2019年3月21日(木・祝)開催セミナーPR③

「越谷BASEセミナー」
~こども整体・下肢のスポーツ障害・ウォーキング指導~
講師 松田タカシ先生(越谷BASEオーナー)

セミナーに関する「Q&A」③、最後の投稿をお届けします!

講師の松田タカシ先生

■「ウォーキング指導」について


――「2軸身体操作法なみあし」をベースとしたウォーキング指導とのことですが、普通のウォーキングと何が一番違いますか?

松田)ウォーキングには「パワーウォーキング」「ナチュラルウォーキング」があります。前者は筋力機能向上を目指すもので、トレーニング的な意味合いがあります。一般的なウォーキング指導はこちらが多いと思います。
「なみあしウォーキング」「ナチュラルウォーキング」です。楽にスムーズに、しかもダイナミックに動けるようになります。 もっとも違うところは伸展動作のいわゆる地面を蹴る動きではないということ。屈曲動作で地面反力(地面に加えた力に対する反作用の力)を利用して動くところです。


※松田タカシ先生は「NPRI動作改善普及センター」の認定インストラクターの資格も取得されています。ウォーキング指導にもその知識が活かされています。指導されている合理的身体動作について、詳細はこちら(画像は越谷BASE公式サイトより転載)

松田タカシ先生は「NPRI動作改善普及センター」の認定インストラクターとしても活躍されています。


――「2軸動作」「2軸感覚」をトップアスリートは自然と身につけているとのことですが、これは日本特有の古くからある動作、感覚なのですか? また、現在、理学療法などでも取り入れられてきているものなのでしょうか?

松田)そうではないようです。日本人が2軸を自然と使い生活していたのは江戸時代までと言われています。西洋式軍隊を取り入れて日本人のリズムが裏から表にかわったのではないか? というのが「なみあし身体操作」の代表、木寺英史先生の説です。ちなみに裏拍子は屈曲動作で表は伸展動作です。
外国人の方が屈曲をうまく利用してよくたわんで2軸動作で動いていますよね。特に黒人は踊るように歩きます。
2軸動作はスポーツの世界では広がりを見せているので、スポーツ、医療問わず、取り入れているところもあるかもしれません。

■二軸動作とは
左右の股関節の上に2本の感覚的な軸があり、この軸を交互に切り替えながら動くこと。あらゆるスポーツにおける世界のトップレベルの選手は、この二軸を持っていると言われる。
■木寺英史先生のプロフィール
「身体動作論」「身体運動文化論」などから合理的な身体操作を追求。『錯覚のスポーツ身体学』『新版 進化するナンバ実践常歩剣道』など著書多数。「世界一受けたい授業」「~起源探訪~生まれたるは関西」「ものしり一夜づけ」などのTV出演でも活躍されている。

※Q&Aは以上で終了です。セミナー当日はこのように「こども整体・下肢のスポーツ障害・ウォーキング指導」をテーマとして講義がおこなわれます。詳細はこちら。只今ご予約受付中です。ご参加お待ちしております!

2019年3月21日(木・祝)開催セミナーPR②

「越谷BASEセミナー」
~こども整体・下肢のスポーツ障害・ウォーキング指導~
講師 松田タカシ先生(越谷BASEオーナー)

セミナーのテーマに関する「Q&A」、引き続きお届けします!

講師の松田タカシ先生

■「下肢のスポーツ障害」について


――スポーツ障害はまずは整形外科か整骨院に行くというイメージがあります。越谷BASEさんに来られる方は、それらの保険診療を経てからこられる方が多いですか?

松田)問題を抱えて来る場合は、だいたい、そうなりますね。ただ、スポーツ障害、たとえば、捻挫や肉離れでも積極的にアプローチしているので、画像診断が必要なケースを除いて、ほとんど対応しています。対応するとわかったクライアントさんは、画像診断が必要な場合を除いて、最初から当店にくるようになりつつあります。

アスリート向けの施術の詳細はこちら。(画像は越谷BASE公式サイトより転載)

スポーツ障害 越谷ベース
オーナーはランニング・トレイルランニングの経験者です。整体・カイロプロテクターの知識と、アスリートとしての経験を生かし、あなたのパフォーマンス向上に貢献します。

――施術せず、医療機関の受診をお勧めしたケースはありますか?

松田)スポーツカテゴリーでの来店ではまだありません。

――股関節についてですが、痛みはないが動かすとポキポキ音がなるという相談はありますか? また、対応はどうされていますか?

松田)「気ににしないでください」と伝えています。やるべきことをやって、そのうち弾発音がなくなればいいので、というスタンスです。

――足底筋膜炎はどれくらいでよくなりますか?

松田)施術でもその場で痛みを取り除けることはありますが、一番手っ取り早いのはインソールを入れることウォーキング指導です。その場ですぐよくなります。補助するのがテーピングですね。セミナーではいろんなアプローチがあることをお伝えします。

<参考>足底筋膜炎とは
足底(足の裏)に膜のように薄く幅広く張っている足底筋膜(足底腱膜)に炎症が起き、小さな断裂が生じて痛みが発生する病気。痛みは踵骨(かかとの骨)の前付近に好発。ランニングなどのオーバーユースでの発症が多いが、長時間の立ち仕事などでも起きることがある。

スーパーフィートの詳細はこちら。(画像は越谷BASE公式サイトより転載)

スーパーフィート 越谷ベース
あなたに足に合わせたインソールをプロがアドバイス。身体のバランスを整え運動性・快適性を向上させます。

※Q&Aは③に続きます!(近日中にアップ予定です)

2019年3月21日(木・祝)開催セミナーPR①

「越谷BASEセミナー」
~こども整体・下肢のスポーツ障害・ウォーキング指導~
講師 松田タカシ先生(越谷BASEオーナー)

セミナーのテーマに関する「Q&A」をお届けします!
「なるほど!」と目からウロコが出る内容です。やはり疑問に思うことは実際に聞いてみるとよいですね! 以下を読まれることで皆さんには、セミナーにより興味を持っていただけるのではないかと思います。それでは、テーマごとに3回に分けてお届けします。

講師の松田タカシ先生

■「こども整体」について


――以前は子供には整体は必要ないと考えていたそうですが、それが変わるきっかけとなったのはどうしてですか?

松田)越谷BASEを開業して念願だった「かけっこ教室」を始めました。私の学んでいる「なみあし身体操作」の素晴らしいメソッドを取り入れて、意気込んでかけっこを教えていたんですが、大人数の中、個々の問題やそれぞれにあった指導をするのは難しいなと気づきました。
そこで「かけっこ教室に」通う子供たちに個別で店に来てもらう「パーソナル指導」を始めたんです。そしたら来る子、来る子が猫背で、足を見れば内膝、過剰回内、扁平足、外反母趾と、ちょっと想像以上の状況だったんですね。それから本腰入れて、「こども整体」をはじめました。

かけっこ教室の詳細はこちら。(画像は越谷BASE公式サイトより転載)

かけっこ教室 越谷BASE
「徒競走が速く」「持久走が速く」なるのはもちろん、怪我をしない身体づくりを目指した教室です。

――子供は大人と違い、じっとしていたり、体に触れられるのがくすぐったくて苦手だったりすることがあると思います。そのあたりは何か工夫されていますか?

松田)そもそも「こども整体」とは言っていますが整体がメインではないんです。だから施術がないこともあります。メインはインソール調整チェック、歩行指導や基礎運動の指導です。それに親御さんも巻き込んで対話することにもかなり時間を割きます。
大人のように治療が必要な子もいますが、そういう子はほとんどくすぐったがりません。触りたいけどじっとしない子、くすぐったがる子は、話しかけて気をそらしたり、施術では揺らすのを多用しています。

こどものための整体パーソナル指導の詳細はこちら。(画像は越谷BASE公式サイトより転載)

こども整体パーソナル指導 越谷BASE
子どもに整体必要なの?という方も多いでしょう。「子どもの怪我が多い」「走り方がおかしい」「バレエでターンアウトができない」「運動のしすぎにより骨や関節が歪み痛い」こんなお悩みは、整体や基運動指導により改善が目指せます。

――お母様が付き添いで来られると思いますが、親からすれば「日常的に自分でもこどもの体をケアしたい」という考えもあるのではないかと思います。その時はケアの方法も指導されますか?

松田)親御さんのモチベーションに合わせてやっています。 よくあるのは、私がこどもに教えているのを皆さん、動画で撮影されていますね。

――動画で撮影してもいいんですね! ところで「スポーツをしている子ほど足に構造的な問題が生じている」とセミナー案内に書かれてありましたが、その原因についてはどう考えておられますか?

松田)これはとても重要な話です。詳しくはセミナーでお話しします。

――和式トイレが使われなくなり、足首が固くなってしゃがめない子が増えたと巷では聞きます。そのようなことはありますか?

松田)1日1、2回和式トイレに座ったくらいで足首はやわらかくなりませんのでそう感じることはないです。一番影響したのは、草履から西洋式の履物に変わったからではないでしょうか。もともと日本人は欧米人に比べて草履やわらじといった足関節背屈傾向の履物だったので、足首の関節は柔らかかったはずなんです。だから和式にも簡単に座れた。
重心の位置も昔はにあった重心がつま先よりに変わっています。それで外反母趾も増えている。いろいろ繋がってきます。それから、足首の関節がルーズだと構造的な問題が生じやすくなります。よって一括りには説明できません。

※Q&Aは②に続きます!(近日中にアップ予定です)

2019年3月21日(木・祝)開催

「越谷BASEセミナー」
~こども整体・下肢のスポーツ障害・ウォーキング指導~

講師 松田タカシ先生(越谷BASEオーナー)

越谷BASEは、主に「整体施術」と「トレーナー活動」の2本柱で活動しています。
整体は「スポーツ整体」と「こどもの整体」がありますが、私が「かけっこ教室」を主宰していることや子供の症例報告のブログ記事を書いていること、来院者様のご紹介などによって子供の来店がかなり増え、最近は「こども整体」の比重がより高くなっています。
今回のセミナーは、当院の活動の中から3つ、テーマを絞り講義をおこないます。
1つ目は他に少なく可能性がある分野の「こどもの整体」
2つ目が「下肢のスポーツ障害」への対応として、股関節痛、足底筋膜炎への施術デモンストレーション
3つ目が「2軸身体操作法なみあし」をベースとした「ウォーキング指導」です。歩行は全ての運動の基本です。
ご興味のおありの方は是非ご参加ください!

講師の松田タカシ先生

■内容


1 )こどもの整体
私は以前は「子供には整体は必要ない」と思っていました。しかし実際に子供たちの体をみるようになって、猫背や足の歪みの多さを目のあたりにし、しかもスポーツをしている子ほど足に構造的な問題が生じている。「これは想定外で大変な事が起きているな」という感想を持ちました。子供たちの足にどんな問題が起きているのか? 対応法も交え解説いたします。
また「かけっこ教室」を入り口として、子供さんだけでなく親御さんも通院に繋がることが少なくありません。その流れやLINE登録を使った工夫なども集客方法の一例としてご紹介します。

「かけっこ教室」のニーズは多い。楽しそうに走るこどもたち。

2 )施術デモと実践
「スポーツ整体」は、様々な体のトラブルにトリガーポイントセラピーで対応しますが、時にはテーピングを 使ったり、マッサージツールでの能動的な治療を勧めたりもします。それぞれに合わせてアプローチするのが特徴です。セミナーでは、スポーツをされている方に多い下肢のトラブル「股関節痛」と「足底筋膜炎」を取り上げ、施術デモをおこないます。 (※5cm幅のキネシオテーピングとはさみを持っている方は各自ご持参ください)

実技は下肢のスポーツ障害をテーマとしてとりあげる。
実技は下肢のスポーツ障害をテーマとしてとりあげる。

3 )ウォーキング指導
トップアスリートが自然と身につけている身体の動作、感覚があります。2軸身体操作・2軸感覚といいます。予備動作なく素早い反応ができる、無駄なねじれが体に起きない、地面を蹴らずに動けるのでラク、怪我が減るなどの有効性が高い運動法則です。「2軸身体操作法なみあし」はこの法則を使った歩き方です。「2軸身体操作法なみあし」をベースとした「ウォーキング指導」をご紹介します。

院内にはトレッドミルを設置。ランニングフォームのチェックなどに活用している。
院内にはトレッドミルを設置。ランニングフォームのチェックなどに活用している。

■講師


松田タカシ先生
<プロフィール>
大川カイロプラクティック専門学院卒。にしくぼ整体(直営院)院長として活躍後、
2017年1月、地元埼玉県越谷に「越谷BASE」を開院。
<趣味>
ランニング、トレイルランニング、キャンプ、ギター
<資格>
JACM認定カイロプラクター
日本ランニング協会認定ランニングアドバイザー
日本ランニング協会認定かけっこアドバイザー
NPRI.動作改善普及センター認定講師
一般社団法人日本イージーエクササイズトレーナーズ協会認定クリニカルエクササイズセラピスト
トリガーポイントマスタートレーナー(LEVEL1、2、3修了)
SUPER feet販売正規代理店(SUPER feet TECHシステム講習会1・2修了)
日本酵素栄養学協会認定指導師(酵素医療の第一人者鶴見隆史氏の酵素栄養学セミナー終了)

越谷BASEの外観
越谷BASEの外観
院内には整体の他、ストレッチや エクササイズの指導などをおこなうスペースも用意
院内には整体の他、ストレッチや エクササイズの指導などをおこなうスペースも用意

■セミナー開催場所


大川グループ ケア・システムズ
日本カイロプラクティック医学協会 セミナースペース
東京都品川区東五反田1-6-3 いちご東五反田ビルB1F
TEL 03-3445-3895

■受講料


JACM会員…無料、非会員(学生・卒業生・一般)…1万円

■参加申込&お問合せ先


会員の皆様・・・JACM事務局のメールアドレス
一般の方・・・お問合せフォームをご利用ください。

■参加される方へ


事前のご予約をお願いします。
施術デモをおこないますので、5cm幅のキネシオテーピングとはさみを持っている方は各自ご持参ください。
セミナー時のビデオ等での録音、録画は禁止しております。
当日の開場は10時20分~です。
受講料は当日ご来場時に受付にてお支払いをお願いいたします。

2019年1月14日(月・祝)開催

2019年最新版!ネット集客で繁盛する院の作り方
講師 松下展平先生 (株式会社プロデュース・アクティビスト 代表取締役)

■内容


・2019年の今、患者さんが予約したくなるホームページの作り方
・HP以外からも集客をガンガン増やす「ネットの活用法」(ブログではありません)
・繁盛院を作るために絶対に計測しておくべき「数字」とは
・集客を増やすために「お金をかけるべきこと、お金をかけてはいけないこと」
・来てほしい症状の患者さんだけを集めるためにしておくべきこと
・2018年8月以降に起きたSEOの大変動で下がった順位を戻す方法
・SEOでホームページの順位を上げるよりも大切なこと
などなど。

ネットの流れは速く、2年前のノウハウは全く使えません。
もしあなたが集客でお困りであれば、ぜひこの機会に最新のノウハウを学びに来てください。
集客がうまくいかないのは、先生の責任ではありません。「やり方」「コツ」を知らないだけです。
できるだけ手間をかけずに集客を安定させて、本来やるべき技術の向上に時間とお金を使えるようにするために、2019年の今やるべきこと、やらなくてもいいことをまとめてお伝えさせていただきます。

松下展平先生 【治療院専門の集客・経営コンサルタント】
松下展平先生 【治療院専門の集客・経営コンサルタント】

■講師/プロフィール


松下展平(MATSUSHITA TENPEI)先生
株式会社プロデュース・アクティビスト 代表取締役
【治療院専門の集客・経営コンサルタント】
ネットとリアルを組み合わせた、すぐに効果の出る実践的な集客手法と、本質をとらえたアドバイスで、多くの治療家から支持されている。コンサル実績4000院以上、1人治療院から全国600店舗を展開するチェーン店まで、治療院に特化したコンサルタントとして多岐にわたり活躍している。また、全国1万店舗が登録する治療院に特化した口コミサイト「ヘルモア」や、治療院専門のHPシステム「セルフル」など様々なサイトを運営している。

松下先生が運営する 治療院専門のHPシステム「セルフル」
松下先生が運営する
治療院専門のHPシステム「セルフル」
カイロベーシック社から経営ノウハウ満載のDVDも発売中!
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■セミナー開催場所


大川グループ ケア・システムズ
日本カイロプラクティック医学協会 セミナースペース
東京都品川区東五反田1-6-3 いちご東五反田ビルB1F
TEL 03-3445-3895

■受講料


JACM会員…無料、非会員(学生・卒業生・一般)…1万円

■参加申込&お問合せ先


会員の皆様・・・JACM事務局のメールアドレス
一般の方・・・お問合せフォームをご利用ください。

■参加される方へ


事前のご予約をお願いします。
セミナー時のビデオ等での録音、録画は禁止しております。
当日の開場は10時20分~です。
受講料は当日ご来場時に受付にてお支払いをお願いいたします。

講師の安藤先生へのインタビュー/10月8日開催「カラダの使い方を深める!」

■呼吸について


――安藤先生は呼吸法の指導を臨床に取り入れておられますが、クライアントさんによっては「指導が難しい」と感じる時はありませんか? 呼吸はすべての人がいつもおこなっているものだけに、その重要性についてピンと来る人、来ない人の差が大きい気がするからです。
安藤)
クライアントさんは難しいことを教わっても続きません。私は特別な難しい呼吸法を取り入れている訳ではないんです。呼吸の重要性についてピンと来ない方には、理屈よりも一緒に呼吸を使って動いてみること。「どれだけ楽に動けるか」を実感してもらうのが一番です。
呼吸に合わせて歩いてみる。呼吸しながら物を持ち上げてみる。指導というよりも一緒にやってみる、これにつきます。

――昨年のセミナーで実演されたように、「フーッ」と口から吐きながら、立ったり座ったり、歩くのですね。
安藤)
そうです。私が習っているシステマの呼吸はわかりやすくていいかなと思います。ただ鼻から吸って口から「フーッ」と吐くだけですから。

――システマ公認インストラクターの北川貴英先生も2014年1月のセミナーで、「わからなくなったら、とにかく鼻から吸って口から吐いて」と説明されていました。システマの呼吸はこのわかりやすさがよいですね。
安藤)
応用もいろいろあります。例えば、心身ともに強い緊張状態で、自分にかかる負荷が強い時はバーストブリージングという方法を使います。「フッ、フッ、フッ、フッ」と短く早く呼吸ようにするだけです。
呼吸についてはセミナー当日、「胸郭と脊椎と横隔膜の関係」「体の内圧を下げる」「呼吸によって余計な動きを省く」「呼吸で姿勢を整える」など、その重要性も併せて詳しく説明しようと思います。

■坐骨神経痛へのアプローチ


――来院される方の症状として多い、坐骨神経痛についてお尋ねします。例えば、脊柱管狭窄症と病院で診断され、殿部や脚のしびれ、痛みで来院された方に対してはどのようなアプローチをされますか?
安藤)
脊柱管狭窄症はご存知の通り、脊柱管内の変性ですので、手術する以外には変えることはできません。ここで大事なのは、そもそもその痛みは本当に脊柱管狭窄症によるものなのか? ということです。馬尾症候群などの症状が出ているなど、ごく僅かなケースを除いては手術の必要はありません。手術は最終手段、まずは保存療法でやってみましょうと。
間欠性跛行を例に挙げると、ほとんどの方は腰から脚にかけての筋緊張が強く、足に重りを付けているような歩き方をしています。こんな歩き方ならば誰でもきつくなって休み休みでないと歩けません。血流制限しながら歩いているようなものです。
手押し車などを利用すれば、手をつくことで物理的に負荷が減るのはもちろん、心理的にも安心感が得られます。結果、腰から下の緊張がやわらぎ、長距離の歩行が可能になります。

――心理面の緊張も症状を強くしているわけですね。
安藤)
改善していくためには筋緊張をやわらげる施術、歩行トレーニングとともに、「痛いけど大丈夫!」という自信を回復させることが大切なのです。実際、多くの方が時間の経過とともに少しずつ歩く距離を伸ばしてくれています。
ただ歩くことを目標にするのではないんです。「歩けたらまた旅行に行きたい」「ゴルフをやりたい」などの具体的な目標を立てること。そして一緒にその目標に向かうことが大切です。こちらも詳しくはセミナー当日にお話しします。

■セミナーの見所


――今回のセミナーは全般的にはどんな内容になりますか?
安藤)私セミナーは具体的なテーマを絞った方が分かりやすくていいのでしょうが、私自身これといったものがないので、手技、エクササイズ、身体動作、コミュニケーションについて地道にやる仕事を伝えていこうと考えています。
今回も特別なことがあるわけではありませんが、CMTについては少し突っ込んでするつもりです。関節操作が上手になると、筋肉の扱いも上手になりますし、よりカラダの動きを理解できると考えているからです。
質問、要望がおありでしたら、事前にJACM事務局までお問合せください。当日は多くの参加お待ちしております。

■野球部のトレーナー兼コーチに就任


――実践的な内容のセミナーになりそうで楽しみです。最後に、セミナー以外でも結構ですので、何かホットな話題がありましたらお聞かせ下さい。
安藤)
昨年から都立高校の硬式野球部の外部指導員としてトレーナー兼コーチを務めています。きっかけは、以前、大川学院で講師をされ、かつ、なかのぶ院(直営院)の院長としても活躍されていた高橋順先生からのお誘いです。高橋先生は現在、高校の教員をされており、硬式野球部の監督に就任されたのです。
私もいつか高校野球に関わりたいと思っていましたので、本当にいい機会に恵まれました。そんなに仕事も空けられないので週一回程度しか行けませんが、選手たちは喜んでくれているようです。逆にこちらが力をもらっています。野球理論、トレーニングもだいぶ変化しているようです。これから勉強して少しでも高橋監督の力になれたらなと思っています。

前回のセミナーの様子。手を当てて体に起きる変化を感じとる練習。参加者はこの後、互いに練習し合い感覚を研ぎ澄ませていった。
前回のセミナーの様子。手を当てて体に起きる変化を感じとる練習。参加者はこの後、互いに練習し合い感覚を研ぎ澄ませていった。

講師の松本先生へのインタビュー/9月17日開催「病院では原因が分からない痛み・しびれへの対応」

■現代医学の盲点


――松本先生には2007年に「治療院経営講座」というテーマでセミナーをおこなっていただきました。今回は臨床のお話がメインになります。現在の治療家としての先生の考えをお聞かせ下さい。
松本
現代医療についてですが、細分化、専門特化しすぎて全体が見えなくなっていることが気になっています(だから私達が食べて行けるとも言えるのですが・・・)。
今回のセミナーにおける「椎間板変性」は、全体的視点があれば医師ならとっくの昔に気づくようなこと。例えば腰痛の場合、医療現場では常に「ヘルニア」か「異常なし」の2者択一に近い診断が出され続けている。このことは、腰痛=「ヘルニア」の視点だけで診断がなされているということで現代医療の盲点と言えるのではないでしょうか。だからこそ、せめて私たち治療家がクライアントさんに寄り添って行かないと患者さんたちは救われないと思う今日この頃です。

■手技療法家の存在価値


――辛いけれども「異常なし」と言われる。患者さんは現代医学が万能ではないことに気がつきます。
松本)
医師は“医学博士”すなわち科学者ですから、曖昧な理論では診断できないのだろうと思っています。例えば今回の「椎間板変性」の理論においても、すべてが画像で判別できるわけではありません。痛みを訴える患者さんの椎間板内部をすぐ確かめることができる方法は現場にはなく、あったとしても、線維輪1枚2枚程度の小さな傷は画像には写りません。「椎間板変性」を思い付いたとしても、医師の責任として曖昧な仮説は言えないのだろうと考えています。
しかし、苦しんでいるクライアントさんにとっては、仮説だろうと真実であろうと、求めているのは結果です。ですから、結果が出るのであれば、私たち手技療法家の存在価値はそこにあると思います。

――「結果が出せるかどうか」、ですね。
松本
私たちは医療従事者ではないからこそ、自由に仮説を立てることが出来る訳です。反面、インターネットの普及により、誰でも自由に情報発信ができるようになりました。情報が氾濫している今、本当のことが見分けにくくなっている面もあります。だからこそ私たちは、過大でも過少でもなく等身大の情報を発信しなければなりません。集客と言う面も含まれますが、患者さんの利益のためには情報を正しく発信する技術も向上しなければならないと思っています。

■しびれの方が痛みよりとれにくい?


――手技療法が適用になるという前提ですが、痛みとしびれについてご意見を伺います。臨床では、個人的には痛みに比べてしびれの症状、特に慢性化している場合はなかなかとれにくいという印象がありますが、先生のご経験ではいかがですか?
松本)私は痛みもしびれも「神経によって感じるもの」と考えています。温感や冷感、動作制限も同様です。「神経のどこかに何らかの刺激が伝わったものが痛みやしびれ」だと考えていますので、とくにしびれが取れにくいと感じることはありません。
痛みとしびれの両方が症状として出ている場合に、どちらかが先に止まることはあります。確かに痛みの方が先に止まる場合が多い気はしますが、逆もよくあります。
一般的に痛みの方が症状が取れやすいと思われている理由は、筋肉の問題としての対処をされているからではないでしょうか? トリガーポイントセラピーなど筋肉に対してアプローチしている場合、確かに神経にはアプローチしていませんから痛みの方が明らかに早く改善すると思います。しかし、痛みもしびれも「神経の問題」と考えるとその差はほぼ無くなります。差があったとしても、いずれ改善することなので、あまり気にしません。

――痛みもしびれも「神経の問題」としてとらえておられるのですね。
松本)坐骨神経痛を例に挙げると、下肢に痛みとしびれ両方が合併して出ているとします。これを「椎間板変性」の視点で考えると、椎間板から出た刺激(ヘルニアになる以前も含めて)が坐骨神経に伝わった結果なので、感じ方が違うだけで同じ原因の症状となります。ですからそれほど差が無いという事です。
私が症状を考える時に最も意識するのは、大まかな神経の支配領域です。ただ、学者ではありませんので、厳密な神経高位にはこだわりません。「症状は神経で感じている」という前提で考えた時、症状が出ている領域の神経を遡って確認すると、その高位の神経根のあたりの椎間板が傷んでいることが大変多いです。

■クライアントさんのリピートについて


――施術をしてセルフケアも試していただく。その経過を知るには一定期間、来院していただくことが必要。フィードバックの有無で施術の質の向上度合いは変わってくると思うからです。重要な「リピート」についてご意見をお聞かせいただけますか。
松本)リピートについては、今回のテーマである「マッケンジー法の変法」の場合、「椎間板変性」が前提です。椎間板は治りにくいことがキチンとクライアントさんに伝われば、治りたい人は必然的にリピートする、ということになりますし、そのように説明します。
しかし、クライアントさんの多くは保険が利かないこともあり、出来るだけ早く通院を止めたい本音がある方も多いです。ですからクライアントさんの意識を「症状の解決」から「解決後の健康維持」もしくは「予防」に振り向けることが出来れば、リピート回数は案外伸びます。これがクライアント教育だと思っています。
重症または不安が大きかった方ほど、「同じ思いをしたくない」という意識からかリピート回数が多い傾向があります。最終的には症状の有無でなく、健康であるために必要なものとして施術を提供出来れば、リピート対策は万全だと考えています。ですからそのための工夫を怠らないようにしないといけないと思います。

――なるほど、ご説明ありがとうございます。詳細は9月のセミナーということで楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします。

2018年10月8日(月・祝)開催

大川カイロプラクティックセンターとごし銀座院セミナー
「カラダの使い方を深める!」
 講師 安藤崇先生 とごし銀座院

JACMセミナー講師 安藤崇院長(とごし銀座院)
安藤崇院長(とごし銀座院)

世の中には様々な手技がありますが、私が伝えたいことは名前のついたテクニックではありません。応用出来るカラダの使い方です。今回も手技、エクササイズ、身体動作、コミュニケーションについてなど全てを含んで、地道にやる仕事を伝えていこうと考えています。
CMT(カイロプラクティックの関節操作、アジャストメント)についてはこれまでよりも少し突っ込んだ内容でおこないます。関節操作が上手になると、筋肉の扱いが上達し、カラダの動きもより理解できるようになるからです。
終了後は今現在されているお仕事が「より面白い」と思えるような楽しいセミナーにしたいと思います。皆様のご参加をお待ちしております!

■内容


呼吸を上手に利用する。
「システマブリージング」「呼吸で姿勢を整える」など。
「腰痛、下肢痛などで歩けない方」「間欠性跛行の方」へのアプローチ。
「投球での痛み」「肘の痛み」についての対処方法。
「CMTを深める」など。

頸椎の緩め方を実演する安藤院長。2017年のセミナーの様子。
頸椎の緩め方を実演する安藤院長。2017年のセミナーの様子。

MEMO

◎システマ ・・・ 実戦的格闘術として注目を集めるロシアの武術、軍隊格闘術。徹底した脱力と柔らかな動作が特徴。
◎システマブリージング ・・・ システマで使われる呼吸法。呼吸をすることでリラックスして体や心を解放しその能力を最大限に引き上げる。一番の効果は「恐怖心をコントロールすること」ともされている。
◎間欠性跛行 ・・・ しばらく歩くと足に痛みやしびれを生じ、少し休むとまた歩けるようになる症状。
関節操作が上手になると、筋肉の扱いも上手くなります。
関節操作が上手になると、筋肉の扱いも上手くなります。
胸椎屈曲CMT(チェスタードロップ)を実演しているところ
胸椎屈曲CMT(チェスタードロップ)を実演しているところ

■講師/プロフィール


安藤 崇先生
2001年 大川カイロプラクティックセンター五反田院院長
2002年 大川カイロプラクティックセンター逗子院院長
2003年~大川カイロプラクティックセンターとごし銀座院院長
大川カイロプラクティック専門学院 テクニック講師
JACM認定カイロプラクター
全国柔整鍼灸協同組合 カイロ&オステ研究会講師

■院の所在地


大川カイロプラクティックセンターとごし銀座院
東京都品川区戸越2-1-4 タウンプラザ1階
TEL:03-3788-0718

安藤院長ととごし銀座院のスタッフの皆さん

セミナー開催場所


大川グループ ケアシステムズ
日本カイロプラクティック医学協会 セミナースペース
東京都品川区東五反田1-6-3 いちご東五反田ビルB1F
TEL 03-3445-3895

受講料


JACM会員…無料、非会員(学生・卒業生・一般)…1万円

■参加申込&お問合せ先


会員の皆様・・・JACM事務局のメールアドレス
一般の方・・・お問合せフォームをご利用ください。

■参加される方へのお願い


  • 事前のご予約をお願いします。 申込者多数の場合は先着順とさせていただきます。
  • 当日は動きやすい服装でお越しください。
  • スペースの都合上、大きな荷物などは控えていただきますと幸いです。
  • お着替えが必要な場合はお手洗いをご利用ください。
  • セミナー時のビデオ等での録音、録画は禁止しております。

講師の大内先生へのインタビュー②/7月16日開催「ほんの少しの刺激を与えるだけの多次元操体法 Ⅱ」

■やさしく触れる


――操法は体だけでなく心にもアプローチしている?
大内)
「からだとこころ」とよくいわれるように両者は別々のものではありません。ご来院される皆様は、はじめは体のどこかに不調和をかかえて来院されますが、私はからだの症状だけでなく「こころ」にもアプローチしています。

――具体的には?
大内)
「やさしく触れる」ことです。そうすることで、言葉には出さなくても「こころ」の領域に「大丈夫ですよ」と語りかけることが出来ると思うのです。無意識下でからださんに「やさしく丁寧に扱われている」との安心感を感じていただけます。多次元操体法を開発された上川名先生は、これを「細胞が安心する触れ方」と仰います。
「体の全身あちこちに痛みが飛ぶ」という慢性的に体の調子が悪かった女性クライアント様が当院にいらっしゃいました。現在は調子が良くなってメンテナンスで通院されているのですが、その方はそのからだの状態を、当初、放置していたわけではないんです。何件もの整体、整骨院に通われ、その後、当院に来られたのですが「やさしく触れてもらって体が安心している」と言われました。

――「やさしく触れる」のは操法に限らないのですね。
大内)検査の時点でもそうです。体に触れるときは常に「やさしく触れる」ということを心掛けています。

■「いまここ」を味わう!


――プライベートを含め、何かホットな話題がありましたらお聞かせ下さい。
大内)
昨年、一昨年と2回、多次元操体法を共に学ぶ仲間と富士山に登っています。言いだしっぺは私なのですが、多次元合宿というのがありまして、その合宿の宴会で隣に座っていた先生に何気なく「今年は富士山に登りたいんだけど」と話したところいっきに話が決まってしまいました。
1回目は富士の頂上に立つのが目的で、2回目は御来光を拝むのが目的でした。登るのははっきり言って「つらい」の一言です。でも、頂上に立ったときの達成感や御来光を拝んだときの感動は非日常を味わうとともに何とも言えない瞬間でした。今年もその瞬間、瞬間、「いまここ」を味わうために登ってきます!

――情景が浮かんできますね! 7月16日のセミナーを楽しみにしております。本日はご対応ありがとうございました。

講師の大内先生へのインタビュー①/7月16日開催「ほんの少しの刺激を与えるだけの多次元操体法 Ⅱ」

■セミナーの見所


――昨年に引き続き2回目のセミナーとなりますが、今年の見所を教えてください。
大内)
今回は副題として「たわめとつり合い」を上げさせていただきました。当日はワークも交えてこの「たわめとつり合い」をお伝えします。この感覚がつかめるようになると操法はバッチリ決まってきます。

――操法は絶妙な力加減が難しいと感じていました。
大内)
練習が必要ですが、この感覚を感じられるようになってから私は操法の精度が上がってきました。操体法の操法すべてに必要不可欠な感覚です。多次元操体法は技だけではありません。前回もお伝えしましたが、技の奥に隠された「触れ方や寄り添う」ことの大切さももう一度お伝えさせていただきます。

――オフレコの手技もあるそうですね。
大内)クライアントさんの首の痛みへの対応は結構むずかしくありませんか?「首に触れずに劇的に首の痛みを改善していく」という手技を当日はシェアさせていただきます。

■痛み・ズレ・歪みに対する考え方


――大内先生が「多次元操体法を学んでよかった」と実感する時はどんな時ですか?
大内)
痛みに対する考え方です。痛みは悪ではなく、何かを伝えたり、気づきを与えるため体にとって必要だから出ているものと考えます。自分の「からだとこころ」に向き合うための大切なメッセージとして捉えるのです。

――ズレや歪みに対する見方もそうでしたね。
大内
からだが少しでも楽になるよう出ていると考えます。歪むことにより体を守っているとも言えるのです。

――歪みから体が望んでいることを読み取る?
大内)体がそうすることで「何かメリットがあるのではないか」と考えます。

――参考になる症例がありましたらお聞かせください。
大内)指は動かせるのですが、「腕から先が動かせない、力が入らない」というクライアント様が来院されました。姿勢は肩を脱臼された方がとる姿勢とほぼ同じです。しかし、お話を聞く限り、また検査をしても肩は脱臼していません。にも関わらず、自動運動でまったく腕が挙がらないのです。

――腕が挙がらないとなると、カイロプラクティックでは棘上筋や三角筋の検査をしたり、頸椎を触診して異常がないか確認すると思います。原因がわからなければ、医療機関の受診をお勧めすることも考えます。どのような対応を?
大内)昨年のセミナーでデモとして披露させていただいた「歪みのある方向に、より歪ませる」という操法をやりました。「膝倒し三軸」といいます。回旋、側屈、屈曲、または背屈をその方の歪みに合わせるものです。

――あくまでも楽な方向に動かすのですね。
大内)はい。快感覚の方へ動かすのですが、これは「体はそちらに行きたがっているのだから、行かせてあげればいい」という考えだからです。この一手のみでクライアント様の腕は動かせるようになりました。当時のカルテを見返すと「耳まであと10度」と記入されていました。

――不思議です。より歪ませるようにして腕が動くようになるとは。「体はよくなるように出来ている」という橋本敬三先生(操体法の創始者)の言葉を思い出します。