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2017年10月9日セミナー開催報告

大川カイロプラクティックセンターとごし銀座院セミナー
「カラダの使い方を深める!」
 講師 安藤崇先生とごし銀座院院長

■講義内容


1年ぶりの安藤崇院長のセミナー。今回は「仕事」としてのカイロプラクティックを深く掘り下げていきました。システマのエッセンスを取り入れた生活習慣の改善アプローチほか、認知行動療法、森田療法、アドラー心理学などの活用法も紹介。「患者さんとの向き合い方についてとても参考になった」との喜びの声が多いセミナーとなりました。以下が主な内容です。

講師を担当した安藤崇院長(とごし銀座院)/日本カイロプラクティック医学協会
講師を担当した安藤崇先生(大川カイロプラクティックセンターとごし銀座院 院長)。参加された皆さんへのメッセージ→『質問があればお答えしますので、お気軽にご連絡ください』

◎体のバランスを体感する
 視界が変わるだけで変化する
 呼吸によっても変化する

◎呼吸の力を使った姿勢矯正法
 3回の呼吸で姿勢を変えてみる

◎私が考える「正しい姿勢」
 緊張するポイントは人それぞれ違う
 その改善の仕方

◎患者さんの主訴とどう向き合うか?
 話を聞くときに大切な「共感」と「共有」
 症状の変化に一喜一憂しない
 目標をどこにもっていくか?

◎自分の手、言葉で相手をコントロールしようとは思わない
 やがて行き詰まる

◎感じる練習
 手を当てて呼吸を合わせてみる

からだの変化を感じる練習/日本カイロプラクティック医学協会
手を当てて患者さんのからだの変化を感じる練習。呼吸も合わせていく。
参加者の皆さんの練習風景/日本カイロプラクティック医学協会
お互いがペアになってからだの変化を感じる練習

◎痛みが出る原因
 外的な負荷だけではない

◎ウェイトトレーニング
 そのメリットとデメリット
 「効かせ癖」の弊害

◎楽に動ける「身体動作トレーニング」
 椅子からの立ちあがりで練習

◎「かばい癖」とは?
 体の動きにブレーキをかける
 「かばい癖」の取り方を歩き方を使って練習

◎システマの4原則とは?

◎考え方の癖「スキーマ」を見直してみる

◎感情とは?
 認知行動療法と森田療法の捉え方の違い

◎なぜ「不安」や「心配」は減らないのか
 「痛み」に置き換えて考えてみる

◎当院の最終的な目標は「予防で通ってもらうこと」ではない

◎アドラー心理学の活かし方
 この仕事は自分自身が商品
 どう自分を高めていくか

実技練習風景/日本カイロプラクティック医学協会
実技練習も織り交ぜながらの講義。体勢をいろいろ変えながらも圧を一定に保つ練習をしているところ。この課題ができると、やわらかい圧の入れ方が可能になる。

■参加された皆様の感想


  • いつも安藤院長のお話を聞くと初心に帰ることができ、これからも頑張ろうと元気づけられます。今回も考え方の講義が多かったですが、なるほどなぁと思うことがいっぱいありました。ありがとうございました。
  • この仕事はやはりミッションのとらえ方が大事で、その中に手技のテクニックも含まれるということですね。全人的なアプローチの大切さ、大変勉強になりました。
  • 精神面の対人対応がより参考になりました。
  • 認知行動、これは役に立つ。認知行動療法、システマ、レリゴー!
  • とてもおもしろかったです。もっと実技的な要素のセミナーをイメージしていましたが手技の内容、結果、今は自分の手技を受けて患者さんはどういう気持ちなのか等、施術の前、中、後に及び、結構深く考えたり、落ち込むことが多いので、安藤院長の話を聞いてとてもホッとした自分がいました。頸部CMTの応用の所でも触れられている手がとてもやわらかく感じ、いつも指先に力が入りすぎと言われる自分とは明らかすぎるくらい対極的でした。しかも、頸部を軽く動かして伸ばすだけで首のつらいのが取れたのも感動的でした。また講義されるときは是非受講したいと思いました。
  • 自分が悩んでいたことに対するヒントがたくさん聞けました。たくさんメモしたので行き詰ったら見直します。どうもありがとうございました。
  • やり方よりも在り方の大切さをいつも学ばせていただいていますが、特に今回は長い時間をかけてより深く学ばせていただきありがとうございました。
  • 定期的な講義をお願いします。
  • 私自身対人という部分で得意ではなく、弱点だと思っています。今日一日ですっきりという訳ではありませんが、アイデアや自分を見直すきっかけと材料になりました。
  • 内容は少しむずかしかったけど治療家としてのあり方がわかる講義でとてもためになりました。
  • お疲れ様でした。自分が嫌でした。でも、これからはそんな自分を受け入れて、上手に相手と向き合える様になれればと思えました。ありがとうございました。
  • ICP(集中施術)などで、どうしても「治さなくては」と思ってしまいがちですが、あまりそこにこだわらない様にというスタイルはとても参考になりました。
参加された皆様の感想

セミナー前の安藤院長へのインタビュー③/2017年10月9日開催「カラダの使い方を深める!」

■R2を入れた三つ巴の関係はバランスがとりやすい


――なるほど。一人で頑張っている治療家の先生も多いですが、心からというケースですと、「1対1」では時には厳しいことがあるといいますか、「1対チーム」の方がお互い楽なのかなとも感じます。

安藤)そう、そうなんですよ。非常に思いますね。やっぱり「1対1」というのは逃げ場がないんでね。カウンセリングでもグループで、というのがあるんです。何人か集まり、患者さん同士で自分の悩みを吐き出し聞いてもらう。人が集まった方が話しやすいというか、1対1の方がいいという患者さんも、もちろんおられるんだけれども、時に行き詰ってしまうこともあり得る。自分自身もしんどくなることがあると思います。逃げ場じゃないですが、ちょっと横にそれるにはスタッフさんがいないよりは、いた方が楽でしょうね。

――この点はチームとして経営している強みでしょうね。

安藤)実はR2【一人の患者さんを前半(R1)、後半(R2)の2人で担当するしくみ】、これが大川メソッドのとても優れているところだと思うんですよ。治療者がいて慰安者がいる、患者さんとの三つ巴の関係はバランスがとりやすいんです。
例えば、私がR1に入ってもあまり話さない患者さんがおられるんですが、R2で他のスタッフに変わった途端、ワーッと話し始めたり。患者さん自身が使い分けているというか、院をどう使うかが段々わかってくるという。
前回のセミナーでも私たちの仕事を居酒屋を例にして説明したんですが、それに近いものがあるんじゃないかと。料理屋でいえば、主人がいておかみさんがいる。主人は料理を作って出すんだけれども、それが美味しければお客さんは満足する。おかみさんに話を聞いてもらえることで心はもっと楽になる。そのような関係が院でもできるといいのかなと思います。

■アドラー心理学は患者さんのためというよりも自分のために


――卒業生の方からの相談ということに戻りますが、一人で経営されている先生も、患者さんに本当によくなっていただけるよう、いろいろと工夫されているんでしょうね。

安藤)なにより自分自身がよい状態でいることは大切ですね。「人のために!」と頑張りすぎて、いつの間にかがんじがらめになってしまっている方がたまにおられます。「疲れちゃった」という治療者の方、時々おられるんですよ。「最近治療に入りたくなくて・・・、来て下さるのは嬉しいけど・・・」って。
「まずは休みなよ」と言いました。「予約も別に断ってもいいんだし、それは自分でバランスをとっていいんだよ」と。自分の時間も作るべきだと思いますよね。ただ一心不乱にやるんじゃなくて。継続していくには、心にゆとりが持てるくらいのペースの方がいいのかもしれません。

――施術者はいつも、よい心の状態を保っていたいものです。

安藤)結果が出ないと「まだ足りない!」って自分を責めてしまうことがあるんです。アドラー心理学は、どちらかといえば患者さんのためというよりも自分のためになると思います。私は自己受容という言葉を最初に聞いて勉強をはじめたんですが、自分自身すごく責めてしまうところがあるんです、「まだまだっ!」「出来てないっ!」って。それで段々と自分を傷つけるようになり、しまいには他人に対してもそういう言葉を吐いてしまったりする。
まずは自分を傷つけない、自分に対し厳しくしすぎないこと。それらをアドラー心理学で学ぶと非常に楽になれます。実はそっちの方がうまくいったりするんですよ。
学生時代、運動部などを経験しているとつい自分を虐めてしまうんです。短期的にはいいんだけれども長期的にはもたないですね。ついつい自分に厳しくする習慣を患者さんに押し付けてしまったりもする。お互いに「これぐらいでいいんだよ」というくらいの方がいい関係性が保てることがあります。疲れないし楽ですし、そのようなことをアドラー心理学から活かしていますね。

■考え方、見方を変える。当たり前のことを見直してみる


――アドラー心理学はこの数年ブームになっていますが、求めている人が沢山いるということなんでしょうね。

安藤)非常にシンプルなんですよ、内容は。フロイトやユングのように難しくない。個人心理学といって自分自身の在り方を変えれば変わってくるよという、哲学に近いのかな。寛容になるというか、受け入れやすくなるといいますか、自分自身をダメ出しするんじゃなくて「まぁいいんじゃない」と。

――本で読むだけでも違いますか?

安藤)違いますね。難しいことを勉強しなくても読むくらいでもいいと思います。性格は変えられなくても、考え方、見方を変えるだけで違うと。当たり前のことなんですけどね。その当たり前のことを見直してみるんです。それがまた、いろんな人の話を聞いてみると「それ仏教にもあるよ」と言われました。アドラー心理学は東洋的な思想にも近いんでしょうね。
このようなことも当日はお話します。「体の使い方を深める」といいましたが、体と心は一緒と考えれば、心の部分を深めるというのもありではないかと。

――なるほど。お話が思いがけず臨床でのとても興味深い部分にも入りました。セミナーが益々楽しみになりました。本日はお忙しい中、ご対応いただきありがとうございました。

セミナー前の安藤院長へのインタビュー②/2017年10月9日開催「カラダの使い方を深める!」

■「緊張し続けないこと」が重要


――システマは、究極的には「非常事態でも平常心を保てるようにするメソッドである」と聞いたことがあります。

安藤)そこまでの強いストレスですと、実際その場になってみないとわからないですが、ただ、システマの考えとしては緊張してはいけないということではないんですよ。何かあったら人は緊張するのが当たり前の現象なんです。「緊張し続けないこと」が重要で、「なるべく早くその緊張から普通の状態へ回復」していく。その訓練をするのがシステマなんです。

――なるほど。例えば心身症といいますか、心から体に症状が出ていると推測される方がおられた場合、これらは活用していけるものでしょうか。

安藤)心を変えるというのは私たちの仕事ではないし、なかなか難しいことです。でも、体の方から入ってあげて、結果的に心が少しゆとりをもてる状態になり、よい雰囲気でお話も出来るようになることがあります。まずは「落ち着いて」もらうこと。そして自分を見つめ直せるような状況を作ってあげるというか、一緒に作るということですね。

■「なかなか症状がよくならない」理由


――そのような患者さんに対してテクニックだけを追い求めても無理がある?

安藤)意識せず自然によい方向にいっていることもあるんです。施術のお陰で深くリラックスできて、患者さんも気がついたら心が楽になっていたと。手技だけでなく、施術者がよい言葉かけ、対応をし、それがよい結果に繋がっていることも実は多い。無意識におこなって効果を発揮しているわけですから、こちらがきちんとわかったうえでおこなえば尚更よいのかなと。

――沢山の患者さんをよくしていかれる先生というのは、その辺りが自然と出来ているんでしょうかね。

安藤)新人のスタッフさんでも意外と出来ている人がいるんですよ。R2(慰安操作)に入ったところ、患者さんがとてもリラックスされ、ぐんぐんよい方向に向かっていく。気がつかないうちに癒してくれる、そんな状況が作れればお互いよいと思いますね。
心身症という言葉が出ましたけれども、心身症に対しても今回はお話をしようと考えています。森田療法、認知行動療法、最近勉強したアドラー心理学など。私は専門家ではないんですが、これらを頭に入れておく、知っておくと役に立つよということです。突っ込んで勉強したければ専門のところに行った方がいいんだけれども、ちょっとした紹介ということですね。
心と体は切っても切り離せません。実際、十何年この仕事をやっていて、ご来院される方の多くは「心から体へ」という部分を含みます。それを表立っては言わないけれども、背景には何かあるのかなということを頭に入れながらやっていかなければならない。「なかなか症状がよくならない」という悩みは、そこも見ないといけないわけです。手だけでなんとかしよう、物理的、器質的なもので改善しようとしても、そこじゃないんですよね。見方を少し変えてみるといいのかなと思います。

■入り口の部分で私たちはお役に立てる


――今年の7月に開催した「多次元操体法」、大内先生のセミナーもご覧になられたそうですね。

安藤)ビデオで見させていただきましたが、面白いなと。自分の言いたいことの何割かがすでに入っていたので、セミナーでは重なってしまう部分があるかもしれません。私は操体法は使わないのですが、考え方としてはすごくいいなと思いましたね。

――結局「よくしていこう」と思えば、最終的には同じところにたどり着く?

安藤)そうなんですよ。森田療法や行動認知療法、アドラー心理学も結局似てくるんです。仏教もそう。人間が悩みから抜け出したい時にいろいろ考えるわけですから。専門家が見たら違うと言うと思いますが、一般の人からみればそんなに変わりはないのかなと。その手法がいろいろあるということですね、
一つ言えるのは、心の問題がサインとして体に出やすい人は、私たちのようなところがお役に立てるということです。神経症や心身症、本当にその入り口の部分ですよね。深いところに入ってしまうと、それはもう逆に触れない方がいい。病院で治療してもらうしかないんだけれども、ご来院される方の多くは、その入り口というか、体にサインが出ているよ、くらいの方たちです。
手技で症状を楽にして差し上げて、その中で自分自身との、また、自分のからだとの向き合い方をいっしょに考えてあげる。それは非常によいと思いますね。良好な人間関係にもなって長いお付き合いになることも多いんです。本来なら職場の人間関係や家族の中で解決できることも多いんでしょうけれども、なかなかそこがうまく出来ていないわけですから。私たちの仕事が一つのきっかけになればということです。

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セミナー前の安藤院長へのインタビュー①/2017年10月9日開催「カラダの使い方を深める!」

■「仕事」としての手技・スキルの活かし方を紹介


――10月9日(祝・月)の見所をお尋ねしたいと思います。はじめに2016年9月におこなった前回のセミナーについて、あらためて感想をお願いします。

安藤)協会でのセミナーは久しぶりだったので緊張しましたが、まあまあ上手くできたかなと。基本的なことをやり、皆さんには忘れていたことを思い出してもらえたのではないかと思います。何より楽しくやってくれていたのがよかったです。

――今回、皆さんに一番伝えたいことは?

安藤)「からだの使い方を深める」というテーマにしたんですが、実際には体だけでなく、体と心との関係、患者さんとのコミュニケーションの取り方なども含みます。技術的なこと、手技もおこないますが、単に手技を紹介し練習するのではなく、患者さんとの関係を交えながら「私はこう考えて使っていますよ」と。あくまでも「仕事」としてこう考えて使っています、ということをお伝えしたいです。

■施術者と患者さんとの関係性を今一度考えてみる


――ところで、大川学院やグループで学んだ皆さんが全国で活躍されていますが、いろいろと相談を受けられることも多いのでは?

安藤)そうですね。症状から経営的な相談までいろいろあります。傾向としては、若い方からは「なかなかよくならないんです」という質問が多いです。ただ、聞いているとテクニックどうこうという問題ではない気がするんです。皆と同じ勉強をしていますし、それなりに手も出来ている。技術の向上はもちろん大事なのですが、テクニックだけを見続けても限界があると思います。施術者と患者さんとの関係性を今一度考えてみる。このあたりのバランスをとりながらテクニックを使うというのが一つの解決策になることがあるんです。
私もそのように悩んでいた時期があります。いろいろやってみたけど手技だけでは難しいと。自分自身の「患者さんとの向き合い方」、それから「自分自身との向き合い方」。これらをあらためて考え直し、実践したことで変化が出てきたことがあったんです。手技というよりも、よりこのような内容をお伝え出来ればとも考えています。具体的な項目として「トリガーポイント」など6つ案内で出していますが、順々に説明するというよりはミックスしながらやっていきます。

■システマの臨床への活かし方


――安藤先生はシステマの勉強会を定期的に開催されていますが、システマを手技療法に活かしている例というのは国内でも珍しいと思います。

安藤)システマというのは元々は格闘技なんです。私は格闘技を習っているわけではなく、システマ的な身体の使い方・考え方、これがとても参考になるので続けているんですよ。システマには4つの原則というものがあります。「呼吸」「姿勢」「動き続ける」「リラックス」です。この4つをうまく使うんです。1つだけポンと飛び出てもいいんですが、なるべく全てバランスよく出来ると、体はより心地よくなれると思います。

――これらの原則を臨床に組み合わせているのですね。

安藤)手技自体にというよりも、患者さんに「こういう動きをしたらいいですよ」「姿勢に対してこんな考え方がありますよ」と、つまり大川メソッドの3つ目の柱、「生活習慣の改善へのアプローチ」のところです。
また、自分自身も仕事をしていればどんどん疲労が溜まってきます。その時に呼吸などシステマで学んだことを役立てています。これらを意識すると日々の疲れ具合も変わります。

インタビューの続き②へ

2017年10月9日(月・祝)開催

大川カイロプラクティックセンターとごし銀座院セミナー
「カラダの使い方を深める!」
 講師 安藤崇先生 とごし銀座院

今回のセミナーは昨年開催した「カラダの使い方」の第二弾です。前回よりもさらに深く掘り下げていきたいと思います。
世の中には様々な手技がありますが、私が伝えたいことは名前のついたテクニックではありません。応用出来るカラダの使い方です。
セミナーを受講した後は、今現在されているお仕事が「より面白い」と思えるような楽しいセミナーにしたいと思います。是非いらしてください!

■内容


① トリガーポイントを違う角度から考える。
② 関節操作の応用編。
③ 力の伝え方、姿勢や歩行への考え方。
④ ウエイトトレーニングと身体動作トレーニングの違い。
⑤ ロシアの軍隊武術システマを応用する。
⑥ 認知行動療法、森田療法、アドラー心理学に学ぶこと。

2016年9月19日にセミナー 「カラダの使い方を磨こう!」を開催。 今回は「カラダの使い方」第二弾。

MEMO

◎ システマとは・・・実戦的格闘術として注目を集めるロシアの武術、軍隊格闘術。徹底した脱力と柔らかな動作が特徴。
◎ 認知行動療法とは・・・思考など認知に焦点をあてることで発展してきた心理療法の技法の総称。
◎ 森田療法とは・・・森田正馬(精神科医)により創始された神経症(不安障害)に特化した精神療法。
◎ アドラー心理学とは・・・オーストリアのアルフレッド・アドラー(精神科医)が創始し、その後継者たちが発展させた心理学の理論、思想と治療技法の体系。

 

前回のセミナーの様子。R1、R2など手技全般に活かせる カラダの使い方の基本を実演。
胸椎屈曲CMTなどの関節操作のコツも説明。

■講師/プロフィール


安藤 崇先生
2001年 大川カイロプラクティックセンター五反田院院長
2002年 大川カイロプラクティックセンター逗子院院長
2003年~大川カイロプラクティックセンターとごし銀座院院長
大川カイロプラクティック専門学院 テクニック講師
JACM認定カイロプラクター
全国柔整鍼灸協同組合 カイロ&オステ研究会講師

■院の所在地


大川カイロプラクティックセンターとごし銀座院
東京都品川区戸越2-1-4 タウンプラザ1階
TEL:03-3788-0718

安藤院長ととごし銀座院のスタッフの皆さん

セミナー開催場所


大川グループ ケアシステムズ
日本カイロプラクティック医学協会 セミナースペース
東京都品川区東五反田1-6-3 いちご東五反田ビルB1F
TEL 03-3445-3895

受講料


JACM会員…無料、非会員(学生・卒業生・一般)…1万円

■参加申込&お問合せ先


会員の皆様・・・JACM事務局のメールアドレス
一般の方・・・お問合せフォームをご利用ください。

■参加される方へのお願い


  • 事前のご予約をお願いします。 申込者多数の場合は先着順とさせていただきます。
  • 当日は動きやすい服装でお越しください。
  • スペースの都合上、大きな荷物などは控えていただきますと幸いです。
  • お着替えが必要な場合はお手洗いをご利用ください。
  • セミナー時のビデオ等での録音、録画は禁止しております。

2017年8月11日セミナー開催報告②/皆様の感想

骨盤の歪みを理解してリスティングに沿った矯正を学ぶ
「カイロプラクティック骨盤矯正セミナー」
 講師 大竹城久 D.C.目白ファミリーカイロプラクティック代表

■ガンステッドリスティング


セミナーのテーマは「骨盤のリスティングを理解し、リスティングに沿った側臥位矯正法を学ぶ」ですので、最初にリスティングについてお話します。
リスティングとは、骨の変位の方向をアルファベットの略語で表現したカイロプラクティック用語です。
いくつか流派がありますが、一般的によく使われるリスティングは「ガンステッドリスティング」です。有名といいますか、カイロプラクティックをやっている人ならばたいていは知っているリスティングです。
これはガンステッドテクニックをとらなくても、知っていて損はありません。今日はまずこのリスティングを理解して頂きたいと思っています。

方向を示す略語を知っているとリスティングは憶えやすい

■骨盤の変位とは


リスティングを考える上で、骨の変位という言葉が出てきます。仙腸関節については「動く」「動かない」という議論がありますが、カイロプラクティックでは「動く」と考えています。
ここで注意点ですが、英語で骨盤のことをpelvicと言います。腸骨が ilium なのですが、私が腸骨と言った時は、日本語の寛骨と同じ意味で使っていると思って下さい。
変位の考え方ですが、腸骨(寛骨)は、仙骨に対して動きます。仙骨は、腸骨(寛骨)に対して動きます。これがまずベースになります。

腸骨(寛骨)は、仙骨に対して動く。基準となる点はPSIS。PSISの触診が重要。
仙骨は、腸骨(寛骨)に対して動く。仙骨のどの部分が後方変位しているのかをみる。

 

■シンプルリスティング(Simple Listing)


次にリスティングの種類についてです。まず基本的なリスティングをシンプルリスティング(Simple Listing)と言います。これはこのまま憶えてください。

PI (Posterior Inferior)= 後下方
寛骨がPSISを基準として後下方に下がります。

AS (Anterior Superior)=上前方
寛骨がPSISを基準として上前方に動きます。

EX (External)=外方
寛骨がPSISを基準として外側に動きます。

IN (Internal)= 内方
寛骨がPSISを基準として内側に動きます。

PI (Posterior Inferior)腸骨のイメージ画像。寛骨がPSISを基準として後下方に変位する。
リスティングを理解したうえで、はじめにセットアップの基本を練習

■コンパウンドリスティング(Compound Listing)


コンパウンドリスティング(Compound Listing)というシンプルリスティングを組み合わせたリスティングもあります。今日は説明はしますが、矯正のセットアップは扱いません。

PI + IN = PIIN
寛骨がPSISを基準として後方に下がりながら内側に入ります。

PI + EX = PIEX
寛骨がPSISを基準として後方に下がりながら外側に開きます。

AS + IN = ASIN
寛骨がPSISを基準として上前方に動きながら内側に入ります。

AS + EX = ASEX
寛骨がPSISを基準として上前方に動きながら外側にも開きます。

コンパウンドリスティング(Compound Listing)は時間の都合上、説明のみ。
何より大切なことは無理のない安全なセットアップ。体幹を捻じらないよう注意。

■参加された皆様の感想


  • 今日はありがとうございます。勉強になりました!
  • すぐに仕事で使います。ありがとうございます。
  • 勉強になりました!
  • リスティングを勉強していこうと思いました。
  • お疲れ様でした。セミナーに出られてよかったです。とても勉強になりましたが難しかったです。骨盤ケアはテーマです。これから熟知できたらと思います。本日はありがとうございました。
  • 浮腫の感覚など触ってもすぐにはなかなか難しい部分はありましたがここまで細かくリスティングを勉強できてよかったです。
  • むずかしかったけどわかりやすかったです。またセミナーをやってほしいです。ありがとうございました!
  • 実技中心で大変ためになりました。
  • ありがとうございました。役に立つと感じております。
参加された皆様からの感想です!

2017年8月11日セミナー開催報告①

骨盤の歪みを理解してリスティングに沿った矯正を学ぶ
「カイロプラクティック骨盤矯正セミナー」
 講師 大竹城久 D.C.目白ファミリーカイロプラクティック代表

■カイロプラクティックとの出会い


カイロプラクティックを学ぼうと思ったきっかけは、大川泰先生との出会いです。20年近く前になりますが、当時はかなり自分の腰が悪く、東京でどこかよい治療院がないものかと探していることがありました。
ある方から、「米国で資格を取ってこられた大川先生が五反田でカイロプラクティックセンターを開業されている」と聞き、通ってみることにしました。その中で次第にカイロプラクティックに興味を持つようになり、「腰痛が治るんであれば!」と、大川先生が立ち上げた大川カイロプラクティック専門学院に第1期生として入学しました。

講師を担当された大竹城久 D.C.(目白ファミリーカイロプラクティック代表)

■一念発起して渡米、パーマー大学へ


大川学院を卒業した後はいろいろな道を考えたのですが、「カイロプラクティックを極めてみたい!」という気持ちが強くなり、2005年に渡米してパーマー大学に入学することにしました。
2009年6月にパーマー大学を卒業し国家資格を取得。その後は米国で、セミナーなどでたびたび来日されることもある岡井先生が経営されているクリニックでお世話になり、2011年10月に帰国。同年12月に都内で目白ファミリーカイロプラクティック開業し現在に至ります。

■「骨盤矯正」をテーマに決めた理由


今日は「カイロプラクティック骨盤矯正セミナー」というタイトルをつけさせていただきました。このテーマに決めた理由をお話します。
日本カイロプラクティック医学協会からセミナー開催の話を頂いた時に、まず考えたのは「僕がここで何が出来るのかな」ということです。皆が知らないことを少しでも伝えられればよいのではないか、との結論に達し、クライアントさんからのニーズも多い「骨盤矯正」という形でやらせていただくことにしました。

実技の時間も充実。仙腸関節一般可動性検査で左右どちらの仙腸関節に問題があるのかを調べているところ

■米国で学んだ骨盤矯正


パーマー大学ではPelvicという骨盤の授業があります。私がどのような内容を学んできたのか、まずは簡単に紹介します。内容は主に3つに分かれています。

・ガンステッド
・トンプソン(トムソン)
・ディバーシファイド

ガンステッドは側臥位での矯正法です。トンプソン(トムソン)はドロップテーブルという特殊な専用のテーブルを使い腹臥位で矯正します。ディバーシファイドは側臥位の矯正法もあるのですが、パーマー大学では腹臥位でおこなう方法を習いました。
今日のセミナーで側臥位の矯正法を取り上げたいと思います。つまりガンステッドの考えに基づいた矯正法です。リスティングに基づいて考えていきましょう。

骨盤矯正は様々なスタイルがあるが、今回は側臥位での矯正法を解説
後半は各リスティングに沿った骨盤矯正のセットアップまでを反復練習。

8月11日開催!「カイロプラクティック骨盤矯正セミナー」に参加される皆様へ(その2)

セミナーを受講するうえでの必須の基礎知識をお知らせします。以下、ご確認ください。

■方向を示す略語


リスティングの表記で使います。

A:anterior(前方)
P:posterior(後方)
S:superior(上方)
I:inferior(下方)
R:right(右)
L:left(左)
In:internal(内方)
Ex:external(外方)

■リスティング


リスティングとは、脊椎の変位 (サブラクセイション)を三次元的に記号化したものです。

■変位


変位とは、位置の異常を意味する言葉(=malposition)です。

■制限


制限とは、運動が限定されている状態(=restriction)を指します。大川カイロプラクティック専門学院の授業内では、運動の制限を「ブロック」という言葉で説明していました。

■リスティングの種類


リスティングは2種類あります。フル・スパイン・リスティング(Full-Spine Listing)とディバシファイド・リスティング(Diversified Listing)です。
フル・スパイン・リスティングはパーマー大学等で使用され「パーマー/ガンステッド」リスティングともいいます。
ディバシファイド・リスティングはナショナル大学(現ナショナル健康科学大学)等で使われ、「ナショナル/ディバシファイド」リスティングとも呼ばれます。
今回のセミナーではフル・スパイン・リスティングが使われます。

■リスティングの基本原則


フル・スパイン・リスティング(Full-Spine Listing)は「棘突起(SP)」が移動した方向でリスティングを決めます(※環椎(C1・第1頸椎)、後頭骨、仙骨・腸骨は除く)。
ディバシファイド・リスティング(Diversified Listing)の場合は「椎体」の変位でリスティングを決めます。実際は椎体にコンタクトすることが出来ないため、「横突起」を触診し「椎体」の変位を推測します。

■フル・スパイン・リスティングの表記の順序(C2~L5)


3つのアルファベットを使い表記します。
1文字目で後方変位「P」を、
2文字で棘突起が回旋した方向(「R」または「L」)を、
3文字目で棘突起が移動した側の側屈変位(「S」または「I」)を表します。
「L」=Left Rotation=左回旋
「R」=Right Rotation=右回旋
「S」=Superior=上方変位
「I」=Inferior=下方変位

 

 

 

 

 

 

※補足・・・3文字のアルファベットで椎骨の変位を示した後は、椎骨のどこにコンタクトしてスラストするかも続けて表記します。頚椎(C2~C7)は「-LA(椎弓板)」、胸椎は「-T(横突起)」、腰椎は「-M(乳頭突起)」または「-SP(棘突起)」です。

■仙腸関節のフル・スパイン・リスティング


仙腸関節のフル・スパイン・リスティングは2種類あります。
「腸骨(寛骨)の仙骨上での変位」「仙骨の腸骨(寛骨)に対する変位」です。
「腸骨の仙骨上での変位」では基準となる点は「PSIS」です。
「仙骨の腸骨(寛骨)に対する変位」では仙骨のどの部分が後方変位(後ろに出ているのか)しているのかを見ます。
分類の詳細はセミナーでご確認ください。

 

 ■セミナー詳細


骨盤の歪みを理解してリスティングに沿った矯正を学ぶ
「カイロプラクティック骨盤矯正セミナー」

講師 大竹城久 D.C.
目白ファミリーカイロプラクティック代表)

大竹城久 D.C.

カイロプラクティックで骨盤を考える時、腸骨仙骨変位リスティングで表現します。
実は骨盤のリスティングは種類が多く、リスティングによって矯正法も異なります。
今回のセミナーでは、まず骨盤の動きを分析する骨盤のリスティングを理解していただきます。
そのリスティングを見分ける視診・触診を説明します。
リスティングを理解していただいた上で、骨盤のリスティングに沿った骨盤の側臥位矯正法(サイドポスチャー)のセットアップの仕方を指導します。
骨盤の矯正法についてより深く学びたい方は是非ご参加ください。お待ちしております!

■開催日時


2017年8月11日(金・祝)【11:00am~4:00pm/昼休憩あり】

■内容


骨盤矯正概論
・骨盤のリスティング
・骨盤の視診・触診
・側臥位矯正(プッシュ・プル)のポイント
腸骨の矯正
PI、AS、IN、EX(シンプルリスティングのみ)
仙骨の矯正
P-R、 PI-R、 P-L、 PI-L、 BP、 S2

講師/プロフィール


大竹城久(オオタケ シロヒサ)先生
目白ファミリーカイロプラクティック代表
群馬県高崎市生まれ、千葉県船橋市育ち
関西大学法学部法律学科卒。
パーマーカイロプラクティック大学卒

<略歴>
渡米前、日本でカイロプラクティックの勉強をしながら、接骨院やカイロプラクティック院 などで働く。
2009年6月にパーマーカイロプラクティック大学を卒業。
米国政府公認ドクターオブカイロプラクティック (D.C.)、NBCE(米国のカイロプラクティッ ク国家資格)Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ,PT取得。
卒業後、カリフォルニア州サンマテオ・サンノゼの岡井カイロプラクティックに2年3ヶ月勤務。
2011年10月帰国、2011年12月に開業し現在に至る。

講師の先生が経営する院


目白ファミリーカイロプラクティック
東京都新宿区下落合3-17-37 プロスペリティS目白 405
TEL 03-3953-9995
JR「目白駅」徒歩3分

施術室の風景


セミナー開催場所


大川グループ ケアシステムズ
日本カイロプラクティック医学協会 セミナースペース
東京都品川区東五反田1-6-3 いちご東五反田ビルB1F
TEL 03-3445-3895

受講料


JACM会員…無料、非会員(学生・卒業生・一般)…1万円

■参加申込&お問合せ先


会員の皆様・・・JACM事務局のメールアドレス
一般の方・・・お問合せフォームをご利用ください。

■参加される方へのお願い


当日は動きやすい服装でお越しください。
スペースの都合上、大きな荷物などは控えていただきますと幸いです。
お着替えが必要な場合はお手洗いをご利用ください。
セミナー時のビデオ等での録音、録画は禁止しております。

8月11日開催!「カイロプラクティック骨盤矯正セミナー」に参加される皆様へ(その1)

 

■当日の講義のスタイル


講義、実技の練習を交互におこないます。
会場では、練習にすぐ入れるようカイロテーブルを並べています。
スライドを使った講義を受ける際は、カイロテーブルを椅子代わりに使い、または丸椅子を利用してお受けいただくようお願いいたします。

講義と実技練習を交互におこないます。動きやすい服装でご参加ください。ヘッドピースのところに敷くフェイスタオルも是非ご用意ください。
パワーポイントを使った説明もおこなわれます。
参加された皆様へ当日お渡しする配布物です。

 

 ■セミナー詳細


骨盤の歪みを理解してリスティングに沿った矯正を学ぶ
「カイロプラクティック骨盤矯正セミナー」

講師 大竹城久 D.C.
目白ファミリーカイロプラクティック代表)

大竹城久 D.C.

カイロプラクティックで骨盤を考える時、腸骨仙骨変位リスティングで表現します。
実は骨盤のリスティングは種類が多く、リスティングによって矯正法も異なります。
今回のセミナーでは、まず骨盤の動きを分析する骨盤のリスティングを理解していただきます。
そのリスティングを見分ける視診・触診を説明します。
リスティングを理解していただいた上で、骨盤のリスティングに沿った骨盤の側臥位矯正法(サイドポスチャー)のセットアップの仕方を指導します。
骨盤の矯正法についてより深く学びたい方は是非ご参加ください。お待ちしております!

■開催日時


2017年8月11日(金・祝)【11:00am~4:00pm/昼休憩あり】

■内容


骨盤矯正概論
・骨盤のリスティング
・骨盤の視診・触診
・側臥位矯正(プッシュ・プル)のポイント
腸骨の矯正
PI、AS、IN、EX(シンプルリスティングのみ)
仙骨の矯正
P-R、 PI-R、 P-L、 PI-L、 BP、 S2

講師/プロフィール


大竹城久(オオタケ シロヒサ)先生
目白ファミリーカイロプラクティック代表
群馬県高崎市生まれ、千葉県船橋市育ち
関西大学法学部法律学科卒。
パーマーカイロプラクティック大学卒

<略歴>
渡米前、日本でカイロプラクティックの勉強をしながら、接骨院やカイロプラクティック院 などで働く。
2009年6月にパーマーカイロプラクティック大学を卒業。
米国政府公認ドクターオブカイロプラクティック (D.C.)、NBCE(米国のカイロプラクティッ ク国家資格)Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ,PT取得。
卒業後、カリフォルニア州サンマテオ・サンノゼの岡井カイロプラクティックに2年3ヶ月勤務。
2011年10月帰国、2011年12月に開業し現在に至る。

講師の先生が経営する院


目白ファミリーカイロプラクティック
東京都新宿区下落合3-17-37 プロスペリティS目白 405
TEL 03-3953-9995
JR「目白駅」徒歩3分

施術室の風景


セミナー開催場所


大川グループ ケアシステムズ
日本カイロプラクティック医学協会 セミナースペース
東京都品川区東五反田1-6-3 いちご東五反田ビルB1F
TEL 03-3445-3895

受講料


JACM会員…無料、非会員(学生・卒業生・一般)…1万円

■参加申込&お問合せ先


会員の皆様・・・JACM事務局のメールアドレス
一般の方・・・お問合せフォームをご利用ください。

■参加される方へのお願い


当日は動きやすい服装でお越しください。
スペースの都合上、大きな荷物などは控えていただきますと幸いです。
お着替えが必要な場合はお手洗いをご利用ください。
セミナー時のビデオ等での録音、録画は禁止しております。