2019年10月14日セミナー開催報告

カラダの使い方を深める!
生涯歩けるカラダでいるためにカイロプラクターが出来ること 
講師 安藤崇先生(とごし銀座院院長)

「筋肉」「関節」「生活習慣の改善」の3つの柱でアプローチする大川メソッドカイロプラクティック「生涯歩けるカラダ」というテーマでこのメソッドを使うとどうなるか? 安藤先生にわかりやすく示して頂きました。

講師の安藤崇先生

「自由に楽に歩ける」ためには、体の状態を整えていくことが必要。まず、股関節や膝関節の動きを手技で調整します。仰向け、横向き、うつ伏せで下肢のモビリゼーション、ストレッチを練習しました。
手技をおこなう時は「脚を脚と思わず、3本目、4本目の腕と考えて」手技をおこないます。意識を変えるだけ手技はその効果が変わります。
膝や股関節は、日常生活でほぼ縦の動き、屈伸にしか使われていないことも多く、本来の自由な可動が制限されがちです。その制限を手技で回復していきます。
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股関節、膝関節のモビリゼーション、ストレッチ

膝がまっすぐ伸ばせない「伸展制限」をリリースする手技を実演。「楽に歩くためには膝が伸びることが必要」とのこと。時間をかけて、手の感覚を頼りに少しずつ圧をかけ伸ばしていきます。急に無理に伸ばしすぎると痛みが出ることもありますので、状態を把握しながら加減することも大切です。
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膝がまっすぐ伸ばせない「伸展制限」をリリースしていく手技を実演

膝の裏のこわばりを伸長していくイメージを説明する安藤先生

仰向けで膝の「伸展制限」をリリースしているところ。「目的がわかっていればいろいろな体勢で手技はできる!」
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仰向けで膝の伸展制限をリリースしているところ。「目的がわかっていればいろいろな体勢で手技はできる」

楽に自由に歩けない原因として「側腹(脇腹)や腰~骨盤部分が硬くなっている」ことがよく見受けられるとのこと。脚の動きを使って側腹(脇腹)を緩めていく手技を実演。
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下肢の動きを使って側副(脇腹)を緩めていく手技を実演

大腿前部を伸ばし、さらに腰部~骨盤に術者の重心移動で牽引をかける。手技を練習する皆さんを見回り指導する安藤先生。
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腰部~骨盤を牽引でリリース

クライアントさんの脚の重みを使ったストレッチ。手技は微妙な角度で伸び具合が変わります。「腰椎の配列をイメージしながらおこなうのがコツ」とのこと。
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クライアントさんの脚の重みを使い、側腹、腰~骨盤にかけてストレッチ

プロジェクターを使って走っている選手のフォームをスローモーションで確認。体の使い方、重心のかけ方を参考にしました。
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体の使い方、重心のかけ方を解説

「体に楽な歩き方」は「足が先に前に」出るのではなく「体がまず前に」出て、続いて「足は自然に出る」というイメージ。うまくできない方にはゴムチューブを使った練習も効果的。チューブを骨盤後方に引っ掛け、体が前に出るのを誘導し歩くのを体験してもらいます。
脚の運び方はほとんど注意しません。脚に意識がいくと「顔が下を向いて」しまったり「動きがぎこちなくなってしまう」からです。
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身体に楽な歩き方

「なぜ転倒で大腿骨頸部を骨折しやすいのか?」「防ぐにはどうしたらよいか?」
対策として「怪我を最小限にとどめるための転び方」を習得しておくのも方法の一つ、とのこと。ロシアの格闘術システマからヒントを得た転び方を安藤先生が実演。
脱力し体を固めないようにして「転がるように」転びます。この「いざというときに脱力できるかどうか」が重要
転ぶ練習は通常、恐怖感があるため、なかなかはじめからできる人はいません。布団の上で、正座の状態からはじめるなど段階を追って練習していくとよいそうです。
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怪我を最小限にとどめるための転び方

怪我を最小限にとどめるための転び方

自由に楽に歩くために、生涯、脚の関節の柔軟性は保っていたいもの。そのために有効なのが「しゃがむ」動作です。足裏は浮かさず床につけたまま。現代の生活スタイルは「しゃがむ」機会が減ったため、うまくしゃがめない人も少なくないようです。
「しゃがんで拭き掃除をしたり、習慣として毎日10回程しゃがんだり立ったりという機会を作るだけでも、股関節まわりの柔軟性は変わってきますよ」との説明でした。
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現在の生活は「しゃがむ」機会が減ったためできない人も少なくない

最後は頸部の手技を実演。模型も使って解説。よい姿勢をとる時に、頭の位置が後方にきづらいことがありますが、その調整としても使える手技です。
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頸部の手技を実演

頸椎の関節の動きを感じながら繊細に調整していく。受けた参加者さんは、首から肩にかけてのコリが随分と軽減しました。
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頸椎の関節の動きを感じながら調整していく

■参加された皆さんの声


  • 目的を明確に持って手技をおこなうことを意識しようと改めて思いました。「自分らしく」「楽しく」来院する人を勇気づけていきたいと思います。
  • ウォーキング、転び方のところは非常に有意義で今後の参考にしたい。
  • 学院で習ったことがより実践的に使えるようになりました。効果の上がるやり方と上がらないやり方の違いに気付けました。怪我をしない転び方は今習えたことで、年をとる前に覚えることができてよかったです。
  • 年をとってからだけではなく、40~50代から学んでいく体の作り方は、痛みを作りづらくする体の使い方を教える上でとても役立つ考え方だった。患者さんの今の体の使い方を否定せずに、楽しく教える事によって患者さんとの関係も良くなり、自然に長続き(継続しての来院)するようになると感じました。
  • 側臥位でおこなった側腹をゆるめる手技、仰向けの頸椎の手技は微妙に角度が違うだけで効果に大きな差が出ました。これらは感覚的なもので説明が難しい職人技だとあらためて感じます。基本の立ち方の姿勢指導を一からみられたのもよかったです。

10月14日開催セミナー 当日の6つの内容について

セミナー開催が近くなりました!
席はまだ余裕があります。参加ご希望の方はこちらからお申し込みください!
安藤先生から、当日おこなう内容についてコメントもいただきました。
詳細はこちら↓↓↓


Q)
セミナーの内容が(1)~(6)までありますが、どんなことをおこなうのですか?


A)
(1)股関節、膝関節の自由な動きを手技によって取り戻す

手技の実演・練習として仰向けや横向きで股関節、膝関節のモビリゼーション、ストレッチなどをおこないます。その時に脚を脚と思わず「3本目、4本目の腕」と考えて手技をおこないます。日常生活では、ほぼ縦の動き、屈伸しか使わない下半身の関節の意識を変えることで今までとは違う感覚になります。いっしょに試してみましょう!


(2)筋力よりも脱力とバランス、転ばないように歩くコツ

皆さんは「歩けなくなること=脚の筋力低下」だと思っていませんか?
もちろん最低限の筋力は必要ですし、ないよりはあった方がいいと思います。ただ、ジムで筋トレをしていても「ギクシャク」と歩いている人がたくさんいます。
理由は、筋肉は動力装置ですが同時にブレーキにもなるからです。「ブレーキを緩めることがスムーズな歩行には重要」だということをお伝えします。


(3)怪我を最小限にとどめるための転び方

私は6年ほどロシアの格闘技システマ(実戦的格闘術として注目を集めるロシアの武術、軍隊格闘術。徹底した脱力と柔らかな動作が特徴)を習ってきました。このシステマには怪我をしない転び方のヒントが沢山ありました。実際体験してみると、なるほどと実感出来ると思います。患者さんへの万が一の際のアドバイスにも活かせますよ。


(4)一生歩けるようにするためのエクササイズ

単に筋力を鍛えるのではなく「身体に楽な歩きを覚えさせる」トレーニングから、「全身を上手に連動させる」トレーニングまでやってみたいと思います。


(5)どういう言葉をかけてあげるといいのか

モチベーションの上げ方は人によりけりですし正解はないと思います。
カウンセラー伊藤かよこさんの勉強会で学んでいることと、戸越で長年実践していることをお伝えしたいと思います。


(6)治療院経営に悩んでいる方へのお話

SNSなどで謳われているような「おいしい話」はないと思っています。
その代わりに、信頼関係を築いていくことは可能です。失敗しながらも、なんとか20年近く続けて考えてきたことをお話しします。


安藤先生の体得してこられたあらゆるエッセンスが学べるセミナーですね。
ピンときた方は是非、セミナーにお越しください!

≪10/14開催のセミナー案内こちら 
会員の方はメールで、一般の方はお問い合わせフォームからお申込みください≫

「カラダの使い方を深める!」 ~生涯歩けるカラダでいるためにカイロプラクターが出来ること~ 2019年10月14日(月・祝)11時~16時 講師 安藤崇先生(とごし銀座院 院長)

「カラダの使い方を深める!」 ~生涯歩けるカラダでいるためにカイロプラクターが出来ること~ 2019年10月14日(月・祝)11時~16時 講師 安藤崇先生(とごし銀座院 院長)

2020年1月13日(月・祝)開催

「新規が少なくてもOK!紹介・再診で繁盛する院の作り方」
講師 松下展平先生
(株式会社プロデュース・アクティビスト 代表取締役)

■内容

・新規が少なくても繁盛する院の作り方
・再診と紹介を増やすLINE@の使い方
・離脱した患者さんが戻ってくる3ステップハガキ
・紹介がもらえる治療院、もらえない治療院3つの違いとは?
・広告費を下げながら、売上をアップさせる手順
・YouTube、Instagram、LINE@を使って繁盛院を作るテクニック
・リピート率がアップするホームページの作り方

「新規が少なくてもOK!紹介・再診で繁盛する院の作り方」

「新規が減ったらどうしよう・・・」
こんな不安を持ちながら治療院の経営をしていませんか?
今回のセミナーでは、新規の患者さんが減っても、紹介と再診で繁盛する治療院の作り方をお伝えさせていただきます。
たった5人の新規患者さんでも、売上が150万を超える1人治療院の作り方があります。
PPC広告やチラシにお金がかかりすぎて、なかなか思ったような利益が出ない。そんな悩みが解消できます。
1人1人の患者さんを大切にして、リピート率・紹介率・再診率の高い治療院の作り方をお伝えしていきます。

■講師


松下展平 (MATSUSHITA TENPEI)先生
株式会社プロデュース・アクティビスト 代表取締役
【治療院専門の集客・経営コンサルタント】
ネットとリアルを組み合わせた、すぐに効果の出る実践的な集客手法と、本質をとらえたアドバイスで、多くの治療家から支持されている。
コンサル実績4000院以上、1人治療院から全国600店舗を展開するチェーン店まで、治療院に特化したコンサルタントとして多岐にわたり活躍している。
また、全国 1万店舗が登録する治療院に特化した口コミサイト「ヘルモア」や、治療院専門のHPシステム「セルフル」など様々なサイトを運営している。

■セミナー開催場所


大川グループ ケア・システムズ
日本カイロプラクティック医学協会 セミナースペース
東京都品川区東五反田1-6-3 いちご東五反田ビルB1F
TEL 03-3445-3895

■受講料


JACM会員…無料、非会員(学生・卒業生・一般)…1万円

■参加申込&お問合せ先


会員の皆様・・・JACM事務局のメールアドレス
一般の方・・・お問合せフォームをご利用ください。特に参加資格はありません。整体、カイロプラクティック、柔道整復師、理学療法士、セラピスト、トレーナー、エステサロン他、様々な方にお越しいただいています。

■参加される方へ


事前のご予約をお願いします。
セミナー時のビデオ等での録音、録画は禁止しております。
当日の開場は10時20分~です。
会員以外の方は、受講料は当日ご来場時に受付でお支払いをお願いいたします。

2019年9月16日セミナー開催報告

B-reset式 コンディショニング・セミナー
~お腹がほぐれるといろんな症状が改善する!~ 
講師 小山章先生(コンディショニングスペースB-reset代表)

はじめに手技をおこなう上でポイントとなる「伸張反射」「ゴルジ腱器官」「相反性神経支配」「拮抗筋」「痛いところは悪いところなのか?」などをプロジェクターで解説。

講師の小山章先生(コンディショニングスペースB-reset代表)
講師の小山章先生(コンディショニングスペースB-reset代表)

続いて体のバランスを整える「ホームエクササイズ」を練習。
おこなうまえに自分の重心がどこにあるのか足裏全体で体重を支えて立っているか両腕がスムーズに挙上できるかを確認。そしてエクササイズ後どう変化したかを体感しました。肩周りに触れていないにもかかわらず途端に腕が挙げやすくなった!という人も。

骨盤を動かす立位のホームエクササイズ
骨盤を動かす立位のホームエクササイズ

次は各テクニックの解説と練習
B-reset式アプローチは手技の前におこなう動作テストを重視
例えば股関節。仰向けで円を描くように他動で動かします。この時にどこかに筋肉に順応性短縮があると、可動域の低下が感じられたり動きの偏りで楕円を描いたりします。
ビフォーアフターとしても活用できます。小山先生は手技をおこなっている間、頻繁に動作テストをおこないます。効果がいまいちの場合はその都度、アプローチしている部位を変えていくのです。

股関節の動作テスト
股関節の動作テスト
体幹の捻転の動作テスト
体幹の捻転の動作テスト

手技が進むにつれ、患部にはほとんど触れていないにも関わらず可動域はみるみる改善していきます。小山先生は患部に触れている割合は「現場でも1割程」とのこと。あらためて全身の筋肉の繋がり、関連性を感じます。
B-reset式アプローチの難しいところは筋肉のとらえ方術者の体の動かし方
押圧の手技に慣れているとどうしても筋肉を押し込みたくなります。しかし、筋は押しこむのではなくコンタクトして一定の圧を保つだけ。腕や脚を動かしている間接手の動きで圧を調整します。
術者は両手を使いますので、その間、体幹をバランスよく保つことも大切です。
参加された皆さんはペアを変えながら何度も練習を繰り返しました。

内転筋群へのアプローチ
内転筋群へのアプローチ
股関節を動かしながら、殿筋や側腹部の筋緊張を緩和していく
股関節を動かしながら、殿筋や側腹部の筋緊張を緩和していく
上肢の動きを使って腹部にアプローチ
上肢の動きを使って腹部にアプローチ
実技練習をおこなう参加者の皆さん
実技練習をおこなう参加者の皆さん

■参加された皆さんの声


  • 施術の場でとても役に立つことばかりでした。忘れないため、また、もっと深く学びたいことがあるので、個人的に小山先生の院に行きたいなと思いました。その時はよろしくお願いいたします。
  • 軽い圧でこれだけの効果を出せることに驚きました。
  • 常に拮抗筋を意識しながら施術することも大変参考になりました。
  • 自分のルーティーンに少しずつ取り入れていきたいと思います。
  • 座学あり実技ありの楽しい講義でした。普段やっている手技とは少し違うものでしたので、自分の引き出しが増やせそうでとても嬉しいです。また機会がありましたら参加したいです。
  • 学院の実技とはだいぶやり方が違いました。しかし、今までできなかった部分に対しいろいろとできるようになったのでいい事を教わりました。
  • 現在、まさに自分が悩んでいる内転筋群のゆるめ方など効果的な方法が分かり大変ためになりました。
  • 非常にわかりやすく、また、即使える手技で助かります。早速組み込んでみたいと思います。
  • 施術に取り入れるのはそれなりの努力が必要だと思いますが頑張ります。

2016年の小山先生のセミナー紹介①【B-reset式のアプローチとは? ストレッチの効果など】

2019年9月16日(月・祝)は小山章先生(B-reset代表)をお招きし、セミナー「お腹がほぐれるといろんな症状が改善する!」を開催します。
小山先生はどのような考え方でストレッチなどの手技をおこなっているのか? 参考まで前回(2016年1月11日)おこなわれた講義の説明を紹介します。
今回セミナーに参加される方は是非ご覧ください。

前回のセミナーの様子。講師は小山章先生

■B-reset式のアプローチとは?


本日のセミナーのテーマは「全身の筋バランスを回復! 関節を動かし手で状態を確認しながら効率よく緩める」です。B-resetでおこなっている私の手技は、大川学院で習ったスタイルとはだいぶかけ離れています。例えばカイロプラクティックの特徴的な手技、ポキッとキャビテーションが発生する関節操作、CMTはおこなっていません。ストレッチで代用しています。
それから主に関節を動かしながら手で筋緊張を緩和し循環を改善する手技をおこないます。ストレッチもそうですが、手技は筋肉に対し必要以上の力、負荷をかけないよう心掛けています。

■ストレッチで筋緊張が緩和すると


ストレッチで筋肉を伸ばすとどんな効果が得られるのでしょうか。
筋緊張が緩和するため筋ポンプ作用が回復し、循環がよくなります。心身はリラックスして疲労は回復、代謝も促進します。関節可動域も広がります。筋痛(疼痛)は軽減し傷害の予防やパフォーマンスの向上も期待できることでしょう。
これらの効果は皆、筋緊張が緩和して循環がよくなったことでもたらされたものです。つまりストレッチに限らず、筋緊張を緩めて血行をよくできる手技であれば同じ効果が出せると考えています。

「B-reset式 コンディショニング・ストレッチ・セミナー」

■ストレッチの種類


ストレッチはおもに4種類あります。もっともポピュラーなのがスタティック(静的)ストレッチで、ゆっくりと時間をかけて伸ばすものです。
2つ目がダイナミック(動的)ストレッチ。サッカー選手がウォーミングアップとしておこなうブラジル体操としても有名です。プロ野球選手もキャンプなどでよくやっています。集団でジョギングしながらリズミカルに手足を動かし、体を捻ったりしているのを皆さんもテレビで見たことがあるかと思います。
3つ目が反動をつけるバリスティックストレッチ。聞きなれない言葉かもしれませんが、30代後半以上の方であれば、昔学校でやっていた柔軟体操だと思ってください。当時は「反動をつけて痛いところまで伸ばせ」とよく言われたと思います。あの柔軟体操がまさにそうです。
4つ目がPNFストレッチ。筋収縮を伸長に応用したりするものです。リハビリなどで使われます。

 ■ストレッチの使い分け


スポーツをする時はストレッチを使い分けると効果的です。例えば、ウォーミングアップではダイナミックストレッチを、クールダウンの時はスタティックストレッチを選択します。
運動前にスタティックストレッチをおこなうと、筋機能の低下を招くとの指摘があります。筋は伸ばしすぎると収縮しにくくなる面があるのでので注意が必要です。
強い反動を使うバリスティックストレッチも気を付けたいです。伸張反射が起こり筋スパズムを強くする恐れがあります。

■伸張反射に注意


伸張反射とは、筋線維の中にあるセンサー筋紡錘から、筋肉が急激に必要以上に伸ばされたという情報を中枢神経系が受け、脊髄レベルでその筋肉を収縮させる現象です。筋肉がダメージを受けないための防御反応なのですが、筋疲労がある時にこの強い伸張反射がおきると肉離れのような怪我を誘発することにもなりかねません。
伸張反射をおこさないためにはゆっくり筋を伸ばすことです。すると筋紡錘ではなく腱の中にあるセンサー、ゴルジ腱器官が反応します。
ゴルジ腱器官は腱が筋腹に向かって強く引っ張られた時に、筋の損傷を防ぐためにその筋を弛緩させようと働きます。ストレッチではこのゴルジ腱器官を有効に使いたいのです。

伸張反射

■脱力がポイント


ストレッチをおこなう時のポイントです。よく筋トレに例えてこう言います。「筋トレは筋肉に力を入れる行為」「ストレッチは力を抜く行為」と。ストレッチではまずは「力を抜きたい」んです。よって大事なのが受ける方の「脱力を意識する」ということ。
ストレッチをする時は「ため息をつくような」イメージで息を吐くと、力が抜けやすくてよいです。たまに「吸って~」「吐いて~」と過度に呼吸する方がいます。これは筋トレと同じく力が入ってしまいますから×です。

■支点・力点・作用点が決まればできる


ストレッチをする時は「支点(基点)をしっかり作る」ことも大切。以前、テレビでプロレスラーの鈴木みのる選手が関節技についてこう言っていました。
「関節技というのは支点、力点、作用点が成立すれば誰でもできるんだ」
ストレッチもまったく同じです。特に支点をしっかり作ることが大切で、これができると術者はとても楽になります、大概のストレッチは習得できると思います。
関節技とストレッチは似てるんですが強さが違います。ストレッチを間違って強くやってしまうと、伸張反射もおきて関節技的になり、相手に苦痛を与えてしまいます。

■最初は軽く徐々に大きく。可動域も比較しながら


ストレッチ操作は、はじめは軽く動かし、徐々に大きく動かし伸ばしていきます。柔軟性が低下している筋肉は、ある程度のスピードや強さのあるストレッチをされると筋スパズムを起こしやすいんです。これでストレッチに伴う怪我が防げます。
ストレッチは1種目につき20秒程かけ、3~5回繰り返します。効果を測定するために1回目との可動域の差も比較します。1回目と3回目、1回目と5回目というように奇数回でみていくとわかりやすいです。

最初は軽く、徐々に大きく。可動域も比較しながらおこなう

■拮抗筋をストレッチする


症状が出ている筋肉を伸ばそうと思ってストレッチしても「なかなか伸びた感覚がない」ということはありませんか?
そういう時は拮抗側の筋肉が全然動いていない可能性があります。症状が出ているところではなく、反対側の筋肉にストレッチをし、拮抗筋のバランスがとれるようにするとよいです。

■ストレッチのコツ


ストレッチをする時は、関節と関節の間(関節面)を少し牽引し、それから動かすようにします。関節を牽引した時点で筋の起始部が少し伸ばされます。そこからさらに筋をストレッチしていくので術者は手技が楽にできます。
そのまま筋を伸ばしていったら抵抗を感じた位置でストップします。術者はその位置をキープ。これはとても大事です。
たいがい受けている人は、「そこでは伸びた感じがしない」と訴えます。でも筋肉からすれば、その位置こそが「ここでちょっと様子をみてほしい」と言っているポイントなんです。これを無視してグイッと伸ばすと、筋肉に不必要なストレスを与えることになります。

ストレッチのコツ

■ストレッチの禁忌


禁忌についてですが、これはストレッチに限らず通常の施術でも同様です。
まず、急性期のケガの時はストレッチはやってはいけません。捻挫や肉離れ、打撲等の直後です。筋肉や関節に炎症があるからです。炎症の5徴候は発赤 (rubor)、熱感 (calor)、腫脹 (tumor)、疼痛 (dolor)、機能障害。つまり患部が赤く腫れて熱感がある時はまずはアイシングです。冷やしてください。
それから体調がすぐれない時や、発熱など感染症状がある時、オーバーワークなど極度に疲労が激しい時もしてはいけません。

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≪9/16開催のセミナー案内はこちら ↓↓↓
参加予約受付中です!! 一般の方はこちらからお問い合わせ&お申込みください≫

セミナー案内2019年09月用/表面

セミナー案内2019年09月用/裏面

 

 

2019年10月14日(月・祝)開催

カラダの使い方を深める!
生涯歩けるカラダでいるためにカイロプラクターが出来ること」
講師 安藤崇先生
とごし銀座院院長)

超高齢化社会の今、「こんなカラダで将来歩けなくなるのではないかと心配」といった方のお役に立てたらいいなと思いませんか。
歩けなくなった人を歩けるようにすることは大変難しいことですが、これから予備軍となる人へは我々でも十分お役に立てられるはずです。
そこで今回は「生涯歩けるカラダでいるために、カイロプラクターができる事」をテーマに進めていきます。
手技療法、歩行指導、エクササイズ、勇気づけなどの面からお伝えします。
実技はもちろん、実際に体を動かすこともやってみますので、動きやすい服装でいらしてください。
また、タイトルとは異なりますが、質問の多かった経営についても、少しお話し出来たらと思っています。楽しいセミナーにしたいと思いますので、多くの参加をお待ちしております。

「カラダの使い方を深める!」 ~生涯歩けるカラダでいるためにカイロプラクターが出来ること~ 2019年10月14日(月・祝)11時~16時 講師 安藤崇先生(とごし銀座院 院長)

■内容

 ①股関節、膝関節の自由な動きを手技によって取り戻す
 ②筋力よりも脱力とバランス、転ばないように歩くコツ
 ③怪我を最小限にとどめるための転び方
 ④一生歩けるようにするためのエクササイズ
 ⑤どういう言葉をかけてあげるといいのか
 ⑥治療院経営に悩んでいる方へのお話

■講師


安藤 崇先生
とごし銀座院院長
2001年 大川カイロプラクティックセンター五反田院院長
2002年 大川カイロプラクティックセンター逗子院院長
2003年~ 大川カイロプラクティックセンターとごし銀座院院長
大川カイロプラクティック専門学院 テクニック講師
JACM認定カイロプラクター
全国柔整鍼灸協同組合 カイロ&オステ研究会講師

「カラダの使い方を深める!」 ~生涯歩けるカラダでいるためにカイロプラクターが出来ること~ 2019年10月14日(月・祝)11時~16時 講師 安藤崇先生(とごし銀座院 院長)

■セミナー開催場所


大川グループ ケア・システムズ
日本カイロプラクティック医学協会 セミナースペース
東京都品川区東五反田1-6-3 いちご東五反田ビルB1F
TEL 03-3445-3895

■受講料


JACM会員…無料、非会員(学生・卒業生・一般)…1万円

■参加申込&お問合せ先


会員の皆様・・・JACM事務局のメールアドレス
一般の方・・・お問合せフォームをご利用ください。特に参加資格はございません。カイロプラクター以外の方も是非お越しください!

■参加される方へ


事前のご予約をお願いします。
セミナー時のビデオ等での録音、録画は禁止しております。
当日の開場は10時20分~です。
会員以外の方は、受講料は当日ご来場時に受付でお支払いをお願いいたします。

2019年7月15日セミナー開催報告

「口下手でも患者さんがリピートしてしまう問診術」
~元営業マンが教える心を掴んで離さない会話術~ 
講師 高田勝博先生(ふじさわ整体院院長

本日はご来場いただいた皆様ありがとうございました!

主に以下の講義がおこなわれました。
◆インプットとアウトプットはどちらが大事?
◆問診術を活用してどのような結果が出たか、スタッフの実例紹介
◆治療業界は新たなフェーズに
◆「〇〇度-〇〇度」の方程式
◆リピートを増やす方法
◆問診術の極意5ステップ
◆いきなり話を切り出さない
◆問診時の注意/心には〇がある
◆〇〇ニーズの引出し
◆施術者が陥りやすい失敗
◆あまり話をしてくれない患者さんへの対応
◆患者さんが押し売りに感じてしまう時は何が出来ていない?
◆私に出来た「とっておきの方法」とは?

講師の高田勝博先生
携わった3つの職業、それぞれから学んだことも解説
とくに営業マンとしての経験が現在の仕事にも大きく役立っているとのこと
ペアをつくりお互いに問診の練習。患者さん、術者それぞれの心理面も考えておこなう
練習はペアを替えて再びトライ

後半はお互いがペアになって問診をおこなう実践練習をおこなったため、皆さん、早速実践でも活かせそうです!参加された「皆様の感想」もお届けします。

■参加された皆さんの声


  • 「問診術」というテーマでしたが、ハウツーだけではない「人を診る」という本質的な内容でした。施術者で何かしらの壁にぶつかっている人はヒントがもらえるセミナーだと思いました。
  • 実践で使える内容がたくさんあり参考になりました。
  • 他の方の問診も聞けて更に問診を大切にしていきたいと思いました。本当にありがとうございました。
  • 院経営のことについて、他のジャンルでもセミナーして下さい!
  • 「主語を症状から生活へ変換させる」ところがポイントだと気付かせていただきました。ありがとうございました。
  • 自分の問診が説明過多になっていると明確に気付きました。以前から考えていた部分がハッキリ分かりました。試行錯誤したいと思います。
  • 誰しも「心には扉」があり、否定されるとその扉は閉じてしまう。そして皆「自分で決断したい」。これらの知識は、対患者さんはもちろんですが、家族や友人など身近な人とのコミュニケーションにも応用できると思い聞いていました。円滑な人間関係を作るにはとても使えるのではないでしょうか。
    また「トップ成績の営業マンは商品の説明をほとんどしていなかった」という話も印象的でした。潜在ニーズをつかんでいる人こそが、人の心に響く提案ができる。患者さんのリピートも同じなのですね。興味深い講義、ありがとうございました。
  • 今まで意識していなかった潜在、顕在ニーズを意識して話をするだけで、今までと違った展開になると思いました。また、それによって引き出される患者さん自身も気付いていなかった要望にも応えられると思います。非常に有益な講義でした。
  • 丁寧な講義でした。先生ありがとうございます。

2019年9月16日(月・祝)開催

B-reset式 コンディショニング・セミナー
「お腹がほぐれるといろんな症状が改善する!」

講師 小山章先生
コンディショニングスペースB-reset代表)

今回のセミナーは実技中心です。
「お腹がほぐれる」といろんな症状が改善します。
手技は揉んでいるようで揉んでおらず、強い力も使いません。周りの関節を動かして筋の収縮、弛緩を使ってお腹を緩めます。

症状別アプローチとして「肩」「腰」を取り上げます。
肩は「肋骨が十分動いていない」ために関節に負担がかかり痛みが出ていることがあり、その場合はお腹を緩めて肋骨が動きやすい状態を作ることが必要です。
腰痛は基本的にあまり腰には触れません。拮抗側の腹部・体幹にアプローチします。中殿筋や腰方形筋TPT(トリガーポイントセラピー)はこの後に組み合わせるとより効果的です。

当院を開院する前、私はスポーツジム併設のボディケアサロンで8年間店長をしていました。当時から「運動後のケア」で利用されている方が多くおられますので、その中で「運動で傷めてしまった症例」「当院の対応法」もいくつか解説します。
皆様のご参加をお待ちしております!

手技は腕や脚を動かしながらお腹をゆるめていくのが特徴

■内容

◎ B-reset式 お腹(体幹)の調整法
◎ 症状別対応法
   首肩こり
   肩の痛み
   腰痛
◎ ホームエクササイズの紹介
◎ 「運動で傷めた症例」と「対応法」の解説

■講師


小山章先生
コンディショニングスペースB-reset代表
1969年生まれ 東京都出身

<経歴&資格>
大川学院2006年3月卒
JACM認定カイロプラクター
米国WECC大学 解剖実習課程修了
「BODY BOXメガロスプラシア立川店」店長を経て2013年11月に「コンディショニングスペースB-reset」を開院
<趣味>
剣道初段、バスケットボール、料理

■セミナー開催場所


大川グループ ケア・システムズ
日本カイロプラクティック医学協会 セミナースペース
東京都品川区東五反田1-6-3 いちご東五反田ビルB1F
TEL 03-3445-3895

■受講料


JACM会員…無料、非会員(学生・卒業生・一般)…1万円

■参加申込&お問合せ先


会員の皆様・・・JACM事務局のメールアドレス
一般の方・・・お問合せフォームをご利用ください。

■参加される方へ


事前のご予約をお願いします。
セミナー時のビデオ等での録音、録画は禁止しております。
当日の開場は10時20分~です。
会員以外の方は、受講料は当日ご来場時に受付でお支払いをお願いいたします。

セミナー案内2019年09月用/表面

セミナー案内2019年09月用/裏面

 

 

「安定した治療院経営」を目指す先生必見のセミナー もうすぐ開催!

元営業マンが教える!
「口下手でも患者さんがリピートしてしまう問診術」
講師 高田勝博先生(ふじさわ整体院 院長)
2019年7月15日(月祝) 11:00〜16:00

※セミナーはもうすぐ開催。一般参加も申込予約受付中です!

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【どんな「問診術」?】
新人スタッフさんが、担当1ヶ月目に10回の回数券(45000円)が売れて、その後も、新規の患者さんを担当すると70%くらいは回数券が売れてしまう、そんな「問診術」です!
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■安定した経営に「問診」が役立つ理由

業界は治療院が増えてマーケティング(集客力)やテクニック(技術力)がすさまじいスピードで進化しています。どこの治療院に行ってもそれなりのサービスがそれなりの価格で提供される、そんな時代になりました。
そこで勝ち残るにはどうすればよいか?
結論を先にいうと「問診」がより重要となります。
なぜ「問診」なのか? 理由はこちらをお読みください ⇓⇓⇓

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↓↓↓(ブログ「治療院ビジネスモデル研究所」から転載)

街中を歩いていても、電車の中を見渡してみても『スマホを片手に』している人を見ない日は無くなっている時代。分からないことや、調べたいものがあった時に、あなたはどうしてますか?

「Google」や「Yahho!」で検索していますよね。

これまで特別な訓練を受けた人しか出来なかった『技術』や『方法』そして『情報』がインターネットによって世界中の共通財産になってしまいました。

なのでもしあなたの治療院が『5分で肩こり解消のストレッチ』を開発したとしても、その秘伝の技は同業者やお客さんによって研究しつくされ、世界中に拡散されるようになります。

気がつけば歩いて1分の場所に、あなたと同じような治療院がオープンします。

治療院のシステムを合理化して『安さ』で勝負しても、その仕組みを研究しつくされ拡散といった流れ。

ではここで質問です。

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質問▼
□ 他院との差別化をどこではかればいいでしょう?
□ どこに力を入れてビジネスを行なうべきでしょう?
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その答えはズバリ!!『ファン』です。

肩こりに悩む患者さんの目の前に、同じ時間、同じ値段、同じ内装の治療院が並んだら、患者さんが治療院を選ぶ理由は1つしかありません

それは『誰がそこで働いているか?』です。

もう少し別の言い方をすると『誰にお金を使うか』です。

どの治療院もそこそこのマッサージをしてくれるから『どうせならあの人の治療院で施術してもらおう』という判断になってきます。

では、その『ファン』をどうやってつくっていくのか?

そして一人の患者さんをあなたのファンにする強力な武器となるのが『問診』なのです。

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今回のセミナー内容は

□新人スタッフでも必ずリピートしてしまう
□2回目の予約が入らず困っている方に必見
□新患さんが3人でも売上が上がってしまう

問診術です!

安定した治療院経営を目指す先生
スタッフ教育を担当している先生

に是非、お勧めです。

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※7月15日のセミナー情報はこちら(参加申し込み受付中です!)

2019年7月15日(月・祝)開催セミナー講師 高田先生の「治療院経営ブログ」紹介④ 治るとは?

高田勝博先生ふじさわ整体院)のブログを引き続きご紹介します。
今回は手技をおこなっている人であれば誰もが考える「治る」について。
是非、皆さんに読んでいただきたい内容です!
<※セミナーは一般参加も申込予約受付中です。お気軽にお問い合わせください。>

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↓↓↓(ブログ「治療院ビジネスモデル研究所」から転載)

【本当の意味での『治る』とは? 】

こんにちは、治療院ビジネスモデル研究所の高田です。
本ブログでは、これまで治療院におけるビジネスモデルの必要性やその構築方法などについて、色々とお話させて頂きました。
記事を読んだ治療家の先生方からは、本当に多くの質問や感想を頂き、反響の大きさに私自身が少し驚いてしまうほどです。
改めて、治療院の経営に悩む方が多いなと実感するとともに、ここでの情報発信の意味を強く感じております。
そして、本日からのお話は少し方向性を変えて『マインドセット』についてです。
意味が??という方もいらっしゃるかもしれませんので説明します。

==【マインドセットとは?】========
経験、教育、先入観などから形成される思考様式・心理状態・ 暗黙の了解事項・思い込み(パラダイム)・価値観・信念などがこれに含まれる。 マインドセットという言い方は、人の意識や心理状態は一面的なとらえ方はできず、多面的に見てセットしたものがマインドの全体像を表しているということから来ている。
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こんな内容のことなのですが、簡単に言ってしまうと今までの考え方を見直し、新しい思考に切り替える。そんな意味合いです。
では、マインドセットでの最初の話題は『治る』です。
この記事を最後まで読んで頂いたあなたは、次のようなヒントが手に入ります。

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◎治療院経営のヒント
医学的・患者さんの意識的な『治る』の意味が理解できるようになり、患者さんの信頼が自然と取れる会話が出来るようになる
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私の想いは『週休3日でフレックス勤務の治療家』が活躍できる業界を目指す!!です。
そのために、ここで情報発信をしていきます。ここでの話があなたの治療家人生のヒントになれば嬉しい限りです。本日も最後までお付き合い下さいませ。

◆1. 医学的に『治る』という言葉は存在しない

この業界に入ってから、お医者さんと患者さんの症状や治療法などについて話す機会が多くなりました。そして、ある時ふと一人のお医者さんの言った一言に耳を疑ったのを今でも鮮明に覚えています。
そのお医者さんはこう言いました。
医学の教科書には『治るという前提が最初からないんだよ』
えっ!!と大きな声をあげそうになったあなたは、正常な意識の方だと思います。
そして医学的に『治る』に近い言葉は『寛解(かんかい)』というそうです。
日本大百科全書によるとこの寛解の意味は次の通り

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病気の症状や徴候の一部またはすべてが軽快した状態、あるいは見かけ上、消滅して正常な機能にもどった状態。緩解とも表記する。病気が完全に治った状態を治癒(完治)というが、寛解は癌(がん)など病変の再発の可能性を否定できない疾患の治療の有効度について表現する際に用いられることが多い。症状や徴候の一部が軽快あるいは消滅した状態を部分寛解といい、治療によってその疾患に特有な症状や徴候のすべてにわたって軽快あるいは消滅が確認され、検査所見にも異常が認められず、正常な機能に復帰した状態を完全寛解という。
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ちょっと衝撃的な内容ですよね。そしてもっと衝撃的な話を次の章ではさせて頂きます。

ほんとうの意味で治るとは

◆2. 風邪を治せたらノーベル賞がもらえる??

上記の『治るの前提がない』お医者さんが、またまた爆弾発言を・・・・それってどんな内容だと思いますか?実はこんな話もされていました。
『風邪を治せたらノーベル賞』って日本中のどんな医師でも知ってる話だよ。
えっ・・・えっ!!って感じですよね。そこで詳しくきいてみたんです。この先生に、そしたらこんな答えが返ってきたのです。
風邪をひいて、風邪薬を飲んで咳が止まって、鼻水が止まることをみんな治るって言うでしょ。でも数ヵ月後とか数年後にまた風邪を引いたりしない?
確かにその通りなんですよね。そこで私は、先生に聞いてみました。
じゃあどうなれば風邪が治った状態になるのですか?

そしたらこんな答えが返ってきて、妙に成った得したのを今でも覚えています。

根本的に風邪を治すのであれば、風邪のウィルスを世界中から根絶するしかないんだよ。でもそんなこと医学ではできないでしょ。
だから薬でウイルスを体外にだしたり、活動を低下させて一時的に症状を抑えているだけなんだよ。

もう、その場で頭の中がショートしそうでした。この話を聞いたときには。

◆3. 抑えるのでなければ、何をするのが治療??

今日は??マークのタイトルが多いブログになっていますが(苦笑)上記の2章まで読んだあなたからはこんな声が聞こえてきそうですよね
『じゃあ、症状を一時的に抑えるのではない治療法なんてあるの』
そう、これは当然の疑問だと思います。
そして病気や健康というキーワードで話をする際には永遠のテーマかもしれません。

ここからは、あくまで私の個人的な見解となりますが、この何をするのが治療というキーワードに対しての答えが『免疫力の向上』です。
少しわかりにくいかと思うので、こんな例えをしてみます。

リウマチで苦しむ患者さんがいらしたとします。あなたもご存知の通り、リウマチは免疫機能が低下し、関節を破壊してしまう病気です。
なので治療法としては、体内すべての免疫機能を正常化させるような対応が必要となるのですが、現代の医学の現場では、異常な免疫だけを何とかしようとする治療が行われています。

次の例えですが
がんに苦しむ患者さんがいらしたとします。
こちらもご存知の通り、がん細胞の発生は免疫システムの暴走です。
ですが、行なわれている治療法は、がん細胞を薬でやっつける方法です。言いたいことのイメージはわいているでしょうか。

ですので、この免疫力を向上させるために、今一番の方法を選択し、その症状が出づらい身体を目指す。そんなお手伝いをするのが私たちの治療だと考えています。

ほんとうの意味で治るとは

◆4. 『治る』の本当の意味を伝える義務

私たちのもとには、様々な身体の悩みを抱えた方が、駆け込んできます。その中でも多いのが『病院で良くならずにこちらに来ました』という方です。
治療家であるあなたなら、ここで『ウンウン』と大きく頷いているかも知れませんよね。

※この続きはこちら

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