解剖学を臨床に活かす!
「症状の原因、対処法を探しだす考え方を習得しよう」
講師 永見敏幸先生(柔道整復師)
■内容
まだ現場に出ていない皆さんは、近い将来、自分が患者さんを担当することになった、と仮定して考えてみてください。今回のセミナーでは、以下のニーズを解決するヒント、考え方がみつかります。
・症状の原因をつきとめる有効な検査法が知りたい ・無駄な施術を省き、より効果的に施術したい ・患者さんからの質問により的確に答えられるようになりたい ・基礎医学の知識をどのようにテクニックに活かせばよいのかその方法が知りたい
以下の機能解剖学を学びながら、症状の分析、治療技術への応用方法を勉強します。
①上肢の筋の機能解剖(例:上腕二頭筋、上腕三頭筋、長掌筋等)
②下肢の筋の機能解剖(例:大腿四頭筋、大腿二頭筋、長指伸筋)
③各骨の特徴【股関節(頚体角・前捻角)、膝関節(スカイライン撮影でみた所見)、腸骨等】
以前、欠陥住宅のニュースが大々的に取り上げられたがありました。見た目は立派でも、基礎工事が適当だったため壁にヒビが入ったり傾いたり、様々な問題が起きてきたそうです。何事も基本がしっかり出来ていないと、最初は何ともなく見えても、いずれは皺寄せがくるというわかりやすい事例だと思います。
私たちの技術も同じです。基本ができていなければ積み上げたものは容易に崩れますし、応用力をつける事もできません。自分のもっている知識を整理して、その知識からの技術の作り出し方をともに学んでいきましょう。
■プロフィール
講師 永見敏幸先生(柔道整復師)
S45年生まれ。さいたま市在中
H14 南浦和整体学院卒業
H16 ミュウボディフットセラピースクール カイロプラクティック科卒業
H20 さいたま柔整専門学校卒業
H20 柔道整復師免許取得
現在、整形外科内科に勤務
【講義歴】
大手スクール等で病理学、解剖学、生理学、整形外科学の講義を担当