「なかなか治りづらい手首内側の痛み TFCC損傷への対応法」 講師 島本幸一先生(しまもと整体院 院長)
↑↑↑ 現在、愛媛で整体院を経営している島本先生。患者さんがどのエリアから通ってこられているのか商圏を説明。ほとんどの方は車で来院されるため駐車場の確保が必須。
↑↑↑ この他、転倒などの事故がきっかけで発症したケースもあり
↑↑↑ TFCCとは三角繊維軟骨複合体(Triangular Fibrocartilage Complex injuries)のことで、手関節尺側の三角線維軟骨と、その周囲の尺側側腹靱帯・掌・背側の橈尺靭帯などの軟部組織を合わせた呼び方。TFCCの役割は、遠位橈尺関節と手根骨間の安定性維持と、手首外側にかかる衝撃吸収。
↑↑↑ 第一にケアすべき筋肉は「尺側手根伸筋」。まずは触診練習。手首内側に痛みが出ている人は、たいてい尺側手根伸筋が石のように硬くなっている。筋肉を捉えたら圧を加えてみる。自分の体で練習を繰り返す。
↑↑↑ 次はペアを作り相手の方に試す。「効かす圧が入れられるかどうか」がポイント。
↑↑↑ 各ペアを見回り島本先生がそれぞれの方にアドバイス。
■参加された皆様の感想
・講師の実体験を含んだ説明だったので説得力があった。現場ですぐ使えるので非常に参考になった。
・一つの症状にここまで深く考えるべきと気づきました。
・院に帰って練習して実際に患者さんに施術できるようになりたいと思います。
・手首の痛みは腕の筋肉を押して治療していましたが「筋肉の端から端までおこなう」「ストレッチしながらおこなう」など、今まで思いつかなかった事があって興味深かったです。
・TFCCについての知識はもちろんですが、技術の試行錯誤の大切さをしる学びの多い1日となりました。今日の復習をしながら理解を深めたいと思います。
・一つの症状に特化したセミナーは的がしぼれてよいと思いました。