2024年11月4日セミナー開催報告

ヨガと潜在意識で心と体を繋げる痛みケア
変形性膝関節症を手技とセルフケアで2万歩以上歩ける体へ
講師 松居ゆう子先生(美容整体マイプレシャスボディ

■主な内容


(1)ヨガの基礎を学ぶ
◎ヨガの歴史・哲学
◎ヨガとの出会い(インド訪問)
◎ストレッチ・ピラティスとの違い
◎なぜどんな手技をしても治らないのか?
◎潜在意識と顕在意識
◎ワーク
・セルフ整体と呼吸法
・瞑想
・代表的なヨガのポーズ(整体師目線で体への作用を解説)

(2)整体とヨガをミックスさせた症状対応
◎「変形性膝関節症」のケア
・講師の77歳の母親が、膝の痛みで歩けなかった状態から、2万歩以上歩けるようになるまでの実例を紹介。現在82歳で、シルバー人材派遣で働き、何時間もしゃがんで草むしりができるまで回復したケースです。

セミナーのテーマは前半が「ヨガの基礎」。後半は「整体とヨガをミックスさせた症状対応 変形性膝関節症のケア」について。
ヨガはサンスクリット語で「繋がり」と言う意味。心と体、魂が繋がっている状態を指す。その他、ヨガの歴史や哲学、各流派の違いなどを学んだ。
潜在意識と顕在意識について、体験談も交えて解説。現実世界における潜在意識の影響は大きいが、ヨガを深めることで 潜在意識は良い方向へ導かれやすくなる、という。
第3のチャクラを解説。チャクラは、サンスクリット語で「車輪」「回る」という意味。エネルギーポイントのことであり、私たちの体には、背骨に沿って7つのチャクラが存在するとされている。
ワークとして「チャクラ瞑想」を実施
瞑想をおこなうことで、不眠解消、睡眠の質向上、ストレスや不安の改善、集中力アップ、感情コントロール力の向上、認知症予防などの効果が期待できる。
背中に呼吸を入れる呼吸法のワーク。松居先生が参加者の皆さんをまわり出来ているか直接チェック。
セルフ整体で左右の肋骨の広がりやすさを確認。左右差がある方は多い。
日常生活で使われにくい前鋸筋。この前鋸筋を鍛えると姿勢が改善する。前鋸筋は意識して動かすのが難しい筋だが、トレーニングによって動かせるようになる。画像は松居先生の前鋸筋の動きを、直接触れて確認しているところ。
後半のテーマは「変形性膝関節症」。進行性で、加齢と共に悪化するのが避けられないとされる「変形性膝関節症」も、整体と地道なセルフケアの継続で改善が期待できる。3年前よりも状態がよくなったお母様の症例を紹介。
膝痛の改善で重要となる足。「あなたの足、どうなっていますか?」と題してセルフチェックを各自おこなった。
足指が使えるかをチェック。MP関節が十分屈曲することで、足底の筋を最大限使うことができる。膝関節症への対応は、このような足の機能回復、姿勢を整える、使い過ぎの筋を緩め、使われていない筋をトレーニングで目覚めさせる、歩行バランスの改善など、状態に応じて臨機応変に組み合わせておこなう。

■参加された皆さんの声


  • 4時間のセミナーの間、先生はずっとエネルギッシュで、こちらも疲れることなく、あっという間でした。とても楽しかったです!
  • 足の小指が寝ているのを直すことで足が真っ直ぐに立てる感じがわかりました!地道にセルフケアをしていきます。
  • 「自分の身体は自分で治す」。そう思える人が増えたらいいなと思いました。ありがとうございました。
  • ヨガとは、只ポーズをとるものではなく、いろいろな理論など奥深いもので、また、いくつか流派があることも初めて知りました。
  • 体を動かしてみると全く使えていないことに気付かされ、少し悔しい気持ちになりました。まずは今日教わったことをやってみます。ありがとうございました。
  • 座学だけでなくワーク等もあり、とてもわかりやすい講座でした。資料にそって話をされていたので後で見直しもしやすいです。有意義な時間を過ごすことができました。
  • 足指の使い方、トレーニング法が知れてよかったです。毎日頑張ります。
  • 実技、体験の時間が多く理解しやすかった。講師に直接触れてもらって確認できたり、逆に触れさせてもらうことで筋肉の動き、力加減がわかって理解しやすかった。
  • 呼吸法、セルフ整体を重視して教えているので大変勉強になりました。特に足、膝について細かく学べたので助かりました。