2017年10月9日セミナー開催報告/特別編/ウェイトトレーニングと体の使い方③

【内容】
 ■「身体動作トレーニング」
 ■スポーツでは「反動」を使う
 ■呼吸・反動を使い「全身」で立ち上がる
 ■トレーニングだから1回で出来なくてもよい

■「身体動作トレーニング」


皆さん、反動をつけて立ち上がってみましょうか。思いっきり反動をつけてみてください。どっちの立ち方が楽ですか?

呼吸も入れてみましょう。さっき呼吸、練習しましたね、鼻から吸って口からフッーと吐く。

「フーーーーーーッ」(イスから立ち上がる)
「フーーーーーーッ」(イスに座る)

どうですか? 反動つけた方が楽だった方? あまり変わんなかった方? たいていの方は楽なんじゃないですかね。

ウェイトトレーニングをやって「効かせ癖」がついている人も、「かばう動きの癖」がついている人も、あまり変わらないって考えています。じゃ、どう合理的な体の使い方を伝えればいいのか。「身体動作トレーニング」という言い方をしていますけども、こんな感じでいっしょに体の使い方を練習してるというのを次にやってみます。

■スポーツでは「反動」を使う


スポーツはどちらかというと「反動」を利用します。筋肉は立ち上がりの時、初動に必要なんです。ただそれ以降は筋肉のブレーキを外してあげないと動けなくなります

ボール投げる時に力いっぱい投げようと思ったら腕は振れないんです。振る時にちょっとだけ筋力は必要だけれども、後は実は「抜く」のがコツ。ゴルフのスウィングもそう。瞬間的には筋力を必要とするけど後は「流れを止めない」ようにします。

■呼吸・反動を使い「全身」で立ち上がる


日常生活の動きでもこれは同じです。
「腰が痛い」「腰が悪い」と思い込んでいる人、たいていイスから立ち上がるのがきついですよね。そんな時はさっきの呼吸を使いましょう。

まず1回吸って、「フーーーーーーッ」と吐きます、リラックスしながら。
2回目の呼吸の力、吸ってー、吐いて~で「スト―ン!」と立ちます。
頭を振って反動をつけて。なるべく筋力は使いません。

全身を使って1か所に集中させないようにします。ウェイトトレーニングは1か所に集中させるんです。体をかばっている人も1か所に集中しています。これを分散させます。

「フーーーーーーッ」(イスから立ち上がる)
「フーーーーーーッ」(イスに座る)

■トレーニングだから1回で出来なくてもよい


皆さん凄く軽くないですか! やっていると段々わかってきますよ。
何でもそうだけど1回で出来なくてもいいんです。1回で出来ないから回数やる価値がある。患者さんとこのような練習をすればいいんです。

おそらく強く腰やいろんなところに「不安を抱えている人」、「不合理な動きをする癖がついている人」はこれをすぐに理解することはできない。だから一緒にやるんです。何回も何回も時間かけて。出来なければ1ヶ月位のスパンでね。

それだけやっているとさすがに上手くなりますよ。「立ち上がるのはこんなに楽だったのか!」と患者さん自身が感じられたらそれでOK。もう自分の力で何でもできます。1回で何でも変えようとしないということ、トレーニングですからね。

2017年10月9日セミナー開催報告/特別編/ウェイトトレーニングと体の使い方②

【内容】
 ■「合理的な動き」を身につけるには
 ■うまく体を使うために「スキルトレーニング」を!
 ■体を「かばっている人」も非合理な動きをする

■「合理的な動き」を身につけるには


ウェイトトレーニングはあくまでも筋肉を太く強くするためにおこなうもの。だからそれ以外のことに体を使える状態にするにはスキルトレーニングも同時進行させていかないといけない。そうしないとなかなか「合理的な動き」というのは出来てこないんです。

「合理的な動き」とは何か?

しゃがむという動作にしてもスクワットでは「ジワーッ」と負荷をかけますが、「合理的な動き」では必要最低限の筋力で「スッ」としゃがみます。スクワットのように大腿四頭筋を意識して「いちいち効かせる」「いちいちきつい」ということはない。

立ち方もそう。体を前にゆすったり、ちょっとした反動を使って立ち上がる。自分でブレーキをかけながら「ギギギギ」って立ち上がるのと、リラックスして、ただ頭の反動や重みを利用して「スッ」と立ち上がるのとの違いです。

■うまく体を使うために「スキルトレーニング」を!


考え方が筋力重視になって「脚の筋肉をつければスッと立ち上がれるはず」と思っている人がいるけれども、実はそうじゃない。ウェイトトレーニングは非常にいいものなんですよ、さっきお話したように。それはそれでいいんだけれども、逆に体の動きを邪魔してしまうようであれば本末転倒かなと。

もし「ウェイトトレーニングをしているけどなかなかうまく体を使えない」という人がいたら「スキルトレーニング」、つまり「体の使い方」を教えてあげるといいですね。

今、皆さん椅子に座っていますよね。イスから立ち上がってみましょうか、一切反動を使わずに。グーッと脚に力を込めて脚の筋肉だけで立ってみてください。呼吸もあまりせずに。
しゃがむときも一緒、なるべく反動を使わずにやってみましょうか。
これが「効かせ癖」がついている人の体の動かし方です。

■体を「かばっている人」も非合理な動きをする


「効かせ癖」がついている人と特に連動するのは「かばっている人」です。
「腰が痛い」「膝が悪い」「股関節が痛い」など体に痛みがある人、あるいは体のどこかが悪いと思い込んでいる人。先ほどのウェイトトレーニングをしているかのような立ち方をすることが多くないですか? 「ウッウッウッ・・・」とこんな感じで。

これはさっきのスクワットの動きとあまり変わらないですよね。自分の体だけ持ち上げればいいのに何か重い物を担いでいる感じ。実際にはね、反動をつけた方が間違いなく楽なんですよ。

「いや、反動つけると腰が痛いんじゃないか・・・」って思うかもしれないですけど、よく考えてみてください。

2017年10月9日セミナー開催報告/特別編/ウェイトトレーニングと体の使い方①

昨今は健康維持のために、ウォーキングやジョギングを日課としてされている方、スポーツジムに通う方が増えました。施術者がトレーニングについて詳しいと、いろいろなケースでお役に立てそうです。

10月9日開催のセミナー「カラダの使い方を深める!」(講師 安藤崇先生)では、ウェイトトレーニングの「効かし癖」について説明がありました。

これは、知らず知らずのうちに陥りやすいウェイトトレーニングの弊害です。痛みなどで「体をかばってしまう」方に共通する体の使い方でもあります。

とごし銀座院では、「効かし癖」が身についている患者さんに対し、「システマ」「認知行動療法」のエッセンスを取り入れた「身体動作トレーニング」をおこないます。“楽に・合理的に動ける体”へと導くのです。その説明がなされているセミナーの模様を3回に分けてお届けします。

【内容】
 ■ウェイトトレーニングのことは知っておこう
 ■あえてきつく「非合理」に動かす
 ■トレーニングの弊害「効かし癖」

■ウェイトトレーニングのことは知っておこう


休憩中にウェイトトレーニングの話をしていたんですが、皆さんの中でスポーツジムに行って体を鍛えているという方はどれだけいらっしゃいますか?

私はウェイトトレーニングについては、知らないよりは知っておいた方がいいなと思っています。というのも、今これだけ健康がブームになっていて、ジムに通っているという方が患者さんでも多くなっているからです。

最近は「こういうトレーニングを教えてください」「今ジムでこういうことをやっているんですけどどうなんですかね?」などとジムに通っている患者さんから聞かれることも増えました。

ウェイトトレーニングというのは簡単にいうと筋肉に「負荷をかける」トレーニングです。バーベルを持ったりマシンを使ったり、後は自重ですね。自分の体の重みを生かしてトレーニングする。目的は筋肉を大きく強くすることです。

やったことがある人はわかると思いますけども、続けていると力は段々ついてきます。挙げられなかったものが挙げられるようになり、今までよりも見た目ががっちりして強くなった気がします。

おそらく患者さんたちもいろんな目的があってジムに行っているんだと思います。最近は女性の方も多いですよね、「腹筋を割りたい」「筋肉をつけたい」と言って。

■あえてきつく「非合理」に動かす


代表的なトレーニングにスクワットという運動があります。バーベルを担いだりマシンを利用して、グーッとゆっくり大腿四頭筋や大殿筋を意識しながら負荷をかけて鍛えていく。あえて「非合理」に体を動かすんですよ。

例えばしゃがむという動作があります。普通、人はこうパッとしゃがみますよね。でもスクワットはそうじゃない。あえてグーッとゆっくりしゃがむんです。

わざと筋肉が疲れるようにきつくしている。それは筋肉にストレスをかけたいから。ゆっくりと動かすのは血流を制限したいからです。皆さん、筋肉をグッと緊張させると血液の流れはどうなりますか?

悪くなりますよね。そういう状態を作って動かすから非常に辛いんです。

諸説あって、血流を制限させた方がストレスで代謝物が出て筋肉がつきやすいと。加圧トレーニングなんかもそうです、加圧ベルトで絞めて血流をあえて悪くする。このようにウェイトトレーニングというのは、あえてきついことをやるんだということを憶えておいてください。

■トレーニングの弊害「効かし癖」


患者さんの中には一生懸命このようなトレーニングをしている人も多いんだけれども、合理的ではない動きを体に憶え込ませているものだから、時に弊害が出てくることがあるんです。「効かし癖」というものです。

しゃがむんでも下にスッとしゃがめばいいのに「いちいち力を入れて」しゃがんでしまう。物を取るのでも「いちいち力を入れて」取ってしまう。

スポーツなんかでもそうです。トレーニングして筋肉がついて体重が増えたんだけれども「何かヘッドの周りが悪い」「うまく走れない」、そんな話を聞くことがあるんです。

なぜそうなるか? それはウェイトトレーニングの動きが合理的じゃないから目的が全然違うんですよ。

2017年10月9日セミナー開催報告

大川カイロプラクティックセンターとごし銀座院セミナー
「カラダの使い方を深める!」
 講師 安藤崇先生とごし銀座院院長

■講義内容


1年ぶりの安藤崇院長のセミナー。今回は「仕事」としてのカイロプラクティックを深く掘り下げていきました。システマのエッセンスを取り入れた生活習慣の改善アプローチほか、認知行動療法、森田療法、アドラー心理学などの活用法も紹介。「患者さんとの向き合い方についてとても参考になった」との喜びの声が多いセミナーとなりました。以下が主な内容です。

講師を担当した安藤崇院長(とごし銀座院)/日本カイロプラクティック医学協会
講師を担当した安藤崇先生(大川カイロプラクティックセンターとごし銀座院 院長)。参加された皆さんへのメッセージ→『質問があればお答えしますので、お気軽にご連絡ください』

◎体のバランスを体感する
 視界が変わるだけで変化する
 呼吸によっても変化する

◎呼吸の力を使った姿勢矯正法
 3回の呼吸で姿勢を変えてみる

◎私が考える「正しい姿勢」
 緊張するポイントは人それぞれ違う
 その改善の仕方

◎患者さんの主訴とどう向き合うか?
 話を聞くときに大切な「共感」と「共有」
 症状の変化に一喜一憂しない
 目標をどこにもっていくか?

◎自分の手、言葉で相手をコントロールしようとは思わない
 やがて行き詰まる

◎感じる練習
 手を当てて呼吸を合わせてみる

からだの変化を感じる練習/日本カイロプラクティック医学協会
手を当てて患者さんのからだの変化を感じる練習。呼吸も合わせていく。
参加者の皆さんの練習風景/日本カイロプラクティック医学協会
お互いがペアになってからだの変化を感じる練習

◎痛みが出る原因
 外的な負荷だけではない

◎ウェイトトレーニング
 そのメリットとデメリット
 「効かせ癖」の弊害

◎楽に動ける「身体動作トレーニング」
 椅子からの立ちあがりで練習

◎「かばい癖」とは?
 体の動きにブレーキをかける
 「かばい癖」の取り方を歩き方を使って練習

◎システマの4原則とは?

◎考え方の癖「スキーマ」を見直してみる

◎感情とは?
 認知行動療法と森田療法の捉え方の違い

◎なぜ「不安」や「心配」は減らないのか
 「痛み」に置き換えて考えてみる

◎当院の最終的な目標は「予防で通ってもらうこと」ではない

◎アドラー心理学の活かし方
 この仕事は自分自身が商品
 どう自分を高めていくか

実技練習風景/日本カイロプラクティック医学協会
実技練習も織り交ぜながらの講義。体勢をいろいろ変えながらも圧を一定に保つ練習をしているところ。この課題ができると、やわらかい圧の入れ方が可能になる。

■参加された皆様の感想


  • いつも安藤院長のお話を聞くと初心に帰ることができ、これからも頑張ろうと元気づけられます。今回も考え方の講義が多かったですが、なるほどなぁと思うことがいっぱいありました。ありがとうございました。
  • この仕事はやはりミッションのとらえ方が大事で、その中に手技のテクニックも含まれるということですね。全人的なアプローチの大切さ、大変勉強になりました。
  • 精神面の対人対応がより参考になりました。
  • 認知行動、これは役に立つ。認知行動療法、システマ、レリゴー!
  • とてもおもしろかったです。もっと実技的な要素のセミナーをイメージしていましたが手技の内容、結果、今は自分の手技を受けて患者さんはどういう気持ちなのか等、施術の前、中、後に及び、結構深く考えたり、落ち込むことが多いので、安藤院長の話を聞いてとてもホッとした自分がいました。頸部CMTの応用の所でも触れられている手がとてもやわらかく感じ、いつも指先に力が入りすぎと言われる自分とは明らかすぎるくらい対極的でした。しかも、頸部を軽く動かして伸ばすだけで首のつらいのが取れたのも感動的でした。また講義されるときは是非受講したいと思いました。
  • 自分が悩んでいたことに対するヒントがたくさん聞けました。たくさんメモしたので行き詰ったら見直します。どうもありがとうございました。
  • やり方よりも在り方の大切さをいつも学ばせていただいていますが、特に今回は長い時間をかけてより深く学ばせていただきありがとうございました。
  • 定期的な講義をお願いします。
  • 私自身対人という部分で得意ではなく、弱点だと思っています。今日一日ですっきりという訳ではありませんが、アイデアや自分を見直すきっかけと材料になりました。
  • 内容は少しむずかしかったけど治療家としてのあり方がわかる講義でとてもためになりました。
  • お疲れ様でした。自分が嫌でした。でも、これからはそんな自分を受け入れて、上手に相手と向き合える様になれればと思えました。ありがとうございました。
  • ICP(集中施術)などで、どうしても「治さなくては」と思ってしまいがちですが、あまりそこにこだわらない様にというスタイルはとても参考になりました。
参加された皆様の感想

2017年8月11日セミナー開催報告②/皆様の感想

骨盤の歪みを理解してリスティングに沿った矯正を学ぶ
「カイロプラクティック骨盤矯正セミナー」
 講師 大竹城久 D.C.目白ファミリーカイロプラクティック代表

■ガンステッドリスティング


セミナーのテーマは「骨盤のリスティングを理解し、リスティングに沿った側臥位矯正法を学ぶ」ですので、最初にリスティングについてお話します。
リスティングとは、骨の変位の方向をアルファベットの略語で表現したカイロプラクティック用語です。
いくつか流派がありますが、一般的によく使われるリスティングは「ガンステッドリスティング」です。有名といいますか、カイロプラクティックをやっている人ならばたいていは知っているリスティングです。
これはガンステッドテクニックをとらなくても、知っていて損はありません。今日はまずこのリスティングを理解して頂きたいと思っています。

方向を示す略語を知っているとリスティングは憶えやすい

■骨盤の変位とは


リスティングを考える上で、骨の変位という言葉が出てきます。仙腸関節については「動く」「動かない」という議論がありますが、カイロプラクティックでは「動く」と考えています。
ここで注意点ですが、英語で骨盤のことをpelvicと言います。腸骨が ilium なのですが、私が腸骨と言った時は、日本語の寛骨と同じ意味で使っていると思って下さい。
変位の考え方ですが、腸骨(寛骨)は、仙骨に対して動きます。仙骨は、腸骨(寛骨)に対して動きます。これがまずベースになります。

腸骨(寛骨)は、仙骨に対して動く。基準となる点はPSIS。PSISの触診が重要。
仙骨は、腸骨(寛骨)に対して動く。仙骨のどの部分が後方変位しているのかをみる。

 

■シンプルリスティング(Simple Listing)


次にリスティングの種類についてです。まず基本的なリスティングをシンプルリスティング(Simple Listing)と言います。これはこのまま憶えてください。

PI (Posterior Inferior)= 後下方
寛骨がPSISを基準として後下方に下がります。

AS (Anterior Superior)=上前方
寛骨がPSISを基準として上前方に動きます。

EX (External)=外方
寛骨がPSISを基準として外側に動きます。

IN (Internal)= 内方
寛骨がPSISを基準として内側に動きます。

PI (Posterior Inferior)腸骨のイメージ画像。寛骨がPSISを基準として後下方に変位する。
リスティングを理解したうえで、はじめにセットアップの基本を練習

■コンパウンドリスティング(Compound Listing)


コンパウンドリスティング(Compound Listing)というシンプルリスティングを組み合わせたリスティングもあります。今日は説明はしますが、矯正のセットアップは扱いません。

PI + IN = PIIN
寛骨がPSISを基準として後方に下がりながら内側に入ります。

PI + EX = PIEX
寛骨がPSISを基準として後方に下がりながら外側に開きます。

AS + IN = ASIN
寛骨がPSISを基準として上前方に動きながら内側に入ります。

AS + EX = ASEX
寛骨がPSISを基準として上前方に動きながら外側にも開きます。

コンパウンドリスティング(Compound Listing)は時間の都合上、説明のみ。
何より大切なことは無理のない安全なセットアップ。体幹を捻じらないよう注意。

■参加された皆様の感想


  • 今日はありがとうございます。勉強になりました!
  • すぐに仕事で使います。ありがとうございます。
  • 勉強になりました!
  • リスティングを勉強していこうと思いました。
  • お疲れ様でした。セミナーに出られてよかったです。とても勉強になりましたが難しかったです。骨盤ケアはテーマです。これから熟知できたらと思います。本日はありがとうございました。
  • 浮腫の感覚など触ってもすぐにはなかなか難しい部分はありましたがここまで細かくリスティングを勉強できてよかったです。
  • むずかしかったけどわかりやすかったです。またセミナーをやってほしいです。ありがとうございました!
  • 実技中心で大変ためになりました。
  • ありがとうございました。役に立つと感じております。
参加された皆様からの感想です!

2017年8月11日セミナー開催報告①

骨盤の歪みを理解してリスティングに沿った矯正を学ぶ
「カイロプラクティック骨盤矯正セミナー」
 講師 大竹城久 D.C.目白ファミリーカイロプラクティック代表

■カイロプラクティックとの出会い


カイロプラクティックを学ぼうと思ったきっかけは、大川泰先生との出会いです。20年近く前になりますが、当時はかなり自分の腰が悪く、東京でどこかよい治療院がないものかと探していることがありました。
ある方から、「米国で資格を取ってこられた大川先生が五反田でカイロプラクティックセンターを開業されている」と聞き、通ってみることにしました。その中で次第にカイロプラクティックに興味を持つようになり、「腰痛が治るんであれば!」と、大川先生が立ち上げた大川カイロプラクティック専門学院に第1期生として入学しました。

講師を担当された大竹城久 D.C.(目白ファミリーカイロプラクティック代表)

■一念発起して渡米、パーマー大学へ


大川学院を卒業した後はいろいろな道を考えたのですが、「カイロプラクティックを極めてみたい!」という気持ちが強くなり、2005年に渡米してパーマー大学に入学することにしました。
2009年6月にパーマー大学を卒業し国家資格を取得。その後は米国で、セミナーなどでたびたび来日されることもある岡井先生が経営されているクリニックでお世話になり、2011年10月に帰国。同年12月に都内で目白ファミリーカイロプラクティック開業し現在に至ります。

■「骨盤矯正」をテーマに決めた理由


今日は「カイロプラクティック骨盤矯正セミナー」というタイトルをつけさせていただきました。このテーマに決めた理由をお話します。
日本カイロプラクティック医学協会からセミナー開催の話を頂いた時に、まず考えたのは「僕がここで何が出来るのかな」ということです。皆が知らないことを少しでも伝えられればよいのではないか、との結論に達し、クライアントさんからのニーズも多い「骨盤矯正」という形でやらせていただくことにしました。

実技の時間も充実。仙腸関節一般可動性検査で左右どちらの仙腸関節に問題があるのかを調べているところ

■米国で学んだ骨盤矯正


パーマー大学ではPelvicという骨盤の授業があります。私がどのような内容を学んできたのか、まずは簡単に紹介します。内容は主に3つに分かれています。

・ガンステッド
・トンプソン(トムソン)
・ディバーシファイド

ガンステッドは側臥位での矯正法です。トンプソン(トムソン)はドロップテーブルという特殊な専用のテーブルを使い腹臥位で矯正します。ディバーシファイドは側臥位の矯正法もあるのですが、パーマー大学では腹臥位でおこなう方法を習いました。
今日のセミナーで側臥位の矯正法を取り上げたいと思います。つまりガンステッドの考えに基づいた矯正法です。リスティングに基づいて考えていきましょう。

骨盤矯正は様々なスタイルがあるが、今回は側臥位での矯正法を解説
後半は各リスティングに沿った骨盤矯正のセットアップまでを反復練習。

2017年7月17日セミナー開催報告⑤/動画その2・3

「ほんの少しの刺激を与えるだけの多次元操体法」
  講師 大内和幸先生 南福島整体院

■動画その2

<内容>
「楽な状態で操法をおこなうのが基本」
「膝倒し検査」

■動画その3

<内容>
「患部、悪いところはいったん脇に置いておく」
「引き寄せの法則」とは?

2017年7月17日セミナー開催報告③/大内先生からのメッセージ

「ほんの少しの刺激を与えるだけの多次元操体法」
  講師 大内和幸先生 南福島整体院

■大内先生からのメッセージ


――今回のセミナーは、北は青森県から南は愛媛県まで、 日本全国からたくさんの方がご来場されました。 喜びの声も多くいただきました、セミナーを終えて、 現在のお気持ちはいかがですか?

 

大内)「あ~、終わったな~。」というのが実際の感想です。お伝えしたかったことが上手くお伝え出来たのか? 皆様のなかに1つでも心に届いたのか? 私のいまの拙い伝達力なかでも全力を注いだつもりです。
また後半、時間が押してしまい楽しみにしていただいていた手技や考えていた内容が出来なかったことが悔やまれます。

 

 ――「そのままでいいんですよ」という大内先生の一言がきっかけで、 表情も体調もみちがえるほどよくなったという、 女性のクライアントさんの実例のお話がありました。「心」と「 からだ」の密接な関係をあらためて感じました。からだは正直で、 抑えているつもりでも、 心の無理はいずれどこかにひずみとなってあらわれるということで しょうか?

 

大内)痛みや病気などは「何かが間違っていますよ」という体からのサインだと思うのです。「息・食・動・想」の橋本先生の考えもお話させていただきましたが、その中のどれか一つが十分だから健康だというわけではなく、互いに相関しているということですね。
上記の女性は「頑張らなくちゃ、頑張らなくちゃ、もっと頑張らなくちゃ」と自分を追い込んでいた思いが「そんなに頑張らなくていいんだよ」と体に痛みとしてサインを送っていたのではないかと思うのです。
操体法で心地よさを味わって「頑張らなくていいんだ、頑張っているのだからそのままでいいんだ」と気づいたときに「カラダさんがわかってくれた」とカラダの痛みから解放されたのではないかと思います。

 

――「やさしく触れるだけで、からだは変化する」。 大内先生はその点はほんとうに徹底されていると感じました。「 触れ方」については、大川学院のインターンの時、安藤崇先生( とごし銀座院)からも教わったとお伺いしました。 基礎の部分で大川学院はちゃんとお役に立てているのですね。

 

大内)在学中に安藤先生からはとても教わることが多かったのです。そのときに触れ方の大切さを教えていただきました。「やさしく触れるだけでもヒトのカラダは変わっていく」ということを、その時から実感していました。また大川学院での基礎が現在の臨床でも生きていることは言うまでもありません。(^^♪
このたびは大川先生、事務局の小梨先生には大変お世話になりました。またたくさんの先生方に参加していただいて、とても嬉しく感謝申し上げます。

 

大内先生を囲み記念撮影!

2017年7月17日セミナー開催報告②/皆様の感想

「ほんの少しの刺激を与えるだけの多次元操体法」
  講師 大内和幸先生 南福島整体院

 

■参加された皆様の感想


    • 大内先生のセミナー、教えて頂く内容、特に細かいポイントが凝縮されていて勉強になりました。講義も深すぎずわかりやすくお伝えしていて勉強になりました。またお願いします。
    • 話もわかりやすく面白かったです。先生の一生けん命に伝えて下さる熱意まで伝わり大変勉強になりました。自分(術者)が治すのではない、クライアントの自然治癒力で治る。整体で人生が変わる・・・!奥深い世界なんだとあらためて感じました。大内先生ありがとうございました!
    • 最近手技にこだわっていたのですがやっぱりこれかなーと思っています。今日のエネルギーヒーリング、この言葉は自分がカイロから今日までつきつめてきて感じていたものです。本当にこの勉強はありがたいです。
    • 大変勉強になりました!すばらしセミナーで、参加できて本当によかったです。発達のしくみと合致していて、人間、生命のシステムってやっぱりすごいなぁと感じました。またぜひセミナーをして頂きたい!本日はありがとうございました。
    • とても楽しく分かり易く先生の人柄が良く出ていたセミナーでした。もっと練習して患者さんに寄り添いながら施術家としてやっていけたらと思えました。ありがとうございます。
    • ますます操体法に興味を持ちました。もっと勉強してみたいと思いました。大内先生、とてもわかりやすく教えて頂いてありがとうございました。
    • 初めての療法で新鮮でした。結果の出方にオドロキました。明日から使えそうなものを頂きました。
    • 理屈ではない技術だとは思いますが、変化をすぐに実感できました。少しずつとり入れて患者さんに喜んでもらいたいと思います。もし次回があればまた参加したいです。
    • 緊張せず力が抜けたかんじで受講することが出来、ワークの種類が多くなかった分、練習がきちんと出来、ある程度成果を感じることが出き良かったです。大変興味深い療法ですので是非自分の施術に取り入れていきたいと思います。ありがとうございました。
    • 引き寄せの法則、やわらかい手でクライアントさんに触れることを改めて実践したいと思いました。以前操体法を習ったのですが、自分の体の変化がわかりづらかったのですが、大内先生は説明もわかりやすく変化を感じることが出来ました。セミナーに参加してよかったです。ありがとうございました。
    • 実技中心で良かった。
    • nice!
皆さんのところをまわり、大内先生も直接指導!