講師の安藤先生へのインタビュー/10月8日開催「カラダの使い方を深める!」

■呼吸について


――安藤先生は呼吸法の指導を臨床に取り入れておられますが、クライアントさんによっては「指導が難しい」と感じる時はありませんか? 呼吸はすべての人がいつもおこなっているものだけに、その重要性についてピンと来る人、来ない人の差が大きい気がするからです。
安藤)
クライアントさんは難しいことを教わっても続きません。私は特別な難しい呼吸法を取り入れている訳ではないんです。呼吸の重要性についてピンと来ない方には、理屈よりも一緒に呼吸を使って動いてみること。「どれだけ楽に動けるか」を実感してもらうのが一番です。
呼吸に合わせて歩いてみる。呼吸しながら物を持ち上げてみる。指導というよりも一緒にやってみる、これにつきます。

――昨年のセミナーで実演されたように、「フーッ」と口から吐きながら、立ったり座ったり、歩くのですね。
安藤)
そうです。私が習っているシステマの呼吸はわかりやすくていいかなと思います。ただ鼻から吸って口から「フーッ」と吐くだけですから。

――システマ公認インストラクターの北川貴英先生も2014年1月のセミナーで、「わからなくなったら、とにかく鼻から吸って口から吐いて」と説明されていました。システマの呼吸はこのわかりやすさがよいですね。
安藤)
応用もいろいろあります。例えば、心身ともに強い緊張状態で、自分にかかる負荷が強い時はバーストブリージングという方法を使います。「フッ、フッ、フッ、フッ」と短く早く呼吸ようにするだけです。
呼吸についてはセミナー当日、「胸郭と脊椎と横隔膜の関係」「体の内圧を下げる」「呼吸によって余計な動きを省く」「呼吸で姿勢を整える」など、その重要性も併せて詳しく説明しようと思います。

■坐骨神経痛へのアプローチ


――来院される方の症状として多い、坐骨神経痛についてお尋ねします。例えば、脊柱管狭窄症と病院で診断され、殿部や脚のしびれ、痛みで来院された方に対してはどのようなアプローチをされますか?
安藤)
脊柱管狭窄症はご存知の通り、脊柱管内の変性ですので、手術する以外には変えることはできません。ここで大事なのは、そもそもその痛みは本当に脊柱管狭窄症によるものなのか? ということです。馬尾症候群などの症状が出ているなど、ごく僅かなケースを除いては手術の必要はありません。手術は最終手段、まずは保存療法でやってみましょうと。
間欠性跛行を例に挙げると、ほとんどの方は腰から脚にかけての筋緊張が強く、足に重りを付けているような歩き方をしています。こんな歩き方ならば誰でもきつくなって休み休みでないと歩けません。血流制限しながら歩いているようなものです。
手押し車などを利用すれば、手をつくことで物理的に負荷が減るのはもちろん、心理的にも安心感が得られます。結果、腰から下の緊張がやわらぎ、長距離の歩行が可能になります。

――心理面の緊張も症状を強くしているわけですね。
安藤)
改善していくためには筋緊張をやわらげる施術、歩行トレーニングとともに、「痛いけど大丈夫!」という自信を回復させることが大切なのです。実際、多くの方が時間の経過とともに少しずつ歩く距離を伸ばしてくれています。
ただ歩くことを目標にするのではないんです。「歩けたらまた旅行に行きたい」「ゴルフをやりたい」などの具体的な目標を立てること。そして一緒にその目標に向かうことが大切です。こちらも詳しくはセミナー当日にお話しします。

■セミナーの見所


――今回のセミナーは全般的にはどんな内容になりますか?
安藤)私セミナーは具体的なテーマを絞った方が分かりやすくていいのでしょうが、私自身これといったものがないので、手技、エクササイズ、身体動作、コミュニケーションについて地道にやる仕事を伝えていこうと考えています。
今回も特別なことがあるわけではありませんが、CMTについては少し突っ込んでするつもりです。関節操作が上手になると、筋肉の扱いも上手になりますし、よりカラダの動きを理解できると考えているからです。
質問、要望がおありでしたら、事前にJACM事務局までお問合せください。当日は多くの参加お待ちしております。

■野球部のトレーナー兼コーチに就任


――実践的な内容のセミナーになりそうで楽しみです。最後に、セミナー以外でも結構ですので、何かホットな話題がありましたらお聞かせ下さい。
安藤)
昨年から都立高校の硬式野球部の外部指導員としてトレーナー兼コーチを務めています。きっかけは、以前、大川学院で講師をされ、かつ、なかのぶ院(直営院)の院長としても活躍されていた高橋順先生からのお誘いです。高橋先生は現在、高校の教員をされており、硬式野球部の監督に就任されたのです。
私もいつか高校野球に関わりたいと思っていましたので、本当にいい機会に恵まれました。そんなに仕事も空けられないので週一回程度しか行けませんが、選手たちは喜んでくれているようです。逆にこちらが力をもらっています。野球理論、トレーニングもだいぶ変化しているようです。これから勉強して少しでも高橋監督の力になれたらなと思っています。

前回のセミナーの様子。手を当てて体に起きる変化を感じとる練習。参加者はこの後、互いに練習し合い感覚を研ぎ澄ませていった。
前回のセミナーの様子。手を当てて体に起きる変化を感じとる練習。参加者はこの後、互いに練習し合い感覚を研ぎ澄ませていった。

講師の松本先生へのインタビュー/9月17日開催「病院では原因が分からない痛み・しびれへの対応」

■現代医学の盲点


――松本先生には2007年に「治療院経営講座」というテーマでセミナーをおこなっていただきました。今回は臨床のお話がメインになります。現在の治療家としての先生の考えをお聞かせ下さい。
松本
現代医療についてですが、細分化、専門特化しすぎて全体が見えなくなっていることが気になっています(だから私達が食べて行けるとも言えるのですが・・・)。
今回のセミナーにおける「椎間板変性」は、全体的視点があれば医師ならとっくの昔に気づくようなこと。例えば腰痛の場合、医療現場では常に「ヘルニア」か「異常なし」の2者択一に近い診断が出され続けている。このことは、腰痛=「ヘルニア」の視点だけで診断がなされているということで現代医療の盲点と言えるのではないでしょうか。だからこそ、せめて私たち治療家がクライアントさんに寄り添って行かないと患者さんたちは救われないと思う今日この頃です。

■手技療法家の存在価値


――辛いけれども「異常なし」と言われる。患者さんは現代医学が万能ではないことに気がつきます。
松本)
医師は“医学博士”すなわち科学者ですから、曖昧な理論では診断できないのだろうと思っています。例えば今回の「椎間板変性」の理論においても、すべてが画像で判別できるわけではありません。痛みを訴える患者さんの椎間板内部をすぐ確かめることができる方法は現場にはなく、あったとしても、線維輪1枚2枚程度の小さな傷は画像には写りません。「椎間板変性」を思い付いたとしても、医師の責任として曖昧な仮説は言えないのだろうと考えています。
しかし、苦しんでいるクライアントさんにとっては、仮説だろうと真実であろうと、求めているのは結果です。ですから、結果が出るのであれば、私たち手技療法家の存在価値はそこにあると思います。

――「結果が出せるかどうか」、ですね。
松本
私たちは医療従事者ではないからこそ、自由に仮説を立てることが出来る訳です。反面、インターネットの普及により、誰でも自由に情報発信ができるようになりました。情報が氾濫している今、本当のことが見分けにくくなっている面もあります。だからこそ私たちは、過大でも過少でもなく等身大の情報を発信しなければなりません。集客と言う面も含まれますが、患者さんの利益のためには情報を正しく発信する技術も向上しなければならないと思っています。

■しびれの方が痛みよりとれにくい?


――手技療法が適用になるという前提ですが、痛みとしびれについてご意見を伺います。臨床では、個人的には痛みに比べてしびれの症状、特に慢性化している場合はなかなかとれにくいという印象がありますが、先生のご経験ではいかがですか?
松本)私は痛みもしびれも「神経によって感じるもの」と考えています。温感や冷感、動作制限も同様です。「神経のどこかに何らかの刺激が伝わったものが痛みやしびれ」だと考えていますので、とくにしびれが取れにくいと感じることはありません。
痛みとしびれの両方が症状として出ている場合に、どちらかが先に止まることはあります。確かに痛みの方が先に止まる場合が多い気はしますが、逆もよくあります。
一般的に痛みの方が症状が取れやすいと思われている理由は、筋肉の問題としての対処をされているからではないでしょうか? トリガーポイントセラピーなど筋肉に対してアプローチしている場合、確かに神経にはアプローチしていませんから痛みの方が明らかに早く改善すると思います。しかし、痛みもしびれも「神経の問題」と考えるとその差はほぼ無くなります。差があったとしても、いずれ改善することなので、あまり気にしません。

――痛みもしびれも「神経の問題」としてとらえておられるのですね。
松本)坐骨神経痛を例に挙げると、下肢に痛みとしびれ両方が合併して出ているとします。これを「椎間板変性」の視点で考えると、椎間板から出た刺激(ヘルニアになる以前も含めて)が坐骨神経に伝わった結果なので、感じ方が違うだけで同じ原因の症状となります。ですからそれほど差が無いという事です。
私が症状を考える時に最も意識するのは、大まかな神経の支配領域です。ただ、学者ではありませんので、厳密な神経高位にはこだわりません。「症状は神経で感じている」という前提で考えた時、症状が出ている領域の神経を遡って確認すると、その高位の神経根のあたりの椎間板が傷んでいることが大変多いです。

■クライアントさんのリピートについて


――施術をしてセルフケアも試していただく。その経過を知るには一定期間、来院していただくことが必要。フィードバックの有無で施術の質の向上度合いは変わってくると思うからです。重要な「リピート」についてご意見をお聞かせいただけますか。
松本)リピートについては、今回のテーマである「マッケンジー法の変法」の場合、「椎間板変性」が前提です。椎間板は治りにくいことがキチンとクライアントさんに伝われば、治りたい人は必然的にリピートする、ということになりますし、そのように説明します。
しかし、クライアントさんの多くは保険が利かないこともあり、出来るだけ早く通院を止めたい本音がある方も多いです。ですからクライアントさんの意識を「症状の解決」から「解決後の健康維持」もしくは「予防」に振り向けることが出来れば、リピート回数は案外伸びます。これがクライアント教育だと思っています。
重症または不安が大きかった方ほど、「同じ思いをしたくない」という意識からかリピート回数が多い傾向があります。最終的には症状の有無でなく、健康であるために必要なものとして施術を提供出来れば、リピート対策は万全だと考えています。ですからそのための工夫を怠らないようにしないといけないと思います。

――なるほど、ご説明ありがとうございます。詳細は9月のセミナーということで楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします。

講師の大内先生へのインタビュー②/7月16日開催「ほんの少しの刺激を与えるだけの多次元操体法 Ⅱ」

■やさしく触れる


――操法は体だけでなく心にもアプローチしている?
大内)
「からだとこころ」とよくいわれるように両者は別々のものではありません。ご来院される皆様は、はじめは体のどこかに不調和をかかえて来院されますが、私はからだの症状だけでなく「こころ」にもアプローチしています。

――具体的には?
大内)
「やさしく触れる」ことです。そうすることで、言葉には出さなくても「こころ」の領域に「大丈夫ですよ」と語りかけることが出来ると思うのです。無意識下でからださんに「やさしく丁寧に扱われている」との安心感を感じていただけます。多次元操体法を開発された上川名先生は、これを「細胞が安心する触れ方」と仰います。
「体の全身あちこちに痛みが飛ぶ」という慢性的に体の調子が悪かった女性クライアント様が当院にいらっしゃいました。現在は調子が良くなってメンテナンスで通院されているのですが、その方はそのからだの状態を、当初、放置していたわけではないんです。何件もの整体、整骨院に通われ、その後、当院に来られたのですが「やさしく触れてもらって体が安心している」と言われました。

――「やさしく触れる」のは操法に限らないのですね。
大内)検査の時点でもそうです。体に触れるときは常に「やさしく触れる」ということを心掛けています。

■「いまここ」を味わう!


――プライベートを含め、何かホットな話題がありましたらお聞かせ下さい。
大内)
昨年、一昨年と2回、多次元操体法を共に学ぶ仲間と富士山に登っています。言いだしっぺは私なのですが、多次元合宿というのがありまして、その合宿の宴会で隣に座っていた先生に何気なく「今年は富士山に登りたいんだけど」と話したところいっきに話が決まってしまいました。
1回目は富士の頂上に立つのが目的で、2回目は御来光を拝むのが目的でした。登るのははっきり言って「つらい」の一言です。でも、頂上に立ったときの達成感や御来光を拝んだときの感動は非日常を味わうとともに何とも言えない瞬間でした。今年もその瞬間、瞬間、「いまここ」を味わうために登ってきます!

――情景が浮かんできますね! 7月16日のセミナーを楽しみにしております。本日はご対応ありがとうございました。

講師の大内先生へのインタビュー①/7月16日開催「ほんの少しの刺激を与えるだけの多次元操体法 Ⅱ」

■セミナーの見所


――昨年に引き続き2回目のセミナーとなりますが、今年の見所を教えてください。
大内)
今回は副題として「たわめとつり合い」を上げさせていただきました。当日はワークも交えてこの「たわめとつり合い」をお伝えします。この感覚がつかめるようになると操法はバッチリ決まってきます。

――操法は絶妙な力加減が難しいと感じていました。
大内)
練習が必要ですが、この感覚を感じられるようになってから私は操法の精度が上がってきました。操体法の操法すべてに必要不可欠な感覚です。多次元操体法は技だけではありません。前回もお伝えしましたが、技の奥に隠された「触れ方や寄り添う」ことの大切さももう一度お伝えさせていただきます。

――オフレコの手技もあるそうですね。
大内)クライアントさんの首の痛みへの対応は結構むずかしくありませんか?「首に触れずに劇的に首の痛みを改善していく」という手技を当日はシェアさせていただきます。

■痛み・ズレ・歪みに対する考え方


――大内先生が「多次元操体法を学んでよかった」と実感する時はどんな時ですか?
大内)
痛みに対する考え方です。痛みは悪ではなく、何かを伝えたり、気づきを与えるため体にとって必要だから出ているものと考えます。自分の「からだとこころ」に向き合うための大切なメッセージとして捉えるのです。

――ズレや歪みに対する見方もそうでしたね。
大内
からだが少しでも楽になるよう出ていると考えます。歪むことにより体を守っているとも言えるのです。

――歪みから体が望んでいることを読み取る?
大内)体がそうすることで「何かメリットがあるのではないか」と考えます。

――参考になる症例がありましたらお聞かせください。
大内)指は動かせるのですが、「腕から先が動かせない、力が入らない」というクライアント様が来院されました。姿勢は肩を脱臼された方がとる姿勢とほぼ同じです。しかし、お話を聞く限り、また検査をしても肩は脱臼していません。にも関わらず、自動運動でまったく腕が挙がらないのです。

――腕が挙がらないとなると、カイロプラクティックでは棘上筋や三角筋の検査をしたり、頸椎を触診して異常がないか確認すると思います。原因がわからなければ、医療機関の受診をお勧めすることも考えます。どのような対応を?
大内)昨年のセミナーでデモとして披露させていただいた「歪みのある方向に、より歪ませる」という操法をやりました。「膝倒し三軸」といいます。回旋、側屈、屈曲、または背屈をその方の歪みに合わせるものです。

――あくまでも楽な方向に動かすのですね。
大内)はい。快感覚の方へ動かすのですが、これは「体はそちらに行きたがっているのだから、行かせてあげればいい」という考えだからです。この一手のみでクライアント様の腕は動かせるようになりました。当時のカルテを見返すと「耳まであと10度」と記入されていました。

――不思議です。より歪ませるようにして腕が動くようになるとは。「体はよくなるように出来ている」という橋本敬三先生(操体法の創始者)の言葉を思い出します。

埼玉県川越市に「大蔵カイロプラクティック川越伊勢原整体院」開院!

大川学院の実技インストラクター、および直営院スタッフとして活躍された苅田大蔵先生が、2018年2月24日、地元、埼玉県川越市に「大蔵(おおくら)カイロプラクティック川越伊勢原整体院」をオープンしました!

たくさんの開院祝いのお花と苅田先生
大川学院での講義風景。主に2年生の実技を担当。

大蔵カイロプラクティック川越伊勢原整体院」は「自分の身体は自分で良くしていく」という意識を患者さんに持っていただき、つらい症状の改善はもちろんのこと、その後もよい状態を維持していくことを目指しているそうです。ご来院者様のお話を伺いながら、個別に対策を立てて一緒にプランを進めてもらえるとのこと。

大川学院の講師経験ほか、複数の直営院勤務で培った本格的施術が特徴です!

いつも勉強熱心な苅田大蔵先生。川越にお住いの方に自信をもってお勧めできる整体院です!

大蔵カイロプラクティック川越伊勢原整体院
埼玉県川越市伊勢原町2丁目4番5号
TEL 049-277-5192 (※予約優先制)
JR川越線的場駅から約1.0㎞(徒歩約15分)、東武東上線霞ヶ関駅から約1.8㎞、東武東上線鶴ヶ島駅から約2.8㎞(バス約10分)

茨城県守谷市に「守谷整体院」開院!

大川カイロプラクティックグループの直営院で活躍された岩崎周平先生が、2018年2月3日、地元である茨城県守谷市に「守谷整体院」をオープンしました!

守谷整体院」は、つくばエクスプレス守谷駅東口から徒歩1分。黄色い看板「しちりん」さんが入っているビルの4階。日差しが差し込む広い院内は、心からリフレッシュできる空間です。

守谷駅東口から徒歩1分の好立地!
たくさんの開院祝いのお花と岩﨑先生

ご来院者様のからだの痛みなどの悩みを、都内の直営院勤務で培った経験と確かな技術で根本改善へと導きます。岩崎周平先生は「ランニングアドバイザー」「スキーインストラクター」の資格も持っておられますので、運動全般の質問もOK。院内のバランスボールやストレッチポールを使ったトレーニングの指導をされることもあるそうです。

スキーはプロ級の腕前! ウィンタースポーツは特に詳しい。
効かせるトリガーポイントセラピー他、直営院で多くのご来院者様を担当し習得した確かな技術が特徴です。

岩崎周平先生の爽やかな笑顔・対応も魅力!「守谷整体院」は守谷市にお住いの方に自信をもってお勧めできる整体院です!

守谷整体院
茨城県守谷市中央2丁目16-17-4F wellナカヤマ
TEL 0297-21-7248 (※予約優先制)
つくばエクスプレス守谷駅東口より徒歩1分。黄色い看板の「しちりん」さんが入っているビルの4階です。

「チャリティーゴルフ大会」に「ワンコイン整体」を出店!

2018年3月12日(月)、神奈川県中郡大磯町のレイクウッドゴルフクラブにて「ポリオ撲滅チャリティーゴルフ大会」が開催されました。同大会に日本ストレスケア協会「ワンコイン整体」のブースを出店。大川グループ直営院からも6名のスタッフが参加し、計9名で多くのプレイヤーの皆様の体をケアさせていただきました。
このイベントの詳細を協会会長の中島順司さん(大川学院卒業生)にお伺いしました。その模様をお届けします。

日本ストレスケア協会から3名、大川グループ直営院から6名が参加して出店した「ワンコイン整体」。多くのプレイヤーの皆さんにご利用いただき大盛況!

――今日は最高のゴルフ日和ですが、どのような大会が開催されていたのですか?
中島)「平塚湘南ロータリークラブ」という団体が主催する「ポリオ撲滅チャリティーゴルフ大会」です。285名もの方が参加されていまして今日のゴルフ場は貸し切りでした。

―― 一大イベントですね! 準備も大変だったのでは?
中島)計画を立てて前日までにそれぞれ役割分担をしていましたから、それほど手間もなく準備できました。

――大会に参加されている方は、皆さんリラックスし、楽しそうにされている方ばかり。このよい雰囲気はゴルフという競技の特徴でしょうか? 
中島)ゴルフの魅力としてそれはあるかもしれませんね。

――施術もやりやすかったのでは?
中島)はい。雰囲気はお互いの気持ちが自然と作り上げていくものと思っています。私たちも一緒に楽しんで施術していました。

――スタッフさんのユニフォームがゴルフ場の雰囲気にピッタリだなと思いました。お医者さんのような白衣ではなく、スポーティーなポロシャツだったところです。
中島)いかにも「スポーツ整体」という感じで良かったと思います。

協会会長の中島順司さん。1階の整体ブース前の様子。

――整体の内容も拝見しましたが、臨機応変に手技を組み立てているように見えました。レベルが高いなと。
中島)10分という短く限られた時間の中で、初めてお会いするお客様にどれだけの満足感を与えることができるか? 個々が持っている引き出しを全て使ったのだと思います。普段とは違う環境で行う施術でしたので、新鮮かつ刺激的でもあり、自然と高いレベルになったのだと思います。

――個々の力量はもちろんですが、それ以上に、チームとしてまとまった時の「力」というものを感じました。
中島)まさに同感です。一つの目標に向かってチームとしてベクトルを合わせることで、想像以上のパワーを発揮するのだと私もあらためて思いました。

――今回施術を担当されたスタッフさんは、皆、現場経験が豊富な方ばかり。ということは、反面、経験が浅い施術者には難しいのかなとも感じたのですが、いかがですか?
中島)「10分で結果を出す!」という事に関しては確かにそうかもしれません。ただ、その分、上昇志向の強い施術家さんにはかなりやりがいのある勉強の場になると思います。

――今日、特に印象に残ったことは?
中島)残り一時間くらいでしょうか。大変混み合いましたので、状況判断から2階のベッド(施術台)を全て1階に降ろし、1フロアで計7台のベッドを使い施術しました。その光景は圧巻でしたね。

2階の整体ブースの様子。日本ストレスケア協会副会長の岡本健太郎さん。お客様の誘導、対応を的確に迅速におこなっておられました。

――受付での誘導、ベッドメイキングなど、施術以外にスムーズな運営も大したものだと思いました。
中島)今回は今まで経験したことのないくらいの大人数のお客様が来られました。初めての試みも多かったのですが、スタッフ全員が臨機応変に動いてくださったんです。今後に繋がるアイデアを出し合ったりもしましたので、大変収穫が多いイベントとなりました。

――今後の活動についてもお聞かせください。
中島)これからも「絆」と「縁」を大切にして「三方笑顔」の活動をしていきたいと思っています。今回、大川グループ直営院の各院長・スタッフの皆さんが、通常業務でお忙しい中、快くイベントに協力してくださいました。心から感謝いたします。ありがとうございました。

横浜市のイベントに「トリガーポイント整体」を出店!

2018年2月24日(土)、中島順司さん(大川学院卒業生)が会長を務める日本ストレスケア協会が、神奈川労働プラザでおこなわれた横浜市のイベント「プラザフェスタ」で、「トリガーポイント整体」を出店されました。
大川カイロプラクティックセンターいけがみ整体院星野芳輝さんも参加。マッサージテーブル2台を設置し、10分500円で整体を提供されていました。
開始と共に次から次へと予約が埋まっていきます。ラストまでフル回転だったお2人。終了後、会長の中島さんに今日の感想をお聞きしました。

会場の神奈川労働プラザ。横浜市は毎年恒例のイベント「プラザフェスタ」を開催。当日は様々な講座や物産店が出店され多くの来場者で賑わう。今回、日本ストレスケア協会は「トリガーポイント整体」を出店。

――お疲れ様でした。朝から連続での施術、お二人とも忙しそうでしたね。
中島)はい。10時から16時までのイベントでしたが、ほぼ途切れる事無く施術しておりました。それでも、途中ウェィティングがかかり、何人かお断りを出してしまったのが今後の課題です。

――入り口でチラシを配ったり呼び込みをされていたわけでもないのに、どうしてこんなにも予約が次々と埋まっていったのですか?
中島)実はこのイベントは2回目の参加なんです。1回目の昨年にご利用され、今年も受けにいらっしゃったというケースが多かったのですが、そのような皆さんの口コミのお陰もあったと思います。

――2回目の出店だったのですね。ところで「プラザフェスタ」へはどのような経緯で出店しようと思われたのですか?
中島)元々こちらの施設は、普段自分がおこなっている「リンパケア」のセミナー会場として使わせていただいていました。一昨年に当協会を立ち上げた際、こちらの館長様とお話をする機会があり、「今度こちらでイベントがありますので出てみませんか?」とお誘いを受けたのがきっかけです。館長様にはとても感謝しております。

――10分という設定ですが、なかなか本格的な施術だなぁと体験して感心しました。「短時間である程度の満足を」という状況には慣れていらっしゃるのですか?
中島)はい。当協会の大きな柱として「企業訪問型 職場整体リラクゼーション」があります。こちらは、企業で働かれている従業員様の貴重なお時間をいただいて施術をおこないます。ですので、「短時間で最大の効果を!」ということは常に普段から意識しておこなっております。

日本ストレスケア協会会長の中島順司さん。中島さんは神奈川県平塚市のグリーンパールゴルフ練習場で「ゴルフボディケア整体」も開催。ゴルファーの皆さんの健康もサポートしている。
中島さんと共にイベントに参加された星野さん(いけがみ整体院)。確かな技術と穏やかな笑顔で大活躍!

――皆さんが整体を受け終わると、とてもよい笑顔でお礼を述べ、帰っていかれる姿が印象的でした。
中島)今回に限らないのですが、整体の仕事をしていて一番大切にしているのが「三方笑顔」なんです。私たちの「笑顔」の施術を通してご利用者様を「笑顔」にし、このイベントを主催したスタッフの方々にも「笑顔」になっていただく。それを見て、また私たちも更に笑顔になる。この「三方笑顔」のサイクルを今後もどんどん様々な分野に広げていきたいと考えているんです。

――「三方笑顔」、素敵な言葉ですね。
中島)これは当協会の理念でもあります。今後もいろんな活動を通じて「笑顔溢れるストレスゼロ社会」を目指していきたいと思っております。

――今日はお忙しい中、ご対応いただきありがとうございました。皆様の今後の益々のご発展をお祈りいたします。

講師の金近先生へのインタビュー④/3月21日開催「コアトレによる姿勢改善セミナー」

■自分に適したものを身につける


――短距離の記録が伸びているというのは、使う道具類もよくなっているということもありますか?
金近)あります。シューズもウエアもそうだしグランドもよくなっています。

――フォームについてですが、人類史上最速のウサインボルト選手は結構、体が揺れる、特徴的な走り方をされます。
金近)テレビの特集で彼は側弯があると言っていました。それを前提にするとあの動きが正しいということですよね。従来の基本の型に押し込めるのではなく、側弯がある分、それに対応した形であのような走りをされているわけです。

――持って生まれた体の機能も違う?
金近)それもあるでしょうけど、ただジュニアの頃の記録でいうとサニブラウン・アブデル・ハキーム選手の方が上なんですよ。素質だけでというよりは、それ以上に本当に自分に適したトレーニングを最高にやり、自分にあったパフォーマンスを最大限発揮できるフォームを身につけられたから、あのように凄い人になったんだろうと思いますね。漠然とですが。

――陸上をやっている選手にアドバイスすることもあるんですか?
金近)それはないです。選手としては現役から退いてだいぶ経ちますので技術的にはついていけないと思います。ただ、骨盤の位置など体幹の部分で「ここは気を使った方がいい」などのアドバイスはできるんだろうなとは思います。

■生活に根差したものを変えるお手伝いをしていきたい


――あらためて体幹が安定しなくなるとどんな不都合があるか教えて下さい。
金近)まず一つは姿勢が悪くなりやすい。そのことで腰痛や肩こり、膝の痛みなども出やすくなります。姿勢が歪むと内臓も圧迫されるので、内臓的な問題に発展することもあるでしょう。血液やリンパの流れも滞りやすくなりますから、冷えやむくみにも繋がってきます。あらゆる不定愁訴が姿勢に繋がってくる可能性があるのではないでしょうか。

――それで姿勢を直すために「コアトレ」を使うのですね。
金近)初診時に記入してもらっている用紙(カルテ)に「カイロプラクティックで他に改善したいことはありませんか?」という記入欄があります。そこには「姿勢」と書く方がとても多いです。姿勢は見た目でわかりやすいものですし、皆さん、想像以上に興味、関心が高い。でも「直したいけど自分ではどうしたらよいかわからない」という方が大半なんです。

――私たちの仕事は姿勢という面では特にお役に立てますね。最後に金近先生がいつも心掛けていることをお聞かせください。
金近)その方の生活に根差したものを変えるお手伝いが出来ればと思っています。結局治すのはご自身なんですよね。生活の中から積み重なってきて、それが姿勢の歪みや不調に繋がってくる。だからご自身で治せる力を身につけていただきたいなと。

――院に来て頂く方もそういう方に来ていただきたい?
金近)そうですね。ただお客様は症状があってこちらに「なんとかして欲しい」と言ってこられる方が大半。そのニーズにお応えするということも、もちろん大切にしています。

――今日は貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。3月のセミナーを楽しみにしております。

講師の金近先生へのインタビュー③/3月21日開催「コアトレによる姿勢改善セミナー」

■陸上競技から考える筋肉の質の違い


――金近先生はプライベートでは陸上競技の大会の審判もされているとのこと。
金近)はい。学生時代、短距離走(100m、200 m)をやっていた経験もあり、審判として参加することがあります。

――100m走といいますと、昨年は桐生祥秀選手が日本人史上初の9秒台を出しました。昔は「日本人には10秒の壁は越せない」と言われていたと記憶しているんですが、それが年々記録が更新され、ついにはメダルも不可能ではなくなった。どのような感じで見ておられますか?
金近)日本人に合った走り方が確立されてきたのでは、と思って見ています。日本人は欧米の選手とは筋肉の使い方といいますか、筋肉の質が違うと思うんです。例えば欧米の人は伸筋の方が強く、日本人は屈筋の方が強くなる傾向があるなど。

――西洋では狩猟で槍を使ったり、代々「押す」力を利用してきた。日本人は農耕民族なので身をかがめて作業することが多く、鍬などの道具で「引く」力を利用してきた。たから、例えば日本のノコギリは「引く」ときに切れるように作ってある。そんな説明を聞いたことがあります。
金近)そのような話があるように、そもそも筋肉の質が違うから、欧米人の走り方を参考にしてもなかなか日本人には合っていなかったのだと思うんです。そして日本人の体にあった走り方の研究が進んできた。桐生選手の前に日本記録をもっていた伊東浩司選手がその研究をされた走りではないかと思います。男子400mの日本記録保持者、高野進選手もそうですね。

■日本人に合うようにアレンジを


――日本人に合うかどうかが大切なんですね。
金近)運動指導のことで言えば、有吉先生も実は同じことを言っています。日本人に合ったやり方、形が必要なんだと。いろんな方法をくみ上げていって、昔は運動指導の世界でも割と欧米から入ってきたものをそのまま取り入れるという形だったそうです。しかしそれだと日本人には合わない。短期集中型エクササイズのビリーズブートキャンプもそうでしたね。「やはり日本人にあった形に仕上げていかないとダメだね」と仰っていました。

■一つ一つの動きをより正しくやる


――研究が進んで選手の走り方も変わってきたんでしょうね。
金近)理論自体だいぶ違うようです。昔は後ろに蹴るようにと言われていたのが、今は捕まえにいくなど。
審判として大きな大会からローカルな大会までいろいろ担当するんですが、例えば中学生の大会などを見ていると、昔からある練習をそのまま模倣している子が多いなと感じます。とくに考えずにやっているなと。効率よくという意味で「ここは変えた方が・・・」と内心思うこともあるんです。
動きというのは、これは「コアトレ」にも通じるんですが、ただ形をやればいいのではないんです。「一つ一つの動きをより正しくやる」。これを自分で考え身に着けていった子はすごく強くなるんじゃないかなと思いますね。

――走ることに理論も必要と。
金近)そうですね。学年ごとで理論の捉え方というのは違ってくるんでしょうけどね。自分が出来ていたかどうかは別にしてですが(笑)。

(次回のインタビュー④では、コアトレをおこなうメリット、整体と組み合わせて出来ることなどのお話をお届けします。)