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2017年1月9日セミナー開催報告

 「土踏まずからの膝痛改善講座」
 ~靴・インソール炭酸を使ったアプローチ~
   講師 流岳史先生 流カイロプラクティック院

■当院の特徴

当院は施術の補助ツールとして「炭酸ミスト」を使ったり、「オーダーメイドのインソール作製」を特徴とした「膝の痛み」に専門性を見出している治療院です。このような特色の中から皆さんに明日からでも使えるエッセンスをお伝え出来ればと思います。

流先生(流カイロプラクティック院 院長)

■整体に興味を持ったきっかけ

私は学生時代に陸上競技400mハードルを専門でやっていました。たまたま強豪チームに所属していたのですが、地区予選で腰痛や肉離れを患い最後までついていくことができず、チームの裏方役に回ることになりました。そこでマッサージなどを覚えて整体の仕事に興味を持つようになりました。

■靴と運動との関係

今日のテーマの一つは「靴」ですが、興味をもったきっかけとして学生時代にこういうことがありました。
陸上選手はアップのときと本番で使うスパイクが違います。結構、靴を履き替えるのです。その時に面倒だからといって靴ひもを緩くしていると走りづらくなりますし、手間がかかっても結びなおした方が走りやすくなります。靴はきちんと履くことで靴の機能を運動能力に転化できるということを身をもって体験したのです。
この「靴」と「運動」との関係を、近年はさらに整体につなげるようにしており、それが今日お話する内容です。

プロジェクターで靴の選び方、からだへの影響などを解説

■炭酸の効果に驚く

大分県の長湯温泉という炭酸濃度が日本一の温泉があります。その温泉へ行き、入浴前後にストレッチしたところ、柔軟性が大きく変わりとても驚きました。鎖骨まわりの大胸筋や小胸筋、鎖骨下筋、こういう場所はなかなかほぐれにくいところなのですが、それがお風呂に入っただけでやわらかくなってしまったんです。
この体験から「炭酸を施術に取り入れられないか」と考え、スーパーで買った炭酸水を霧吹きで吹きかけて施術してみたり、いろいろと試していました。
その後、ある美容業界の方から小顔エステで使っている炭酸ミスト機を紹介してもらう機会があり、当院でも使ってみることにしました。

整体と組み合わせている炭酸

■幸運な出会い

「靴はしっかり履いた方がからだの機能が向上する」ということが体験的にわかっていたのですが、開院当初はまだ患者さんに詳しい説明などができないでいました。
一般的に靴業界の方は、健康よりもおしゃれが優先になってしまう傾向があります。私は、からだを診ることが専門で、さらに靴やインソールにも強い先生を探していました。
するとラッキーなことに、自転車で10分位のところにある整骨院の先生がオーダーメイドのインソールを作っているという話を耳にし、その先生と私の間に入ってくださる方がいまして指導を受ける機会に恵まれました。

■膝の痛み専門院

2015年7月にはBi-opのオルソティックアドバイザーとフットマスター資格を取得しました。Bi-opというのはカナダの義肢装具メーカーです。
オルソティックは装具を使ってからだを調整するというような意味で、そのアドバイザーというのは、要するにBi-opの代理店資格ということです。当院で足の型などのデータを集め、それらをカナダのBi-opに送りオーダーメイドのインソールを作ってもらいます。
資格をとってからは、炭酸を使った施術とホームケア、それからオーダーメイド矯正インソールの製作を他の競合の治療院さんとの違いとして打ち出し、膝の痛み専門院として活動しています。
今日はインソールを使うと患者さんのからだがどのように変化するのかをお話したいと思います。また、インソールを使いこなすためには靴選びが大事なのですが、その靴の話もします。なかなか普段は聞けない内容だと思います。

オーダーメイドのインソール
流カイロプラクティック院は膝の痛み専門に特化した整体院

■参加された皆様の感想


  • 足の使い方、ニュートラルポジションについて深く学べました。これから患者さんにも伝えていこうと思います。
  • 炭酸足湯などの実演がとてもよかったです。
  • 膝痛に対して自分にたりない所が確認できました。
  • 理解していたけど忘れていた事をいろいろ思い出せ、自身の患者さんたちへフィードバックできる内容で大変よいセミナーでした。
  • 自分自身、膝、足底の痛みを持っていたので、今後学んだことを自分にも患者様にも活かしていこうと思います。ありがとうございました。
  • 何気なくデザイン等で決めていた靴選びがすごく大事なことに気づかされました。ニュートラルポジションやアーチの重要性をあらためて知る機会となりとてもよい講義でした。ニュートラルポジションを考えた施術、炭酸水を明日からでも試したいと思いました。
  • 足の治療に関して以前から興味がありました。インソールや炭酸を使用するのはおこなったことがなかったので大変勉強になりました。歩き方やバランスポジションの指導はすぐに治療に組み込んでいこうと思います。
  • 初講義お疲れ様でした。施術法やアフターケアなど流先生の持っているツールをあますところなく、おしみなく出していてスゴイと思いました。私の気持ちを代弁していただいたような気がしてうれしかったです。
  • 9月から患者さんを担当するようになったのですが、主訴が膝の患者さんの担当をまだやっていなかったのでかなり勉強になりました。また機会がありましたらよろしくお願いいたします。
  • 今日はありがとうございました。熱い思いが伝わってくるようなよいお話でした。自分自身足が歪んでいるのでバランスを意識しなおします。


「当院の特徴」 「この業界に入るきっかけ」 「靴・炭酸に興味を持ったきっかけ」 「炭酸泉に入って驚いたこと」 「インソールとの出会い」

「足にできるタコやマメ、その評価と指導」 靴と足は面で接するのがの理想。足にタコやマメができるのは、靴と足が面ではなく点で接している証拠。靴が合っていない、靴ひもが緩い、歩き方に癖があるなどの原因が考えられる。
「靴のヒモの縛り方」 ヒモを結び直すとどう変わるのか。またお客様にの大切さをどう伝えるか。当院ではわかりやすく例え話を使っている。
「正しい靴の選び方」 間違った靴選びが足を捻って使う原因となり、膝の痛みを引き起こしていることがある。いくらよい施術をしても正しい靴を選んでいないと根本的な痛みの解決には至らないことがある。

「インソールで重要視しているのはアーチサポート」アーチサポートが土踏まずのアーチが支えることで歪みを防ぐ。
「当院で市販品を扱っていない理由」
「オーダーメイド矯正インソールの作り方」
「からだの状態でアーチの形も変わることを体感」
「Bi-opのオーダーメイドインソールの特徴」

「足の解剖学」 「土踏まずの崩れが全身の歪みに伝わるメカニズム」 「正しい靴(革靴・スニーカーとヒール)の選び方・履き方」 「炭酸の効果解説」 「距骨下関節の評価と主訴部位の関連付け」 「バランスポイントを使った立ち方・歩き方とその指導法」 「炭酸を使った施術デモ」 「炭酸足浴の作り方」

「評価・施術のポイント」 足首の内・外反や重心の動揺をみる。バランスポイントとは? 歩行の観察のポイント。
「脚をまっすぐ使えなくなっている原因を探る」 「足首のニュートラルポジションとふくらはぎの関係」 「実技 足底押圧」「正しい歩き方の準備運動②」

2017年1月9日(月・祝)開催

流カイロプラクティック院セミナー
「土踏まずからの膝痛改善講座」
~靴・インソール・炭酸を使ったアプローチ~
 講師 流岳史先生
流カイロプラクティック院

■膝の痛みは土踏まずから


変形した膝の痛みは膝にアプローチするだけでは改善されません。
膝の変形は、土踏まずのアーチの歪みから起こる歪みの連鎖が原因だったのです。この土踏まずの変形は間違った靴選び・靴の履き方から生じます。
従って、膝痛改善・防止をするには、靴・インソールからアプローチをすることはとても有効な手段なのです。

■炭酸を使った施術・ホームケア


膝の痛みで対処をしなければいけないのは炎症筋スパズムです。
炭酸ミスト機アイシング血行促進同時に行える施術補助ツールです。
炭酸ミスト機を施術に用いることで、膝の痛みの原因のそれぞれに同時に有効な対処ができます。 またホームケアとして炭酸足浴は簡単にできるので、患者様も長続きしやすくお勧めです。

■営業ツールとしての施術補助ツール


私はこれらの施術補助ツールを使って、紹介・リピートにもつながるような工夫をしています。
形のない施術サービスだけでは、なかなか口コミつながりません。
しかし、選んで良かったと思える靴・インソールを提供できれば、モノとして残るので紹介につながりやすくなり、
また出かける際にそれらを目にするたびに皆さんは当院を思い出してくださるため、リピートしていただきやすくなります。

■こんな方におすすめです


セミナーでは、当院の特色であるオーダーメイド矯正インソール炭酸ミスト機を使って得てきた経験から、 これらを導入していない皆さんでも、すぐに活用できる「靴・インソール・炭酸の知識」「営業ノウハウ」を抽出してお伝えしていきます。 膝の痛い患者様に

・靴、インソールの指導の仕方が分からない方、
・ゴッドハンドのような手技を持っていない方、
・施術補助ツールを使ったリピートや紹介の作り方を知りたい方

などのお役に立てれば幸いです。 ご参加お待ちしております!

■内容


<座学>
・足の解剖学(バランスポイントとニュートラルポジション)
・土踏まずの崩れが全身の歪みに伝わるメカニズム
・正しい靴の選び方・履き方(革靴・スニーカーとヒール)
・炭酸の効果解説
<実技>
・距骨下関節の評価と主訴部位の関連付け
・バランスポイントを使った立ち方・歩き方とその指導法
・炭酸を使った施術デモ
・炭酸足浴の作り方

■講師/プロフィール


流(ながれ)岳史先生
昭和54年生まれ
埼玉県越谷市出身

■資格


日本カイロプラクティック医学会認定カイロプラクター(大川学院2005年10月卒)
Bi-op認定オルソティックアドバイザー、 フットマスター

■趣味


ジョギング(月間100キロ前後)
読書(歴史・経営・人体)
郷土史研究
スポーツ観戦(箱根駅伝)
妻と温泉巡り

流カイロプラクティック院の所在地


埼玉県越谷市越ケ谷1-16-12大地ビル1-C
TEL: 048-971-5656

2017年3月20日(月・祝)開催

「ガンコな便秘と、ある腰痛との関係を解き明かす!!」
講師 田中喜浩先生

鎌倉整体院グループ代表)

皆さんは臨床の現場で、お腹の調子、便秘で悩んでおられる患者様によく出会いませんか?
平成25年度発表の厚生労働省「国民生活基礎調査の概況」によりますと、便秘を自覚する人は人口千人あたり男性26人女性48.7人にのぼります。
腰痛の場合は、男性92.2人、女性118.2人、肩こりが男性60.2人、女性125.0人ですので、腰痛・肩こりほど便秘は多くないのですが、それでも、悩まれている方は少なくない症状のひとつと言えます。

その証拠にテレビや雑誌等のメディアでは便秘改善法!なるテーマが取り上げられる機会が度々あります。しかしながら「その都度試してみたけれどなかなか改善しない。。。!?」という患者様が実際には多いのではないでしょうか。

当院では患者様のお腹の調子を整え、結果、便秘を改善させるアプローチも得意としております。便秘で悩まれている患者様に潜む、ある腰痛が「ガンコ」な便秘の原因である可能性が大だからです。

腰痛と一言で言っても症状や原因、痛む場所が違うなど当然それらを一括りにはできません。様々な腰痛の中から今回は、とある腰痛をピックアップし、その腰痛に伴うガンコな便秘との関係性を紐解いていきたいと思います。

■開催日時


2017年3月20日(月・祝)【11:00am~4:00pm/昼休憩あり】

■内容


<座学>
治効機序・便秘概論・腰痛概論・解剖学
<実技>
検査・触診・トリガーポイント実践療法・カイロプラクティック実践療法・セルフケア

講師/プロフィール


田中喜浩先生
鎌倉整体院グループ 代表 / 鎌倉整体院「大阪狭山」院長
KSRK認定 マスター総合手技療法師
JACM認定 カイロプラクター
日本ウエルネス 健康相談員(全国各地の専門教育機関で講師を務める。)
『私の整体・カイロ独立開業成功作戦』
『独立宣言!カイロプラクティックで起て』などへの寄稿の他、
専門誌、業界誌、雑誌等への執筆多数。

講師/略歴


大川カイロプラクティックセンター逗子整体院 院長
大川カイロプラクティック専門学院実技講師
静岡療術整体師協会講師
静岡療術養成学院研究科講師
福島医療専門学校講師
全国柔整鍼灸協同組合カイロプラクティック&オステオパシー研究会講師
日本カイロプラクティック医学協会(JACM)講師
NPO日本ウエルネス・メディカル協会認定 健康相談員 他

講師が経営する院の所在地


鎌倉整体院「大阪狭山」
大阪府大阪狭山市金剛2-13-28
TEL 072-369-4536

セミナー開催場所


大川グループ ケアシステムズ
日本カイロプラクティック医学協会 セミナースペース
東京都品川区東五反田1-6-3 いちご東五反田ビルB1F
TEL 03-3445-3895

受講料


JACM会員…無料、非会員(学生・卒業生・一般)…1万円

■参加申込&お問合せ先


会員の皆様・・・JACM事務局のメールアドレス
一般の方・・・お問合せフォームをご利用ください。

ご注意


セミナー時のビデオ等での録音、録画は禁止しております。

休日はビルのセキュリティのため、自動ドアを開けて入館することができません。
開場前はスタッフが出入り口で待機しておりますが、遅れてお越しになられるなど、スタッフが不在の場合は事務局へ電話(03-3445-3895)をおかけください。ドアをあけにスタッフがまいります。

参考(こちらも是非ご覧ください!)


鎌倉整体院グループのHP
鎌倉整体院グループのfacebook
鎌倉手技療法研究所
鎌倉コンサルティングサービス
鎌倉整体院「由比ガ浜」
鎌倉整体院「大阪狭山」

東京都町田市に「カイロプラクティックセンターたけだ整体院」開院!

2017年2月1日に東京都町田市で新規開院された、カイロプラクティックセンターたけだ整体院(院長 竹田勝先生)をご紹介します。

■静かで落ち着いた隠れ家的な治療院


カイロプラクティックセンターたけだ整体院は、 JR横浜線町田駅から徒歩3分、小田急町田駅から歩いて4分の、通勤や買い物途中で寄ることができる便利な場所にあります。 町田市の繁華街に隣接していますが、院内は静かで落ち着いた隠れ家的な治療院です。院長の竹田先生は、ご来院された方々の気持ちが温かくなり、くつろいでいただけるような空間作りを日頃から心掛けているそうです。

■竹田院長からのコメント


たけだ整体院の竹田です。
「辛いこりや痛みがあるにもかかわらず、病院で検査を受けても異常がないと言われた」
「いろんな治療を受けたが何かしっくりこない」
「 どこへ行けば良いのかわからない」
といった経験をお持ちではありませんか?
当院では、体の不調は骨盤背骨の歪みからくるものと考え、筋肉・関節・生活習慣の3つの方向からアプローチして体を整えていきます。 決して無理な施術はいたしませんので、安心してお越し下さい。

協会からのお祝いのお花の画像も送ってくださいました!

 カイロプラクティックセンター たけだ整体院
 東京都町田市原町田6-25-3 ファーストドリーム川政101
 TEL 042-719-9879 (※予約優先制)
 JR横浜線町田駅から歩いて3分・小田急町田駅から歩いて4分

東京都板橋区成増に「 アナハイム カイロプラクティック セラピー成増整体院」開院!

2016年10月に板橋区成増に新規開院された、アナハイム カイロプラクティック セラピー成増整体院(院長 太田康弘先生)をご紹介します。

■関節矯正だけではない西洋医学ベースの『洋式整体術』


アナハイム カイロプラクティック セラピー成増整体院の施術は骨格の歪みをアジャストするだけではありません。筋肉を柔らかく、関節をスムーズにし、生活習慣を見直すことにより、辛くなりにくい身体へと導きます(筋肉、関節、生活習慣の3つの面からのサポート)。
一般的な整体や指圧マッサージに施術方式は似てますが、東洋医学による経絡、経穴(ツボ)などの施術とは異なります。整形外科などの科学的にも説明できる、西洋医学ベース『洋式整体術』です。

■わかりやすい説明が好評!


関節が歪む理由なども、わかりやすくきちんと説明致します。無理に関節を鳴らす矯正方法は行いませんのでご安心下さい。
不定愁訴など身体の不具合に関するご質問、お悩みのカウンセリングも無料で実施中です。 どうぞお気軽にご相談下さい(アナハイム カイロプラクティック セラピー成増整体院 TEL03-3975-1333 )。

 

 アナハイム カイロプラクティック セラピー成増整体院
 東京都板橋区成増二丁目3-7-1F
 TEL 03-3975-1333 (※予約優先制)
 東武東上線 成増駅、副都心線 地鉄成増駅ともに徒歩約5分

福岡県久留米市に「カイロプラクティックセンター あいかわ整体院」開院!

卒業生の諌山泰史(いさやまやすし)さんが
福岡県久留米市合川町に
カイロプラクティックセンター あいかわ整体院
を新規開院されました。

院長の諌山先生は日本カイロプラクティック医学協会認定のカイロプラクター。
業界歴10年のキャリアがあります。
目先の痛みだけを取り除くだけではなく、 長期的な健康を目指した施術をおこなっているそうです。

自宅や職場でも簡単にできるエクササイズ姿勢のアドバイス
定期的なメンテナンスの 提案も積極的に行っているとのこと。
お近くにお住まいの皆様には是非、お勧めです!
健康面でお困りのことがある方はお気軽にご相談ください。

協会からのお祝いのお花の画像も送ってくださいました!

 カイロプラクティックセンター あいかわ整体院
 福岡県久留米市合川町2102-3
 0942-65-9521 (※予約優先制)
 西鉄バス/文化センター 徒歩2分
 無料駐車場完備

会員の皆様へ 「姿勢評価」の授業のビデオ公開中!


只今、2006年におこなわれた「姿勢評価」の授業のビデオを「JACM支援サイト」上で公開しております。

 ・姿勢評価の基本を確認したい
 ・復習として見てみたい
 ・姿勢評価の授業を受けたことがない

方にお勧めのビデオです。収録されている内容は以下のとおりです。

↓↓↓

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テーマ
「姿勢と障害のパターンからからだの悩みを推測する」

・姿勢と痛みのパターン
姿勢/くせは慢性的な筋緊張を産む?
・評価は基準をもとに行われる
・ではその基準とは?
・側方からの姿勢評価のポイント
・4つの姿勢パターンを読み解こう!
・姿勢の安定に寄与する主な筋群とは
=======================================

どのような講義内容なのか、冒頭の雰囲気もお知らせします!

↓↓↓

今回はいろんな姿勢、とくに痛みのパターンを見てみましょう。
代表的な4つの姿勢があります。
これらのパターンでは共通した悩みを訴えることが多いです。
それはなぜでしょうか?

「姿勢と障害のパターンからからだの悩みを推測する」
これが今回の授業のテーマです。

パッと患者さんの姿勢を見ただけでこの推測が出来るようになると
患者さんから
「なぜそんなことがわかるんですか?」
と驚かれることも!

問診にも役立ちますよ。
ピンポイントで原因らしきことにフォーカスできるようになるからです。

姿勢評価は覚えておいて損はありません。
「姿勢をみる」というのは基準がしっかりしていないと
何をみているのかわからなくなってしまいます。

よって、まずは基準となる姿勢
=「よい姿勢」
ここから見ていきます。

そもそも
この「よい姿勢」というのは何かと言いますと、

筋・骨格系にかかる負担が最も少ない姿勢。
からだにやさしいということです。
理論上は何時間でも立っていられる姿勢です。
まあ、実際にそんな人はあまりいませんけれども。

基準が一番楽と考えます。
そこからズレがあれば
最終的には痛みとして自覚される場合もあります。

障害の種類、部位。
これらはある程度は推測できるようにもなります。

とはいえ注意もあります。
姿勢だけが負担の全てではありません。
患者さんの全体像を必ず見てください!
木を見て森を見ず、なんてことにならないように・・・
(続きは講義ビデオでご覧下さい)。

◇補足のお知らせ◇

※JACM支援サイト内、セミナーの配布物などが確認できるの
 「ドキュメント ライブラリ」もより見やすく整理しました。
 こちらもご活用ください。

※ビデオ視聴にはJACMへのご入会が必要です。
 加入ご希望の方は事務局へお問い合わせください。

グリーンパールゴルフ練習場主催社長杯争奪戦大会【ゴルフコンペ整体】

東京カントリークラブでグリーンパールゴルフ練習場主催 社長杯争奪戦大会が開催されました。そのオフィシャルサポーターとして、ゴルフコンペ整体に直営院の院長と独立開業されている卒業生計6名が参加。皆さんのからだのケアを担当し大変盛況だったそうです。以下、GOLF BODY CARE 整体さんの画像をシェアさせていただきました。

直営院スタッフと卒業生の皆さんの活躍/ゴルフコンペ整体/日本カイロプラクティック医学協会

◆◆参加メンバー◆◆
大川グループ直営院
ひらつかスターモール整体院  山本達也 院長
元住吉整体院      内田智之 院長
旗の台整体院      飯田直毅 院長
経堂整体院       高山恵一 院長

日本ストレスケア協会
みずえ駅前整体院    岡本健太郎 院長
サワディー訪問整体院  中島順司 院長

直営院スタッフと卒業生の皆さんの活躍/ゴルフコンペ整体/日本カイロプラクティック医学協会

2016年9月19日セミナー開催報告①

大川カイロプラクティックセンターとごし銀座院セミナー
 「カラダの使い方を磨こう!」
 講師 安藤崇先生(とごし銀座院院長)

■今あるものをうまく活かせていない?

今日は皆さんが知っていることを深く掘りさげていきます。「何かうまくいかないな」と感じるときは、実は足りないのではなく、今あるものを活かせていないのかもしれません。
最初に手順通りのR2(大川メソッドの筋肉緩和操作)を実演します。R2は学院で一番はじめに習う手技。もし何年もR2をやったことがないという人がいたら久しぶりにやってみてください。きっと何かしら発見があると思いますよ。

基本の大切さを説明する安藤先生

■自分のからだの使い方を高める

R2の三方牽引を上手におこなうとどうなるか、やってみましょう。いつもより時間かけてジワーッとおこなう。これだけでも腰はだいぶリラックスします。
腰椎が伸展位で固まっている緊張の強い方がいますけれども、その場合、三方牽引といっても無理矢理、力で「押す」のではなく、手は骨盤のところに置いているだけ。余計なことはしません。床側に巻き込むような、円を描くような「イメージの力」で手技をおこなうといいです。
「よくわからない」という方がいますけど、そういうものですよ技術というのは。派手にパフォーマンスとして見せるのはいつでも出来る。でも今日はこのような「地味なことをいかに上手にできるか」がテーマなんです。
世の中には沢山の技術がありますけど、基本が出来ていればたいしたことはない。どんな技でも見れば真似できるというところまで、自分のからだの使い方を高めたいものです。

■反発を感じたら押さずに「待つ」

三方牽引ですが、皆さん、たいてい自分が主体となって「患者さんを動かそう」とします。でも患者さんは、その受けている感じが「嫌だな~」と感じたら、元に戻ろうと反発します。術者が「こっちだ~」と負けずに押したら余計にです。普段から緊張されている方が多いですから尚更ですよね。
患者さんの呼吸を読み取りましょう。呼吸に合わせて手を当てます。
「こっちに動かすと気持ちいいですよ~」という感じで誘導していく。牽引といっても「引っ張る」のではなく「滑っていく」イメージ。「こっちの方が楽ですよ~」と。
受けていて「その方向がいいな~」と感じられれば、体は勝手にそちらへ傾いていくんです。もし反発が感じられたら押すのではなく「待つ」。緩むまで手をただ置いておくんです。

■手技で手が自由自在に動くように

R2の一番のポイントは手のコンタクト面を大きく使って患者さんのからだをほぐすことです。母指だけでグリグリ動かす人がいますけれども、それはあまり上手なやり方じゃない。せっかく大きな手があるのに有効に使っていない。
手技で手が自由自在に動くよう、手・指を柔らかくしておくことも必要。患者さんのからだって凸凹していますよね。曲線です。自分の手もそれに合わせて変化させなければなりません。
手が硬い人はそれができないから当たりがカチカチッと硬い。せっかく機械にはできない人の手のよさというのがあるのに勿体ない。

■「よかった!」と言っていただけるように

「R2で奥の筋肉は緩められないのですか?」との質問がありました。そんなことないです。患者さんがリラックスすれば深部の筋肉も緩んできますよ。
僕らの場合、手技だけでなく、そこにさらに患者さんとの会話が入ります。話をすることでよりリラックスできることがあります。R1・CMT・R2と流れがあるけれど、すべてひっくるめて「治療」と考えています。「来てよかった!」と言っていただけるように。ですから、R2も大切なんです。

■R2を通じてCMTが上達する

R2の大腿外側押圧のフォームは何か他の手技の形に似ていませんか? そう、実は腰椎CMTのフォームと同じなんです。ポンと圧を加えればCMTになります。
大腿外側押圧をやっているとCMTで使うボディドロップが上達します。体の使い方が全く同じですから。こういう意識でもR2はおこなうといいんです。
足底押圧もです。胸椎のCMT、CBTPの形と同じですね。やはりボディドロップが上手くなります。コツは動作に伴って頭が動かないこと。ぶれない軸を作ることが大切です。

胸椎の屈曲CMT(チェスタードロップ)の練習方法を説明

■基本が沢山つまっているR1

次はR1(大川メソッドの筋肉緩和操作、トリガーポイントセラピー)の実演です。いつもやっているR1でも、外からみると意外と発見がありますよ。この手技にはからだの使い方の基本が沢山つまっている。
基本の型って誰でもできますよね。でも、患者さんは同じものを受けていても、全然違うもののように感じることがある。どうしてでしょうか? 真剣に、あらためてこの基本をやってみて気づくことがあるとよいですね。
2指5指を散開する。僕の場合はパラボナアンテナのイメージということでよく教えています。四方八方に指をワッと広げると安定し指が動かなくなる。2指~5指がグリップとして効くんです。
押圧する前の皮膚のたるみ、スラックは7割とるのがちょうどいい。とりすぎは圧迫感を感じます。
どれくらいの圧で押せばいいのか? これは人それぞれ好みがあります。受け慣れているかどうかや、体格の問題もあるので、もしわからなければ患者さんに聞くのが間違いない。僕らは調節さえできればよいのだから。
慣れていない患者さんがあまりにもきつい圧を受けると緊張がとれなくなります。新規の方には僕は圧の強さは聞くようにしています。10年以上やっていてもこれが正解というのはない。人によって全然違いますから。

■参加された皆様の感想


  • 初心に帰れてとても勉強になりました。もう一度、学院へ入学したスタートを思い出して、一つ一つ確認してみようと思います。
  • 安藤院長のR2が自分が普段やっているものと全然違ってショックでした。
  • 基本の”キ”とも言える内容でもあり、とても人間味あふれるセミナーでした。理屈も大事だけど、もっと大切なことがあるというのを再認識できました。
  • R1、R2をはじめて学んだことを見直すいい機会になりました。もっともっと自信を持って現在の施術に取り入れたいと思います。ありがとうございました。
  • 忘れていたことを思い出しました。体に無理に施術していたと実感し反省できてよかったです。楽しい話が沢山あり患者さんとのコミュニケーションの大切さを改めて感じました。
  • 患者さんの施術時間中の気分や体の使い方、動かし方の指導へもっと意識を持って施術にあたっていこうと思いました。とても参考になりました。
  • 新しいものを取り入れるのではなく、あるものをちゃんと使う、という考え方に賛同します。どうするかではなくて、どんな目的をもって行うかが大事だということを再認識しました。難しいのは覚えることやることではなく、同じこと、シンプルなことも何度も繰り返すこと。改めて気付かせていただきました。
  • 今日のセミナーは安藤院長にしかできないものですし、それが同じグループで働いている私にとっての一番の勉強になるものだと思いました。生で見れて感じれて良かったです。
  • 患者さんの身体と対話すること!施術者の押し付けであってはならないと改めて思いました。毎回同じ施術で患者さんが新しいことを求めているのではないかと不安に思っていましたが、自信を持って大川のルーティーンを深めていこうと思いました。