と患者さんとが共有することが大切です。
施術後に「腕が挙がるようになった」ということをビフォーアフターとして再度確認します。挙がりやすくなれば患者さんは満足されます。
「〇〇さん、自分と同じくらいの力で上まで横から腕を挙げていって下さい」
「自分に手に伝わってくる感覚でもここで硬くなって止まります」
「〇〇さんもここからは上に挙げづらいという感覚はないですか?」
「ギューッと強く挙げれば挙がるんですけれども、自分の手の感覚ですと今のところで止まってしまいます」
「これを患者さんと共有していただきます」

操体法の動診「腕上げ検査」

■どの体勢が一番楽か


「脚を伸ばした状態で体はどこか辛くないですか?」
操体をおこなう上では「どの体勢が一番楽か」を重要視します。「肩が痛い」「腰が辛い」という状態でおこなうとからだの変化は出にくくなります。
「横向きが楽なのか」「うつ伏せが楽か」それとも「脚を伸ばしているのが楽なのか」「曲げた方が楽か」楽な状態から操法をおこなうのが基本です。

楽な状態から操法をおこなうのが基本

■バランスが大切


人間のからだはまったくの左右対称でなくていいんですが、左右対称に近い方が動きもよりよいと考えます。
「右に倒します」
「〇〇さん、きつさはありますか?」
「あります」
「どの辺がきついですか?」
「左の腰あたりです」
「次に左に倒します」
「こちらはどうでしょうか?」
「こっちの方が楽です」
患者さんと動きの状態を共有します。この時、施術者は「どちらに倒しやすいか」「倒しにくいか」を手の感覚でもつかんでおくようにします。

操体法の動診「膝倒し検査」を実演

■からだ全体を整えていった結果として部分がよくなる


患部、悪いところはいったん脇に置いておきます。
からだ全体を整えていった結果として部分がよくなるということをやります。
下の方から攻めていきます。足は人間の土台ですので足の方から徐々にとっていって、それでも取り切れない場合は患部に直接いくという流れです。まったく患部に触らない場合もあります。
操体法とは「患者さん自身が気持ちよく感じられる刺激を味わう」ことで「 痛みや体の歪みが解消する」という不思議な療法です。

操体法は、患者さん自身が気持ちよく感じられる刺激を味わうことで痛みや体の歪みが解消する

■参加された皆様の感想


    • 教えて頂く内容、特に細かいポイントが凝縮されていて勉強になりました。講義も深すぎずわかりやすくお伝えしていて勉強になりました。またお願いします。
    • 話もわかりやすく面白かったです。先生の一生けん命に伝えて下さる熱意まで伝わり大変勉強になりました。自分(術者)が治すのではない、クライアントの自然治癒力で治る。整体で人生が変わる・・・!奥深い世界なんだとあらためて感じました。
    • 最近手技にこだわっていたのですがやっぱりこれかなーと思っています。今日のエネルギーヒーリング、この言葉は自分がカイロから今日までつきつめてきて感じていたものです。本当にこの勉強はありがたいです。
    • とても楽しく分かり易く先生の人柄が良く出ていたセミナーでした。もっと練習して患者さんに寄り添いながら施術家としてやっていけたらと思えました。
    • ますます操体法に興味を持ちました。
    • 初めての療法で新鮮でした。結果の出方にオドロキました。
    • 理屈ではない技術だとは思いますが、変化をすぐに実感できました。少しずつとり入れて患者さんに喜んでもらいたいと思います。
    • 以前操体法を習ったのですが、自分の体の変化がわかりづらかったのですが、大内先生は説明もわかりやすく変化を感じることが出来ました。セミナーに参加してよかったです。ありがとうございました。
    • 実技中心で良かった。
    • nice!
皆さんのところをまわり、大内先生も直接指導!

■セミナー後の大内先生からのメッセージ


――今回のセミナーは、北は青森県から南は愛媛県まで、 日本全国からたくさんの方がご来場されました。 喜びの声も多くいただきました、セミナーを終えて、 現在のお気持ちはいかがですか?
大内)「あ~、終わったな~」というのが実際の感想です。お伝えしたかったことが上手くお伝え出来たのか? 皆様のなかに1つでも心に届いたのか? 私のいまの拙い伝達力なかでも全力を注いだつもりです。
また後半、時間が押してしまい楽しみにしていただいていた手技や考えていた内容が出来なかったことが悔やまれます。

 ――「そのままでいいんですよ」という大内先生の一言がきっかけで 表情も体調もみちがえるほどよくなったという 女性のクライアントさんの実例のお話がありました。「心」と「 からだ」の密接な関係をあらためて感じました。からだは正直で、 抑えているつもりでも 心の無理はいずれどこかにひずみとなってあらわれるということで しょうか?
大内)痛みや病気などは「何かが間違っていますよ」という体からのサインだと思うのです。「息・食・動・想」の橋本先生の考えもお話させていただきましたが、その中のどれか一つが十分だから健康だというわけではなく、互いに相関しているということですね。
上記の女性は「頑張らなくちゃ、頑張らなくちゃ、もっと頑張らなくちゃ」と自分を追い込んでいた思いが「そんなに頑張らなくていいんだよ」と体に痛みとしてサインを送っていたのではないかと思うのです。
操体法で心地よさを味わって「頑張らなくていいんだ、頑張っているのだからそのままでいいんだ」と気づいたときに「カラダさんがわかってくれた」とカラダの痛みから解放されたのではないかと思います。

 

――「やさしく触れるだけで、からだは変化する」。 大内先生はその点はほんとうに徹底されていると感じました。「 触れ方」については、大川学院のインターンの時、安藤崇先生からも教わったと伺いしました。 基礎の部分で学院はちゃんとお役に立てているのですね。
大内)在学中に安藤先生からはとても教わることが多かったのです。そのときに触れ方の大切さを教えていただきました。「やさしく触れるだけでもヒトのカラダは変わっていく」ということを、その時から実感していました。また大川学院での基礎が現在の臨床でも生きていることは言うまでもありません。(^^♪
このたびは大川先生、事務局の小梨先生には大変お世話になりました。またたくさんの先生方に参加していただいて、とても嬉しく感謝申し上げます。
大内先生を囲み記念撮影! 

2017年3月20日セミナー開催報告

「ガンコな便秘と、ある腰痛との関係を解き明かす!!」
  講師 田中喜浩先生 鎌倉整体院グループ 代表

■付属院の起ち上げ

田中喜浩先生は大川学院の第2期の卒業生。2001年の入学当時は、東五反田のビル9階に教室があり授業をおこなっていました。生徒の皆さんが習ったことを実践するにはインターンをおこなう現場が必要。しかしまだ開校して日が浅い学院にはその場所が不足していました。
まだ学生だった田中先生ですが、白羽の矢が立ち、学院併設の付属院を安藤崇院長(現とごし銀座院)と二人で起ち上げることになったそうです。

JACM 日本カイロプラクティック医学協会 田中先生セミナー風景
田中先生の講義風景

■試行錯誤の毎日

付属院を開院したはよいものの、なんといっても場所が「ビルの9階」。どうすれば患者さんに来ていただけるのか、来られた方に満足していただき、また来ていただけるのか、試行錯誤の毎日だったそうです。

■直営院の院長として活躍

やがて田中先生は直営院の逗子院の院長に抜擢されます。
すると、低迷気味だった院を患者さんは少ない月で約600名、多い月で約1000名のご来院まで増やし、売り上げも400万円/月に迫る大川グループ随一の実績をあげるまで活躍されました
躍進の秘訣について尋ねると
「スタッフの皆さんが素晴らしかった。私一人だけではもちろんできるわけもないですから」
とのこと。チーム力の大切さを述べておられました。

JACM 日本カイロプラクティック医学協会 田中先生セミナー風景
腰痛を発生させるトリガーポイントについてパネルで確認

■スタッフの育成で心掛けたこと

田中先生は当時、どのようにスタッフを育成してこられたのでしょうか? セミナーではこう話されていました。
「『何事も深く掘り下げなさい』といつも言っていました。簡単に答えを教えてもらっては『ああそうですか』で終わり、そこから先、何も見えてこない。どんなことも意味があって原因がある。深く追求すれば見えてくるものがあるんです」
そのような指導をされたのはご自身の経験からだったそうです。
「私が安藤院長と付属院を起ち上げた時は誰からも答えを教えてもらえなかった。だからいつも考えていました。それが自分の力、肥やしとなって、ある程度の結果を残せる力になったのだと思います。深く、深くやってきただけの話で、私や安藤院長だけが出来るのではない。皆さんにも出来ます。このセミナーはそのトレーニングです」

JACM 日本カイロプラクティック医学協会 田中先生セミナー風景
腰椎CMTを安全におこなうポイントも説明

※今回のセミナーのテーマは「便秘と腰痛」。便秘についての基礎知識から、予防法、手技療法家として出来ることについて、早速、参加者の皆さんといっしょに考えていくスタイルで講義は進んでいきました。

■参加された皆様の感想


  • 心構え、基本的なことが聞けてよかったです。患者さんに関心を持ち、お話しをするにも知識を一歩さらに深めていくよう心がけていきます。全体的にわかりやすい言葉で理解しやすかったです。
  • 1つのことを掘り下げる。無関心でないこと。経営するうえでの一番基本的で忘れがちな所です。受講して本当によかったです。
  • 便秘で悩んでいる患者さんに是非とも話したい内容がたくさんありました。ありがとうございました。
  • 絶対またセミナーをお願いします。今日は身近なことなのにうっかりではないですが・・・。意識の足りないところが反省でした。
  • 長く現場にいて基礎の手技や実技がおろそかになってしまっていることに気づきました。一流に近づけるように、プロとして当然やるべき努力を怠らないようにします。
  • あいまいにしない、深く追求する、細部をみる、専門知識を学ぶ姿勢を再確認できました。トリガーポイントセラピーの精度高めます。今後ともよろしくお願いします。
  • 基本の意識を確認させていただきました。ありがとうございました。
  • まだ学び始めた身として、少し早い内容のセミナーかと来るまでは思っていましたが、座学、実技も含め勉強になり、さらに今、学んでいる基礎的な面においても、その大切さを再認識することができました。ありがとうございました。
  • 大変わかりやすい経験のつまった資料を頂けてもっと勉強します。

2017年1月9日セミナー開催報告②

「土踏まずからの膝痛改善講座」
~靴・インソール炭酸を使ったアプローチ~
 講師 流岳史先生 流カイロプラクティック院

【①の内容

「当院の特徴」
「この業界に入るきっかけ」
「靴・炭酸に興味を持ったきっかけ」
「炭酸泉に入って驚いたこと」
「インソールとの出会い」

【②の内容

「足にできるタコやマメ、その評価と指導」
靴と足は面で接するのがの理想。足にタコやマメができるのは、靴と足が面ではなく点で接している証拠。靴が合っていない、靴ひもが緩い、歩き方に癖がある などの原因が考えられる。

「靴のヒモの縛り方」
ヒモを結び直すとどう変わるのか。またお客様にの大切さをどう伝えるか。当院ではわかりやすく例え話を使っている。

「正しい靴の選び方」
間違った靴選びが足を捻って使う原因となり、膝の痛みを引き起こしていることがある。いくらよい施術をしても正しい靴を選んでいないと根本的な痛みの解決には至らないことがある。

【③の内容

「インソールで重要視しているのはアーチサポート」
 アーチサポートが土踏まずのアーチが支えることで歪みを防ぐ。

「当院で市販品を扱っていない理由」
「オーダーメイド矯正インソールの作り方」
「からだの状態でアーチの形も変わることを体感」
「Bi-opのオーダーメイドインソールの特徴」

【④の内容
 
「足の解剖学」
「土踏まずの崩れが全身の歪みに伝わるメカニズム」
「正しい靴(革靴・スニーカーとヒール)の選び方・履き方」
「炭酸の効果解説」
「距骨下関節の評価と主訴部位の関連付け」
「バランスポイントを使った立ち方・歩き方とその指導法」
「炭酸を使った施術デモ」
「炭酸足浴の作り方」

【⑤の内容

「評価・施術のポイント」
 足首の内・外反や重心の動揺をみる。
 バランスポイントとは?
 歩行の観察のポイント。

「脚をまっすぐ使えなくなっている原因を探る」

「足首のニュートラルポジションとふくらはぎの関係」
 つま先が外側にずれるとふくらはぎの機能は落ちる。

「実技 足底押圧」
 手技はアーチの復元をイメージしておこなう。
 アーチが崩れている方は硬結を持っていることが多い。
 曲がっている指があれば伸ばすように手技をおこなう。
 中足骨の間もほぐす。
 腱に対してもアプローチ。

「正しい歩き方の準備運動②」
 半歩ウォーキング

2017年1月9日セミナー開催報告

 「土踏まずからの膝痛改善講座」
 ~靴・インソール炭酸を使ったアプローチ~
   講師 流岳史先生 流カイロプラクティック院

■当院の特徴

当院は施術の補助ツールとして「炭酸ミスト」を使ったり、「オーダーメイドのインソール作製」を特徴とした「膝の痛み」に専門性を見出している治療院です。このような特色の中から皆さんに明日からでも使えるエッセンスをお伝え出来ればと思います。

流先生(流カイロプラクティック院 院長)

■整体に興味を持ったきっかけ

私は学生時代に陸上競技400mハードルを専門でやっていました。たまたま強豪チームに所属していたのですが、地区予選で腰痛や肉離れを患い最後までついていくことができず、チームの裏方役に回ることになりました。そこでマッサージなどを覚えて整体の仕事に興味を持つようになりました。

■靴と運動との関係

今日のテーマの一つは「靴」ですが、興味をもったきっかけとして学生時代にこういうことがありました。
陸上選手はアップのときと本番で使うスパイクが違います。結構、靴を履き替えるのです。その時に面倒だからといって靴ひもを緩くしていると走りづらくなりますし、手間がかかっても結びなおした方が走りやすくなります。靴はきちんと履くことで靴の機能を運動能力に転化できるということを身をもって体験したのです。
この「靴」と「運動」との関係を、近年はさらに整体につなげるようにしており、それが今日お話する内容です。

プロジェクターで靴の選び方、からだへの影響などを解説

■炭酸の効果に驚く

大分県の長湯温泉という炭酸濃度が日本一の温泉があります。その温泉へ行き、入浴前後にストレッチしたところ、柔軟性が大きく変わりとても驚きました。鎖骨まわりの大胸筋や小胸筋、鎖骨下筋、こういう場所はなかなかほぐれにくいところなのですが、それがお風呂に入っただけでやわらかくなってしまったんです。
この体験から「炭酸を施術に取り入れられないか」と考え、スーパーで買った炭酸水を霧吹きで吹きかけて施術してみたり、いろいろと試していました。
その後、ある美容業界の方から小顔エステで使っている炭酸ミスト機を紹介してもらう機会があり、当院でも使ってみることにしました。

整体と組み合わせている炭酸

■幸運な出会い

「靴はしっかり履いた方がからだの機能が向上する」ということが体験的にわかっていたのですが、開院当初はまだ患者さんに詳しい説明などができないでいました。
一般的に靴業界の方は、健康よりもおしゃれが優先になってしまう傾向があります。私は、からだを診ることが専門で、さらに靴やインソールにも強い先生を探していました。
するとラッキーなことに、自転車で10分位のところにある整骨院の先生がオーダーメイドのインソールを作っているという話を耳にし、その先生と私の間に入ってくださる方がいまして指導を受ける機会に恵まれました。

■膝の痛み専門院

2015年7月にはBi-opのオルソティックアドバイザーとフットマスター資格を取得しました。Bi-opというのはカナダの義肢装具メーカーです。
オルソティックは装具を使ってからだを調整するというような意味で、そのアドバイザーというのは、要するにBi-opの代理店資格ということです。当院で足の型などのデータを集め、それらをカナダのBi-opに送りオーダーメイドのインソールを作ってもらいます。
資格をとってからは、炭酸を使った施術とホームケア、それからオーダーメイド矯正インソールの製作を他の競合の治療院さんとの違いとして打ち出し、膝の痛み専門院として活動しています。
今日はインソールを使うと患者さんのからだがどのように変化するのかをお話したいと思います。また、インソールを使いこなすためには靴選びが大事なのですが、その靴の話もします。なかなか普段は聞けない内容だと思います。

オーダーメイドのインソール
流カイロプラクティック院は膝の痛み専門に特化した整体院

■参加された皆様の感想


  • 足の使い方、ニュートラルポジションについて深く学べました。これから患者さんにも伝えていこうと思います。
  • 炭酸足湯などの実演がとてもよかったです。
  • 膝痛に対して自分にたりない所が確認できました。
  • 理解していたけど忘れていた事をいろいろ思い出せ、自身の患者さんたちへフィードバックできる内容で大変よいセミナーでした。
  • 自分自身、膝、足底の痛みを持っていたので、今後学んだことを自分にも患者様にも活かしていこうと思います。ありがとうございました。
  • 何気なくデザイン等で決めていた靴選びがすごく大事なことに気づかされました。ニュートラルポジションやアーチの重要性をあらためて知る機会となりとてもよい講義でした。ニュートラルポジションを考えた施術、炭酸水を明日からでも試したいと思いました。
  • 足の治療に関して以前から興味がありました。インソールや炭酸を使用するのはおこなったことがなかったので大変勉強になりました。歩き方やバランスポジションの指導はすぐに治療に組み込んでいこうと思います。
  • 初講義お疲れ様でした。施術法やアフターケアなど流先生の持っているツールをあますところなく、おしみなく出していてスゴイと思いました。私の気持ちを代弁していただいたような気がしてうれしかったです。
  • 9月から患者さんを担当するようになったのですが、主訴が膝の患者さんの担当をまだやっていなかったのでかなり勉強になりました。また機会がありましたらよろしくお願いいたします。
  • 今日はありがとうございました。熱い思いが伝わってくるようなよいお話でした。自分自身足が歪んでいるのでバランスを意識しなおします。


「当院の特徴」 「この業界に入るきっかけ」 「靴・炭酸に興味を持ったきっかけ」 「炭酸泉に入って驚いたこと」 「インソールとの出会い」

「足にできるタコやマメ、その評価と指導」 靴と足は面で接するのがの理想。足にタコやマメができるのは、靴と足が面ではなく点で接している証拠。靴が合っていない、靴ひもが緩い、歩き方に癖があるなどの原因が考えられる。
「靴のヒモの縛り方」 ヒモを結び直すとどう変わるのか。またお客様にの大切さをどう伝えるか。当院ではわかりやすく例え話を使っている。
「正しい靴の選び方」 間違った靴選びが足を捻って使う原因となり、膝の痛みを引き起こしていることがある。いくらよい施術をしても正しい靴を選んでいないと根本的な痛みの解決には至らないことがある。

「インソールで重要視しているのはアーチサポート」アーチサポートが土踏まずのアーチが支えることで歪みを防ぐ。
「当院で市販品を扱っていない理由」
「オーダーメイド矯正インソールの作り方」
「からだの状態でアーチの形も変わることを体感」
「Bi-opのオーダーメイドインソールの特徴」

「足の解剖学」 「土踏まずの崩れが全身の歪みに伝わるメカニズム」 「正しい靴(革靴・スニーカーとヒール)の選び方・履き方」 「炭酸の効果解説」 「距骨下関節の評価と主訴部位の関連付け」 「バランスポイントを使った立ち方・歩き方とその指導法」 「炭酸を使った施術デモ」 「炭酸足浴の作り方」

「評価・施術のポイント」 足首の内・外反や重心の動揺をみる。バランスポイントとは? 歩行の観察のポイント。
「脚をまっすぐ使えなくなっている原因を探る」 「足首のニュートラルポジションとふくらはぎの関係」 「実技 足底押圧」「正しい歩き方の準備運動②」

2016年9月19日セミナー開催報告①

大川カイロプラクティックセンターとごし銀座院セミナー
 「カラダの使い方を磨こう!」
 講師 安藤崇先生(とごし銀座院院長)

■今あるものをうまく活かせていない?

今日は皆さんが知っていることを深く掘りさげていきます。「何かうまくいかないな」と感じるときは、実は足りないのではなく、今あるものを活かせていないのかもしれません。
最初に手順通りのR2(大川メソッドの筋肉緩和操作)を実演します。R2は学院で一番はじめに習う手技。もし何年もR2をやったことがないという人がいたら久しぶりにやってみてください。きっと何かしら発見があると思いますよ。

基本の大切さを説明する安藤先生

■自分のからだの使い方を高める

R2の三方牽引を上手におこなうとどうなるか、やってみましょう。いつもより時間かけてジワーッとおこなう。これだけでも腰はだいぶリラックスします。
腰椎が伸展位で固まっている緊張の強い方がいますけれども、その場合、三方牽引といっても無理矢理、力で「押す」のではなく、手は骨盤のところに置いているだけ。余計なことはしません。床側に巻き込むような、円を描くような「イメージの力」で手技をおこなうといいです。
「よくわからない」という方がいますけど、そういうものですよ技術というのは。派手にパフォーマンスとして見せるのはいつでも出来る。でも今日はこのような「地味なことをいかに上手にできるか」がテーマなんです。
世の中には沢山の技術がありますけど、基本が出来ていればたいしたことはない。どんな技でも見れば真似できるというところまで、自分のからだの使い方を高めたいものです。

■反発を感じたら押さずに「待つ」

三方牽引ですが、皆さん、たいてい自分が主体となって「患者さんを動かそう」とします。でも患者さんは、その受けている感じが「嫌だな~」と感じたら、元に戻ろうと反発します。術者が「こっちだ~」と負けずに押したら余計にです。普段から緊張されている方が多いですから尚更ですよね。
患者さんの呼吸を読み取りましょう。呼吸に合わせて手を当てます。
「こっちに動かすと気持ちいいですよ~」という感じで誘導していく。牽引といっても「引っ張る」のではなく「滑っていく」イメージ。「こっちの方が楽ですよ~」と。
受けていて「その方向がいいな~」と感じられれば、体は勝手にそちらへ傾いていくんです。もし反発が感じられたら押すのではなく「待つ」。緩むまで手をただ置いておくんです。

■手技で手が自由自在に動くように

R2の一番のポイントは手のコンタクト面を大きく使って患者さんのからだをほぐすことです。母指だけでグリグリ動かす人がいますけれども、それはあまり上手なやり方じゃない。せっかく大きな手があるのに有効に使っていない。
手技で手が自由自在に動くよう、手・指を柔らかくしておくことも必要。患者さんのからだって凸凹していますよね。曲線です。自分の手もそれに合わせて変化させなければなりません。
手が硬い人はそれができないから当たりがカチカチッと硬い。せっかく機械にはできない人の手のよさというのがあるのに勿体ない。

■「よかった!」と言っていただけるように

「R2で奥の筋肉は緩められないのですか?」との質問がありました。そんなことないです。患者さんがリラックスすれば深部の筋肉も緩んできますよ。
僕らの場合、手技だけでなく、そこにさらに患者さんとの会話が入ります。話をすることでよりリラックスできることがあります。R1・CMT・R2と流れがあるけれど、すべてひっくるめて「治療」と考えています。「来てよかった!」と言っていただけるように。ですから、R2も大切なんです。

■R2を通じてCMTが上達する

R2の大腿外側押圧のフォームは何か他の手技の形に似ていませんか? そう、実は腰椎CMTのフォームと同じなんです。ポンと圧を加えればCMTになります。
大腿外側押圧をやっているとCMTで使うボディドロップが上達します。体の使い方が全く同じですから。こういう意識でもR2はおこなうといいんです。
足底押圧もです。胸椎のCMT、CBTPの形と同じですね。やはりボディドロップが上手くなります。コツは動作に伴って頭が動かないこと。ぶれない軸を作ることが大切です。

胸椎の屈曲CMT(チェスタードロップ)の練習方法を説明

■基本が沢山つまっているR1

次はR1(大川メソッドの筋肉緩和操作、トリガーポイントセラピー)の実演です。いつもやっているR1でも、外からみると意外と発見がありますよ。この手技にはからだの使い方の基本が沢山つまっている。
基本の型って誰でもできますよね。でも、患者さんは同じものを受けていても、全然違うもののように感じることがある。どうしてでしょうか? 真剣に、あらためてこの基本をやってみて気づくことがあるとよいですね。
2指5指を散開する。僕の場合はパラボナアンテナのイメージということでよく教えています。四方八方に指をワッと広げると安定し指が動かなくなる。2指~5指がグリップとして効くんです。
押圧する前の皮膚のたるみ、スラックは7割とるのがちょうどいい。とりすぎは圧迫感を感じます。
どれくらいの圧で押せばいいのか? これは人それぞれ好みがあります。受け慣れているかどうかや、体格の問題もあるので、もしわからなければ患者さんに聞くのが間違いない。僕らは調節さえできればよいのだから。
慣れていない患者さんがあまりにもきつい圧を受けると緊張がとれなくなります。新規の方には僕は圧の強さは聞くようにしています。10年以上やっていてもこれが正解というのはない。人によって全然違いますから。

■参加された皆様の感想


  • 初心に帰れてとても勉強になりました。もう一度、学院へ入学したスタートを思い出して、一つ一つ確認してみようと思います。
  • 安藤院長のR2が自分が普段やっているものと全然違ってショックでした。
  • 基本の”キ”とも言える内容でもあり、とても人間味あふれるセミナーでした。理屈も大事だけど、もっと大切なことがあるというのを再認識できました。
  • R1、R2をはじめて学んだことを見直すいい機会になりました。もっともっと自信を持って現在の施術に取り入れたいと思います。ありがとうございました。
  • 忘れていたことを思い出しました。体に無理に施術していたと実感し反省できてよかったです。楽しい話が沢山あり患者さんとのコミュニケーションの大切さを改めて感じました。
  • 患者さんの施術時間中の気分や体の使い方、動かし方の指導へもっと意識を持って施術にあたっていこうと思いました。とても参考になりました。
  • 新しいものを取り入れるのではなく、あるものをちゃんと使う、という考え方に賛同します。どうするかではなくて、どんな目的をもって行うかが大事だということを再認識しました。難しいのは覚えることやることではなく、同じこと、シンプルなことも何度も繰り返すこと。改めて気付かせていただきました。
  • 今日のセミナーは安藤院長にしかできないものですし、それが同じグループで働いている私にとっての一番の勉強になるものだと思いました。生で見れて感じれて良かったです。
  • 患者さんの身体と対話すること!施術者の押し付けであってはならないと改めて思いました。毎回同じ施術で患者さんが新しいことを求めているのではないかと不安に思っていましたが、自信を持って大川のルーティーンを深めていこうと思いました。

2016年8月11日セミナー開催報告

「なかなか治りづらい手首内側の痛み TFCC損傷への対応法」
 講師 島本幸一先生(しまもと整体院 院長)

『なかなか治りづらい手首内側の痛み TFCC損傷への対応法』日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

↑↑↑ 現在、愛媛で整体院を経営している島本先生。患者さんがどのエリアから通ってこられているのか商圏を説明。ほとんどの方は車で来院されるため駐車場の確保が必須。

『なかなか治りづらい手首内側の痛み TFCC損傷への対応法』日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

↑↑↑ この他、転倒などの事故がきっかけで発症したケースもあり

『なかなか治りづらい手首内側の痛み TFCC損傷への対応法』日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

↑↑↑ TFCCとは三角繊維軟骨複合体(Triangular Fibrocartilage Complex injuries)のことで、手関節尺側の三角線維軟骨と、その周囲の尺側側腹靱帯・掌・背側の橈尺靭帯などの軟部組織を合わせた呼び方。TFCCの役割は、遠位橈尺関節と手根骨間の安定性維持と、手首外側にかかる衝撃吸収。

『なかなか治りづらい手首内側の痛み TFCC損傷への対応法』日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

『なかなか治りづらい手首内側の痛み TFCC損傷への対応法』日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

↑↑↑ 第一にケアすべき筋肉は「尺側手根伸筋」。まずは触診練習。手首内側に痛みが出ている人は、たいてい尺側手根伸筋が石のように硬くなっている。筋肉を捉えたら圧を加えてみる。自分の体で練習を繰り返す。

『なかなか治りづらい手首内側の痛み TFCC損傷への対応法』日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

↑↑↑ 次はペアを作り相手の方に試す。「効かす圧が入れられるかどうか」がポイント。

『なかなか治りづらい手首内側の痛み TFCC損傷への対応法』日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

↑↑↑ 各ペアを見回り島本先生がそれぞれの方にアドバイス。

■参加された皆様の感想


・講師の実体験を含んだ説明だったので説得力があった。現場ですぐ使えるので非常に参考になった。
・一つの症状にここまで深く考えるべきと気づきました。
・院に帰って練習して実際に患者さんに施術できるようになりたいと思います。
・手首の痛みは腕の筋肉を押して治療していましたが「筋肉の端から端までおこなう」「ストレッチしながらおこなう」など、今まで思いつかなかった事があって興味深かったです。
・TFCCについての知識はもちろんですが、技術の試行錯誤の大切さをしる学びの多い1日となりました。今日の復習をしながら理解を深めたいと思います。
・一つの症状に特化したセミナーは的がしぼれてよいと思いました。

2016年7月18日セミナー開催報告②

「ナチュラルアーチメソッド講座」

ダイジェスト版動画です。 講師は街のカイロプラクティックセンター下北沢院(池ノ上三浦良泰先生です。

■ 院の紹介・セミナーのポイント

■ ギックリ腰のメカニズム、椎間板ヘルニアとは? 痛めやすい背骨の2つの部分とは?

2016年7月18日セミナー開催報告①

街のカイロプラクティック院流
 「ナチュラルアーチメソッド」講座
 講師 三浦良泰先生(街のカイロプラクティック院代表)

 『ナチュラルアーチメソッド』講座/日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

↑↑↑ 講師の三浦良泰先生(街のカイロプラクティック院代表)の記事が掲載されている雑誌類です。

 『ナチュラルアーチメソッド』講座/日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

↑↑↑ 午前中は「首肩・腰の痛みとその関連痛の法則」「プランディング」について解説

 『ナチュラルアーチメソッド』講座/日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

↑↑↑ 最近は小学生の子供さんの来院が増えています。原因は下を向く時間がとても多くなったから。学校で一日中背中を丸めて座り、学校から帰ってもスマホ、ゲームで下をずっと向いている。顔をあげる時間が少ないため、背骨の負担が想像以上に増しているとのこと。

 『ナチュラルアーチメソッド』講座/日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー
↑↑↑ 街のカイロプラクティック院の「オリジナルクッション」。施術者は背骨のカーブを正しくするナチュラルアーチメソッドがおこないやすくなり、患者様はうつ伏せでおこなうセルフケアに使います。購入希望の方は「街のカイロプラクティック院」へお問合せください。

 『ナチュラルアーチメソッド』講座/日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

↑↑↑ 午後は実技中心。動作テストを練習。

 『ナチュラルアーチメソッド』講座/日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

 『ナチュラルアーチメソッド』講座/日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

↑↑↑ うつ伏せでおこなうナチュラルアーチテスト。多くの方が腰部から殿部・大腿や下腿へ関連痛を飛ぶ(遠位化)のを体験。

 『ナチュラルアーチメソッド』講座/日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

↑↑↑ 急性腰痛で来院された患者さんへどう対応しているかを実演

 『ナチュラルアーチメソッド』講座/日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

↑↑↑ 実技を練習する皆さん

 『ナチュラルアーチメソッド』講座/日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

↑↑↑ 講師の先生の手技を実際に体験できるのもセミナーの醍醐味です!

■参加された皆様の感想


・患者さんと信頼関係を持つうえでの対応の仕方(しぐさ、言葉使いなど)がとても参考になりました。
・腰痛の遠位化の話が理解できてよかった。
・座学・実技ともにわかりやすかったです。患者さんの思っていること(心の声)と術者の思っていることを交えて話されていたのでより実際に近い状況を思い浮かべることができ、理解しやすかったのだと思います。とても伝わりました。
・ご自身のスキルを出して見せていただけた事が嬉しかったです。
・たくさんの患者さんをみてこられたのだなと思いました。とてもわかりやすかったです。
・基本は大切とあらためて感じました!ありがとうございました。