『なかなか治りづらい手首内側の痛み TFCC損傷への対応法』
~新しい経営スタイル・日本全国への出張施術実例もご紹介します~
講師 島本幸一先生 (しまもと整体院)
「手首内側の痛みがなかなかとれないんです」
「TFCC損傷は整体でよくなりますか?」
このようなご相談をご来院者様から受けたことはありませんか?
なかなか治りづらい手首内側の痛みは、テニスやバトミントンなどのラケットスポーツをする選手に多く、TFCC(三角線維軟骨複合体)損傷と呼ばれる疾患の特徴的症状です。病院では固定処置が基本となり改善されない場合に手術が勧められます。
特にスポーツをしている方は「何とか早く治せないものか」と必死で情報を探していることが多いもの。私は学生時代ソフトテニス部に所属していましたが、転倒をきっかけに手首内側の痛みを発症し、安静にしても治らず泣く泣くテニスは諦めざるを得ませんでした。幸いなことに、現在は治療家として学んだ技術・知識で痛みを克服し、スポーツ・遊び・仕事にと充実した日々を過ごせています。
私は2011年4月に地元の愛媛県松山で「しまもと整体院」を開院しました。開院2年目より「一人でも多く同じような手首の症状で苦しんでいる方の改善の手助けがしたい」との思いから、HPに自らの経験を掲載していくようにしたところ、想像以上に反響が大きく、日本全国から問い合わせが入るようになりました。
現在では定期的に東京・大阪・名古屋・福岡などへ出向きTFCC損傷の方対象の出張施術を企画できるようになっています。開院時はこれといった特徴もないどこにでもある整体院でした。症状を特化して積極的に情報発信することで活躍の場を全国に広げることができたのです。新しい経営スタイルの試みとも考えています。
TFCC損傷は治療が難しいと言われている反面、よくなっていく時の患者さんの驚きと喜びも大きいものです。私はトリガーポイントができている筋肉を、循環をよくすることで正常な状態の筋肉に作り直すという概念で施術しますが、この考え方は他の症状にも応用出来ます。本セミナーで皆さんにTFCC損傷の治し方をマスターして頂くことはもちろんのこと、治療院が溢れている昨今、差別化という意味でも皆様にとって何かしらのヒントが得られるきっかけになれば幸いです。ご参加をお待ちしております。
■内容
・TFCC損傷とは
怪我のきっかけ
特徴的な症状
・手首周辺の解剖学
筋肉の触診練習
TPの関連痛域
・TFCC損傷改善のための――
トリガーポイントセラピー概論・実技
・全国への出張施術の実際
HP・ブログによる情報提供
企画~予約~施術まで
アフターフォロー
■講師/プロフィール
島本幸一先生
愛媛県松山市生まれ
しまもと整体院院長
大川学院2008年3月卒(第12期)
JACM認定カイロプラクター
TMSジャパン会員
趣味:バドミントン、魚釣り、カラオケ、ボーリング、山登り、バイク、読書他
■院の所在地
しまもと整体院
愛媛県松山市鴨川1丁目-9-20
電話 089-978-7009
■施術を受けられたご来院者様の声
◆手術をしなくて済みました
「TFCCと診断されてから、治るとネットで出ている治療院、鍼、整体、整骨ありとあらゆる治療をやりましたが駄目でした。正直、また駄目だろうと思いつつ、翌日にはTFCCの手術の方向で病院の診察の予約を入れていました。ですが、本当に先生に出会えて良かったです。娘は帰りに「今までの中で一番効いた」と。昨年の5月からバレーボールをやりながら痛みを我慢しながらやっていたので、全て痛みが無くなった訳ではないですが、病院もキャンセルし、毎日、私が押しながら部活に復帰出来ました。昨日もケアしたあと「最近、手首調子いい」と言っていました。本当に、出会っていなければ諦めていたでしょう。ありがとうございました。」
◆手首の痛みをわかっていただけたことが嬉しかった
「福岡施術、子連れでお世話になりましたFです。先日はどうもありがとうございました。ほぼ治りかけ?の今でも、ポイントを押すと手首に響くのがすごくわかりました。本当に1年前に戻って自分に施術してあげたいです。いかに自分が手首をひねる動きを避けて生活してきたのか気づきました(^^;)ポイント、押し方もわかりましたので、今後バレーボールを遠慮なくできる自信がつきました。何よりも今まで病院でわかってもらえなかった、手首の痛みをわかっていただけたことが嬉しかったです。経験されている先生ならではの施術でした。子連れ等色々わがまま聞いて頂きありがとうございました。ホームページだけではいまいちコツがつかめなかったポイントと押し方(強さ)が分かり本当によかったです。ありがとうございました。」
◆自己ケアを教えていただいてありがとうございました
「しまもと先生、東京出張施術ありがとうございました。ホームページを見ただけでは筋肉の押し方がよくわからなかった為、直接施術を受けてみて本当に良かったです。こういう押し方もあるのか、と学んだこともあり、いろいろ試してみてます。丁寧に自己ケアを教えていただいてありがとうございました。ケアを怠るとまた痛くなるので、ちゃんとケアをして…その日々の繰り返しですが、今では驚くほど問題なくバドが出来てます!先生に出会えて本当に助かりました。ありがとうございました!」
◆テニスをする時にTFCCのことを気にすることもなくなりました。
「訪ねた頃には8割方治っていたとはいえ、まだ日常生活の中でも痛みを感じることはあったし、テニスをするときにはあまり思い切ったプレイができない状態でした。施術していただいてから数日間、先生に教えていただいたケアの方法を実践したところ、痛みを感じることはほぼなくなり、テニスをする時にTFCCのことを気にすることもなくなりました。ありがとうございました。」
◆腕の筋肉にかなり柔軟性が出てきた
「先生、10月に東京で診て頂いたニュージーランドから参った者です。その節は大変お世話になりました。施術後、一時的に揉み返しのような症状が表れ、腕の筋肉がかなり張ったのですが、その後の経過は概ね良好です。教えてもらったマッサージ、ストレッチを繰り返すうちに腕の筋肉にかなり柔軟性が出てきたように感じており、それに従い手首の痛みも徐々にですが引いている感じがします。まだテーピングをしておりますが、ゴルフも再開し、球を打った際の痛みも軽減しています。すぐに完治とはいかないでしょうが、今後もゴルフを続けながら経過を観察したく思います。またご報告します。誠にありがとうございました。」
◆ラクに素手で日常生活が送れるようになりました
「以前は、痛みが怖くて皿洗いさえ装具しなければできず、痛みを抱えて生活していました。施術を受け、自己流ではない筋肉の押し方や感覚を教えて頂いてから10日あまり経ちましたが、痛みが軽減し、以前ほどの強い痛みは感じておらず、ラクに素手で日常生活が送れるようになりました。ただ、理解力不足もあり、試行錯誤で筋肉を押しています。機会あれば、また施術を受けに伺いたいと思います。そのときはよろしくお願いします。」
■島本先生からTFCC損傷へのアプローチを学んだ治療家の先生の感想
山路洋平院長(ゆるやか整体院 福岡県福岡市)
●今まではTFCCをみたことがなかったので「自分の施術でよくなるだろうか」という漠然とした不安があったが、自信を持って施術できるようになった。
●周辺地域の治療院では、HPでTFCC損傷について書いている院がなく、差別化になっていると思う。TFCC損傷の症状ページを作ると「福岡 TFCC損傷」検索ですぐに1位になり露出が高まった。
●当院では「症状は体全体の問題」と捉えている。体全体を施術し、TFCC以外の症状も同時に良くなって満足度が上がっている。
●「TFCCが治ったら終わり」ではなくて、健康の重要性を伝えてメンテナンスして頂くことで、その方の総合的な健康につながっている。
●現在、通院中のテニスをしている患者さんが、TFCCになったとしても安心だ。
●島本さんに直接教えていただくことで、押し方や、セルフケアの仕方をきちんと覚えることができた。
●TFCC損傷の施術は、理論がはっきりしていて、わかりやすいので、すぐに取り入れることができて、患者さんへの説明もしやすい。
●「マイナーな症状に対応できる」ということが、治療家としての一つの自信になった。
下園崇院長(北千住西口整体院 東京都足立区)
東京への出張施術の際、当院を使っていただいたことがありました。随分遠方からいらっしゃる患者さんが多いのだなと驚きました。TFCC損傷という症状はあまりメジャーなキーワードではありませんが、島本さんのHPはTFCC損傷に対して詳しく書いているので全国からアクセスが集まるようです。ブログ内で質疑応答を繰り返し、時にはブログで紹介しているストレッチをそのまま行うだけで良くなる人もおられるそうです。そういったやりとりを施術で会う前からされていますので、患者さんと初対面の時には既に信頼関係ができているのです。
私も実際、島本先生の手技を受け施術方法も教わりましたが、大川メソッドを学んだ人であればさほど難しくなく習得が可能だと思います。今回、TFCC損傷の知識や技術もそうですが、何か自分に思い入れのある症状やメジャーでない症状であっても、全国から集客ができるようなヒントが得られるのではないかと思います。地方で一人治療院を5年経営されていますので、これから地方で独立を考えている方にも参考になる話がいっぱい聞けることと思います。