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2016年9月19日セミナー開催報告①

大川カイロプラクティックセンターとごし銀座院セミナー
 「カラダの使い方を磨こう!」
 講師 安藤崇先生(とごし銀座院院長)

■今あるものをうまく活かせていない?

今日は皆さんが知っていることを深く掘りさげていきます。「何かうまくいかないな」と感じるときは、実は足りないのではなく、今あるものを活かせていないのかもしれません。
最初に手順通りのR2(大川メソッドの筋肉緩和操作)を実演します。R2は学院で一番はじめに習う手技。もし何年もR2をやったことがないという人がいたら久しぶりにやってみてください。きっと何かしら発見があると思いますよ。

基本の大切さを説明する安藤先生

■自分のからだの使い方を高める

R2の三方牽引を上手におこなうとどうなるか、やってみましょう。いつもより時間かけてジワーッとおこなう。これだけでも腰はだいぶリラックスします。
腰椎が伸展位で固まっている緊張の強い方がいますけれども、その場合、三方牽引といっても無理矢理、力で「押す」のではなく、手は骨盤のところに置いているだけ。余計なことはしません。床側に巻き込むような、円を描くような「イメージの力」で手技をおこなうといいです。
「よくわからない」という方がいますけど、そういうものですよ技術というのは。派手にパフォーマンスとして見せるのはいつでも出来る。でも今日はこのような「地味なことをいかに上手にできるか」がテーマなんです。
世の中には沢山の技術がありますけど、基本が出来ていればたいしたことはない。どんな技でも見れば真似できるというところまで、自分のからだの使い方を高めたいものです。

■反発を感じたら押さずに「待つ」

三方牽引ですが、皆さん、たいてい自分が主体となって「患者さんを動かそう」とします。でも患者さんは、その受けている感じが「嫌だな~」と感じたら、元に戻ろうと反発します。術者が「こっちだ~」と負けずに押したら余計にです。普段から緊張されている方が多いですから尚更ですよね。
患者さんの呼吸を読み取りましょう。呼吸に合わせて手を当てます。
「こっちに動かすと気持ちいいですよ~」という感じで誘導していく。牽引といっても「引っ張る」のではなく「滑っていく」イメージ。「こっちの方が楽ですよ~」と。
受けていて「その方向がいいな~」と感じられれば、体は勝手にそちらへ傾いていくんです。もし反発が感じられたら押すのではなく「待つ」。緩むまで手をただ置いておくんです。

■手技で手が自由自在に動くように

R2の一番のポイントは手のコンタクト面を大きく使って患者さんのからだをほぐすことです。母指だけでグリグリ動かす人がいますけれども、それはあまり上手なやり方じゃない。せっかく大きな手があるのに有効に使っていない。
手技で手が自由自在に動くよう、手・指を柔らかくしておくことも必要。患者さんのからだって凸凹していますよね。曲線です。自分の手もそれに合わせて変化させなければなりません。
手が硬い人はそれができないから当たりがカチカチッと硬い。せっかく機械にはできない人の手のよさというのがあるのに勿体ない。

■「よかった!」と言っていただけるように

「R2で奥の筋肉は緩められないのですか?」との質問がありました。そんなことないです。患者さんがリラックスすれば深部の筋肉も緩んできますよ。
僕らの場合、手技だけでなく、そこにさらに患者さんとの会話が入ります。話をすることでよりリラックスできることがあります。R1・CMT・R2と流れがあるけれど、すべてひっくるめて「治療」と考えています。「来てよかった!」と言っていただけるように。ですから、R2も大切なんです。

■R2を通じてCMTが上達する

R2の大腿外側押圧のフォームは何か他の手技の形に似ていませんか? そう、実は腰椎CMTのフォームと同じなんです。ポンと圧を加えればCMTになります。
大腿外側押圧をやっているとCMTで使うボディドロップが上達します。体の使い方が全く同じですから。こういう意識でもR2はおこなうといいんです。
足底押圧もです。胸椎のCMT、CBTPの形と同じですね。やはりボディドロップが上手くなります。コツは動作に伴って頭が動かないこと。ぶれない軸を作ることが大切です。

胸椎の屈曲CMT(チェスタードロップ)の練習方法を説明

■基本が沢山つまっているR1

次はR1(大川メソッドの筋肉緩和操作、トリガーポイントセラピー)の実演です。いつもやっているR1でも、外からみると意外と発見がありますよ。この手技にはからだの使い方の基本が沢山つまっている。
基本の型って誰でもできますよね。でも、患者さんは同じものを受けていても、全然違うもののように感じることがある。どうしてでしょうか? 真剣に、あらためてこの基本をやってみて気づくことがあるとよいですね。
2指5指を散開する。僕の場合はパラボナアンテナのイメージということでよく教えています。四方八方に指をワッと広げると安定し指が動かなくなる。2指~5指がグリップとして効くんです。
押圧する前の皮膚のたるみ、スラックは7割とるのがちょうどいい。とりすぎは圧迫感を感じます。
どれくらいの圧で押せばいいのか? これは人それぞれ好みがあります。受け慣れているかどうかや、体格の問題もあるので、もしわからなければ患者さんに聞くのが間違いない。僕らは調節さえできればよいのだから。
慣れていない患者さんがあまりにもきつい圧を受けると緊張がとれなくなります。新規の方には僕は圧の強さは聞くようにしています。10年以上やっていてもこれが正解というのはない。人によって全然違いますから。

■参加された皆様の感想


  • 初心に帰れてとても勉強になりました。もう一度、学院へ入学したスタートを思い出して、一つ一つ確認してみようと思います。
  • 安藤院長のR2が自分が普段やっているものと全然違ってショックでした。
  • 基本の”キ”とも言える内容でもあり、とても人間味あふれるセミナーでした。理屈も大事だけど、もっと大切なことがあるというのを再認識できました。
  • R1、R2をはじめて学んだことを見直すいい機会になりました。もっともっと自信を持って現在の施術に取り入れたいと思います。ありがとうございました。
  • 忘れていたことを思い出しました。体に無理に施術していたと実感し反省できてよかったです。楽しい話が沢山あり患者さんとのコミュニケーションの大切さを改めて感じました。
  • 患者さんの施術時間中の気分や体の使い方、動かし方の指導へもっと意識を持って施術にあたっていこうと思いました。とても参考になりました。
  • 新しいものを取り入れるのではなく、あるものをちゃんと使う、という考え方に賛同します。どうするかではなくて、どんな目的をもって行うかが大事だということを再認識しました。難しいのは覚えることやることではなく、同じこと、シンプルなことも何度も繰り返すこと。改めて気付かせていただきました。
  • 今日のセミナーは安藤院長にしかできないものですし、それが同じグループで働いている私にとっての一番の勉強になるものだと思いました。生で見れて感じれて良かったです。
  • 患者さんの身体と対話すること!施術者の押し付けであってはならないと改めて思いました。毎回同じ施術で患者さんが新しいことを求めているのではないかと不安に思っていましたが、自信を持って大川のルーティーンを深めていこうと思いました。

2016年8月11日セミナー開催報告

「なかなか治りづらい手首内側の痛み TFCC損傷への対応法」
 講師 島本幸一先生(しまもと整体院 院長)

『なかなか治りづらい手首内側の痛み TFCC損傷への対応法』日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

↑↑↑ 現在、愛媛で整体院を経営している島本先生。患者さんがどのエリアから通ってこられているのか商圏を説明。ほとんどの方は車で来院されるため駐車場の確保が必須。

『なかなか治りづらい手首内側の痛み TFCC損傷への対応法』日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

↑↑↑ この他、転倒などの事故がきっかけで発症したケースもあり

『なかなか治りづらい手首内側の痛み TFCC損傷への対応法』日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

↑↑↑ TFCCとは三角繊維軟骨複合体(Triangular Fibrocartilage Complex injuries)のことで、手関節尺側の三角線維軟骨と、その周囲の尺側側腹靱帯・掌・背側の橈尺靭帯などの軟部組織を合わせた呼び方。TFCCの役割は、遠位橈尺関節と手根骨間の安定性維持と、手首外側にかかる衝撃吸収。

『なかなか治りづらい手首内側の痛み TFCC損傷への対応法』日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

『なかなか治りづらい手首内側の痛み TFCC損傷への対応法』日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

↑↑↑ 第一にケアすべき筋肉は「尺側手根伸筋」。まずは触診練習。手首内側に痛みが出ている人は、たいてい尺側手根伸筋が石のように硬くなっている。筋肉を捉えたら圧を加えてみる。自分の体で練習を繰り返す。

『なかなか治りづらい手首内側の痛み TFCC損傷への対応法』日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

↑↑↑ 次はペアを作り相手の方に試す。「効かす圧が入れられるかどうか」がポイント。

『なかなか治りづらい手首内側の痛み TFCC損傷への対応法』日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

↑↑↑ 各ペアを見回り島本先生がそれぞれの方にアドバイス。

■参加された皆様の感想


・講師の実体験を含んだ説明だったので説得力があった。現場ですぐ使えるので非常に参考になった。
・一つの症状にここまで深く考えるべきと気づきました。
・院に帰って練習して実際に患者さんに施術できるようになりたいと思います。
・手首の痛みは腕の筋肉を押して治療していましたが「筋肉の端から端までおこなう」「ストレッチしながらおこなう」など、今まで思いつかなかった事があって興味深かったです。
・TFCCについての知識はもちろんですが、技術の試行錯誤の大切さをしる学びの多い1日となりました。今日の復習をしながら理解を深めたいと思います。
・一つの症状に特化したセミナーは的がしぼれてよいと思いました。

2016年9月19日(月・祝)開催

大川カイロプラクティックセンターとごし銀座院セミナー
「カラダの使い方を磨こう!」
 講師 安藤崇先生 とごし銀座院

この度は久しぶりにJACMセミナーのお話しを頂き、とても新鮮な気持ちです。
今回のセミナーは「痛みの治し方」などではなく「カラダの使い方」を中心に提供いたします。皆さんが学院で学ばれた施術の基本的なことを深く掘り下げます。
「何分で治せるゴッドハンド○○テクニック」などといった凄腕をうたったものが多い中、テーマだけを見ると、多くの方が物足りない印象を持たれるかもしれません。しかし、今回の内容を受講すると、そのようなセミナーに参加し、皆さんが習ってきたあらゆる治療方法を、より中身の濃いものにしていけると信じております。
また患者さんとの上手なお付き合いの方法も、お伝え出来たらと思います。
4時間を通し実技を中心におこないます。プロジェクターは使いません。動きやすい服装でいらして下さい。多くの皆様の参加をお待ちしております!。

■内容


① 手技
TPT(トリガーポイントセラピー)やCMT(関節操作、背骨の調整)などをもっと上手に使えるのでは?  本当にキチンと体技が出来ているか? 手技の基本、カラダの合理的な使い方を見直すことは、伸び悩んでいる方のお役に立てるのではないかと思っています。

② 生活習慣
呼吸、姿勢、動作、歩くといったシンプルなことを深く掘り下げていきたいと思います。少し変えるだけでどれだけ楽か、自分のカラダで是非感じてみてください。私の考えるトレーニング論についても少し触れたいと思います

③ 患者さんとの向き合い方
私の仕事は「症状を診るのではなく、人を見る」ことだと思います。その上で、患者さんとの向き合い方を考えることは大切なことです。患者さんとの向き合い方が上手くなると、カラダの使い方も変わります。時間の合間を見て、私が普段どのように患者さんとの関係を考えているのかお話しいたします。

■講師/プロフィール


安藤崇先生
2001年 大川カイロプラクティックセンター五反田院院長
2002年 大川カイロプラクティックセンター逗子院院長
2003年~大川カイロプラクティックセンターとごし銀座院院長
大川カイロプラクティック専門学院 テクニック講師
JACM認定カイロプラクター
全国柔整鍼灸協同組合 カイロ&オステ研究会講師

■院の所在地


大川カイロプラクティックセンターとごし銀座院
東京都品川区戸越2-1-4 タウンプラザ1階
TEL:03-3788-0718

■持ち物


トレーニング用のゴムチューブ(2m以上)を持っている方だけで結構ですので、持参してください。歩き方の練習の時に使います。

2016年7月18日セミナー開催報告②

「ナチュラルアーチメソッド講座」

ダイジェスト版動画です。 講師は街のカイロプラクティックセンター下北沢院(池ノ上三浦良泰先生です。

■ 院の紹介・セミナーのポイント

■ ギックリ腰のメカニズム、椎間板ヘルニアとは? 痛めやすい背骨の2つの部分とは?

2016年7月18日セミナー開催報告①

街のカイロプラクティック院流
 「ナチュラルアーチメソッド」講座
 講師 三浦良泰先生(街のカイロプラクティック院代表)

 『ナチュラルアーチメソッド』講座/日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

講師の三浦良泰先生(街のカイロプラクティック院代表)の記事が掲載されている雑誌類です。

 『ナチュラルアーチメソッド』講座/日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

午前中は「首肩・腰の痛みとその関連痛の法則」「プランディング」について解説

 『ナチュラルアーチメソッド』講座/日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

最近は小学生の子供さんの来院が増えています。原因は下を向く時間がとても多くなったから。学校で一日中背中を丸めて座り、学校から帰ってもスマホ、ゲームで下をずっと向いている。顔をあげる時間が少ないため、背骨の負担が想像以上に増しているとのこと。

 『ナチュラルアーチメソッド』講座/日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー
街のカイロプラクティック院の「オリジナルクッション」。施術者は背骨のカーブを正しくするナチュラルアーチメソッドがおこないやすくなり、患者様はうつ伏せでおこなうセルフケアに使います。購入希望の方は「街のカイロプラクティック院」へお問合せください。

 『ナチュラルアーチメソッド』講座/日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

午後は実技中心。動作テストを練習。

 『ナチュラルアーチメソッド』講座/日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

 『ナチュラルアーチメソッド』講座/日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

うつ伏せでおこなうナチュラルアーチテスト。多くの方が腰部から殿部・大腿や下腿へ関連痛を飛ぶ(遠位化)のを体験。

 『ナチュラルアーチメソッド』講座/日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

急性腰痛で来院された患者さんへどう対応しているかを実演

 『ナチュラルアーチメソッド』講座/日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

実技を練習する皆さん

 『ナチュラルアーチメソッド』講座/日本カイロプラクティック医学協会主催セミナー

講師の先生の手技を実際に体験できるのもセミナーの醍醐味!

■参加された皆様の感想


・患者さんと信頼関係を持つうえでの対応の仕方(しぐさ、言葉使いなど)がとても参考になりました。
・腰痛の遠位化の話が理解できてよかった。
・座学・実技ともにわかりやすかったです。患者さんの思っていること(心の声)と術者の思っていることを交えて話されていたのでより実際に近い状況を思い浮かべることができ、理解しやすかったのだと思います。とても伝わりました。
・ご自身のスキルを出して見せていただけた事が嬉しかったです。
・たくさんの患者さんをみてこられたのだなと思いました。とてもわかりやすかったです。
・基本は大切とあらためて感じました!ありがとうございました。

2016年8月11日(木・祝)開催

『なかなか治りづらい手首内側の痛み TFCC損傷への対応法』
~新しい経営スタイル・日本全国への出張施術実例もご紹介します~
講師 島本幸一先生 しまもと整体院


「手首内側の痛みがなかなかとれないんです」

「TFCC損傷は整体でよくなりますか?」

このようなご相談をご来院者様から受けたことはありませんか?
なかなか治りづらい手首内側の痛みは、テニスやバトミントンなどのラケットスポーツをする選手に多く、TFCC(三角線維軟骨複合体)損傷と呼ばれる疾患の特徴的症状です。病院では固定処置が基本となり改善されない場合に手術が勧められます。

特にスポーツをしている方は「何とか早く治せないものか」と必死で情報を探していることが多いもの。私は学生時代ソフトテニス部に所属していましたが、転倒をきっかけに手首内側の痛みを発症し、安静にしても治らず泣く泣くテニスは諦めざるを得ませんでした。幸いなことに、現在は治療家として学んだ技術・知識で痛みを克服し、スポーツ・遊び・仕事にと充実した日々を過ごせています。

私は2011年4月に地元の愛媛県松山で「しまもと整体院」を開院しました。開院2年目より「一人でも多く同じような手首の症状で苦しんでいる方の改善の手助けがしたい」との思いから、HPに自らの経験を掲載していくようにしたところ、想像以上に反響が大きく、日本全国から問い合わせが入るようになりました。

現在では定期的に東京・大阪・名古屋・福岡などへ出向きTFCC損傷の方対象の出張施術を企画できるようになっています。開院時はこれといった特徴もないどこにでもある整体院でした。症状を特化して積極的に情報発信することで活躍の場を全国に広げることができたのです。新しい経営スタイルの試みとも考えています。

TFCC損傷は治療が難しいと言われている反面、よくなっていく時の患者さんの驚きと喜びも大きいものです。私はトリガーポイントができている筋肉を、循環をよくすることで正常な状態の筋肉に作り直すという概念で施術しますが、この考え方は他の症状にも応用出来ます。本セミナーで皆さんにTFCC損傷の治し方をマスターして頂くことはもちろんのこと、治療院が溢れている昨今、差別化という意味でも皆様にとって何かしらのヒントが得られるきっかけになれば幸いです。ご参加をお待ちしております。

■内容


・TFCC損傷とは
 怪我のきっかけ
 特徴的な症状
・手首周辺の解剖学
 筋肉の触診練習
 TPの関連痛域
・TFCC損傷改善のための――
 トリガーポイントセラピー概論・実技
・全国への出張施術の実際
 HP・ブログによる情報提供
 企画~予約~施術まで
 アフターフォロー

■講師/プロフィール


島本幸一先生
 愛媛県松山市生まれ
 しまもと整体院院長
 大川学院2008年3月卒(第12期)
 JACM認定カイロプラクター
 TMSジャパン会員
 趣味:バドミントン、魚釣り、カラオケ、ボーリング、山登り、バイク、読書他

■院の所在地


しまもと整体院
愛媛県松山市鴨川1丁目-9-20
電話 089-978-7009

■施術を受けられたご来院者様の声

◆手術をしなくて済みました
「TFCCと診断されてから、治るとネットで出ている治療院、鍼、整体、整骨ありとあらゆる治療をやりましたが駄目でした。正直、また駄目だろうと思いつつ、翌日にはTFCCの手術の方向で病院の診察の予約を入れていました。ですが、本当に先生に出会えて良かったです。娘は帰りに「今までの中で一番効いた」と。昨年の5月からバレーボールをやりながら痛みを我慢しながらやっていたので、全て痛みが無くなった訳ではないですが、病院もキャンセルし、毎日、私が押しながら部活に復帰出来ました。昨日もケアしたあと「最近、手首調子いい」と言っていました。本当に、出会っていなければ諦めていたでしょう。ありがとうございました。」

◆手首の痛みをわかっていただけたことが嬉しかった
「福岡施術、子連れでお世話になりましたFです。先日はどうもありがとうございました。ほぼ治りかけ?の今でも、ポイントを押すと手首に響くのがすごくわかりました。本当に1年前に戻って自分に施術してあげたいです。いかに自分が手首をひねる動きを避けて生活してきたのか気づきました(^^;)ポイント、押し方もわかりましたので、今後バレーボールを遠慮なくできる自信がつきました。何よりも今まで病院でわかってもらえなかった、手首の痛みをわかっていただけたことが嬉しかったです。経験されている先生ならではの施術でした。子連れ等色々わがまま聞いて頂きありがとうございました。ホームページだけではいまいちコツがつかめなかったポイントと押し方(強さ)が分かり本当によかったです。ありがとうございました。」

◆自己ケアを教えていただいてありがとうございました
「しまもと先生、東京出張施術ありがとうございました。ホームページを見ただけでは筋肉の押し方がよくわからなかった為、直接施術を受けてみて本当に良かったです。こういう押し方もあるのか、と学んだこともあり、いろいろ試してみてます。丁寧に自己ケアを教えていただいてありがとうございました。ケアを怠るとまた痛くなるので、ちゃんとケアをして…その日々の繰り返しですが、今では驚くほど問題なくバドが出来てます!先生に出会えて本当に助かりました。ありがとうございました!」

◆テニスをする時にTFCCのことを気にすることもなくなりました。
「訪ねた頃には8割方治っていたとはいえ、まだ日常生活の中でも痛みを感じることはあったし、テニスをするときにはあまり思い切ったプレイができない状態でした。施術していただいてから数日間、先生に教えていただいたケアの方法を実践したところ、痛みを感じることはほぼなくなり、テニスをする時にTFCCのことを気にすることもなくなりました。ありがとうございました。」

◆腕の筋肉にかなり柔軟性が出てきた
「先生、10月に東京で診て頂いたニュージーランドから参った者です。その節は大変お世話になりました。施術後、一時的に揉み返しのような症状が表れ、腕の筋肉がかなり張ったのですが、その後の経過は概ね良好です。教えてもらったマッサージ、ストレッチを繰り返すうちに腕の筋肉にかなり柔軟性が出てきたように感じており、それに従い手首の痛みも徐々にですが引いている感じがします。まだテーピングをしておりますが、ゴルフも再開し、球を打った際の痛みも軽減しています。すぐに完治とはいかないでしょうが、今後もゴルフを続けながら経過を観察したく思います。またご報告します。誠にありがとうございました。」

◆ラクに素手で日常生活が送れるようになりました
「以前は、痛みが怖くて皿洗いさえ装具しなければできず、痛みを抱えて生活していました。施術を受け、自己流ではない筋肉の押し方や感覚を教えて頂いてから10日あまり経ちましたが、痛みが軽減し、以前ほどの強い痛みは感じておらず、ラクに素手で日常生活が送れるようになりました。ただ、理解力不足もあり、試行錯誤で筋肉を押しています。機会あれば、また施術を受けに伺いたいと思います。そのときはよろしくお願いします。」

■島本先生からTFCC損傷へのアプローチを学んだ治療家の先生の感想


山路洋平院長(ゆるやか整体院 福岡県福岡市)

●今まではTFCCをみたことがなかったので「自分の施術でよくなるだろうか」という漠然とした不安があったが、自信を持って施術できるようになった。
●周辺地域の治療院では、HPでTFCC損傷について書いている院がなく、差別化になっていると思う。TFCC損傷の症状ページを作ると「福岡 TFCC損傷」検索ですぐに1位になり露出が高まった。
●当院では「症状は体全体の問題」と捉えている。体全体を施術し、TFCC以外の症状も同時に良くなって満足度が上がっている。
●「TFCCが治ったら終わり」ではなくて、健康の重要性を伝えてメンテナンスして頂くことで、その方の総合的な健康につながっている。
●現在、通院中のテニスをしている患者さんが、TFCCになったとしても安心だ。
●島本さんに直接教えていただくことで、押し方や、セルフケアの仕方をきちんと覚えることができた。
●TFCC損傷の施術は、理論がはっきりしていて、わかりやすいので、すぐに取り入れることができて、患者さんへの説明もしやすい。
●「マイナーな症状に対応できる」ということが、治療家としての一つの自信になった。

下園崇院長(北千住西口整体院 東京都足立区)

東京への出張施術の際、当院を使っていただいたことがありました。随分遠方からいらっしゃる患者さんが多いのだなと驚きました。TFCC損傷という症状はあまりメジャーなキーワードではありませんが、島本さんのHPはTFCC損傷に対して詳しく書いているので全国からアクセスが集まるようです。ブログ内で質疑応答を繰り返し、時にはブログで紹介しているストレッチをそのまま行うだけで良くなる人もおられるそうです。そういったやりとりを施術で会う前からされていますので、患者さんと初対面の時には既に信頼関係ができているのです。
私も実際、島本先生の手技を受け施術方法も教わりましたが、大川メソッドを学んだ人であればさほど難しくなく習得が可能だと思います。今回、TFCC損傷の知識や技術もそうですが、何か自分に思い入れのある症状やメジャーでない症状であっても、全国から集客ができるようなヒントが得られるのではないかと思います。地方で一人治療院を5年経営されていますので、これから地方で独立を考えている方にも参考になる話がいっぱい聞けることと思います。

2016年7月18日(月・祝)開催

街のカイロプラクティック流
『ナチュラルアーチメソッド』講座

~今回は「首肩・腰の痛みとその関連痛」にフォーカスして~
自分の色・ブランドを構築する。そうするとリピートとフリークエンシーが驚異的にあがる!
講師 三浦良泰先生 街のカイロプラクティック院代表

クライアント様はいろいろな症状をもって来院されます。
その原因は複雑でとても難しそうですが、案外シンプルに考えると分かりやすくなる場合があります。
特に「痛み」に関しては「ある法則」があります。
法則にそって科学的に考えていけば、長い間悩まされていた症状も劇的に改善していきます。でも、そんなにシンプルならば、なぜ私たちはこんなにも悩むのでしょう。
難しいのは、その法則を患者様にいかに伝えるかということです。
私たちの施術がとても効果的で素晴らしいことを、どう納得し感じてもらうかです。
また、その法則に合わない場合は、思い込みを捨ててそれなりの対応がきちんとできるか、です。
今回はその方法をできるだけ詳しくご説明します。
まず自分の施術はこれだ! という軸を明確にしていきます。
それがあなた自身の「ブランディング」です。そうすれば必ずリピート率が増えてきます。患者様があなたを選ぶ理由が明確になるからです。
またそこに気づき大事にしていけば、フリークエンシー(来院回数)も格段に上がってきます。月に来院される新患様は3~4人いれば十分、という経営形態が生まれます。
このセミナーが、日々努力されている皆様のヒントになれば幸いです。
ご興味がある方は是非ご参加ください。お待ちしております!

■内容


<前半>
座学:ナチュラルアーチメソッド①
 ~プロの皆様への解説というよりも、どう患者様に伝えているかに重点を置きながら~
・人は何故痛みやコリを発生させていくのか。
・「痛みと関連痛」に対する当院の考え方。
・それをどのように見せているのかのフローチャート (iPad画像を使用しながら)。

<後半>
実技:ナチュラルアーチメソッド②
 ~座学で説明してきたことを実際の流れで実演~
・問診、視診、動作テスト
・ナチュラルアーチメソッド
・ワークショップ:こんなとき患者様にどう対応するのか。
-その対応がリピート率だけでなくフリークエンシー(来院回)を格段に上げていきます。

◆今回は「首肩と腰の痛みとその関連痛」ということで「首肩」も座学には入っていますが、時間の都合上、実技においては「腰や下肢の症状」に絞ることになると思います。首肩・上肢の症状、あるいは頭痛めまい吐き気等の対応は、また機会があれば行いたいと思います。

◆また皆様が習得しているTPT、R1、R2についても、とても有効で効果的な手技なのですが、これも時間の都合上あまり触れていくことはできないと思います。ただしそれらも含め、疑問質問は、座学、実技、臨床関連に止まらずどんどんしてください。皆様が日頃どのようなことを疑問に思っているのかお互いにシェアすることは参加者皆様のためにもなります。私もできる範囲でおこたえします。

◆私たちの生業は、薬や麻酔が無くても実現できる素晴らしい方法です。このような素晴らしい仕事を一緒にしている皆様と、セミナーでお時間を共にできるのを楽しみにしております。一流のプロの施術家の皆様や大川の大先輩方には稚拙な内容かもしれませんが、今回のセミナーが参加者皆様の運営・施術のお役に立てるならば、大変嬉しく思います。

■講師/プロフィール


三浦良泰先生
街のカイロプラクティック院代表
1967年静岡県清水生まれ、愛知県東三河育ち(方言は、ジャン、ダラー、リン)
家族:愛する妻
大川カイロプラクティック専門学院卒(第7期 2005年10月卒業)
米国WSCC大学 解剖実習課程修了
東京医科歯科大学 解剖実習課程修了
花田学園 日本柔道整復専門学校卒
柔道整復師
成城大学卒
剣道で中学時代は愛知県代表、大学では全日本学生選手権出場経験あり。

大学卒業後、外資系広告代理店に15年勤務。英語の上達は社員いち「遅く」も、上司や部下に恵まれ、メジャーなクライアントを担当(カミソリシックの、キレテてな~い!ラックスシャンプーなど。)自分でグループを持つぐらいのタイトルになるが、その後、自身の坐骨神経痛を機に医療の世界に入る。
「健康」「頸椎症が自分で治せる101のわざ」(主婦の友社)、ロードバイクトレーニングブック(マガジンボックス)」、「腰痛解消!」(現代書林)など多くの媒体で紹介され、記事の掲載やセミナーも多数。

多くの症例をもとに、『腰痛は逆に「のけぞり腹ばい」するだけで気持ちよく治せる』(主婦の友社)を上梓。好きな言葉:「いざとなったら金、でも最後には人」、「神経」(なんといっても、「神の経路」だから)

■サロンの所在地


街のカイロプラクティックセンター下北沢/池ノ上院
東京都世田谷区北沢1-31-5 イチロービル1F
TEL:03-5454-5322

2016年3月21日セミナー開催報告

産前産後ケアで活躍中の現役助産師による
 「妊娠中と産後の女性のココロとカラダの変化」
 講師 古谷真紀先生(助産師)
古谷真紀先生(助産師)

主な講義内容


  • 助産師の仕事とは
  • 産前産後ケア推進協会について
  • 「産前産後」っていつ?
  • 「産後ケア」の定義
  • 妊娠中と産後の女性へ施術するということ
  • 施術後に母体や赤ちゃんへトラブルが起きた場合、その責任をだれ?どこ?
  • 妊娠中と産後の母体に起こる変化(ホルモン ・骨格・筋肉・脳)
  • 施術時に気をつけてほしいコト
  • 施術時のポジショニング
  • 妊娠中のマイナートラブル
  • 診断はせず、判断をしてください
  • 妊娠中、直ちに受診を勧めるべき症状とは
  • 産後のトラブル
  • 妊娠中と産後の女性へ施術する 気遣い と共感
  • 産後クライシス
  • 母性と父性の違い
  • イクメンの理想と現実
  • relaxationがもたらす効果
  • 骨盤ベルトは必要?もしベルトについて質問されたら・・・

■参加された皆様の感想


・女性からしか聞けない内容が多く為になりました。このような内容の話は男では聞く機会がないので聞くことができてよかったです。
・思った以上に興味深い話でした。もし第2弾があれば是非受けてみたいです。
・カラダのケアはもちろん、妊婦さん、産後ママさんによりそっての心のケアも大切なんだなと勉強になりました。
・色々お話を聞いた中で自分では共感と同情の違いが一番心に残りました。今後の会話では常に気遣いをしながら、気持ちを逆なでしないよう心がけたいと思います。
・とても知識が豊富な先生でわかりやすくとても参考になりました。本音で切り込んだ内容で楽しかったです。ありがとうございました。
・自分が体験していない部分の妊産婦の体や心の変化を聞くことができてよかった。これまでは妊婦さんや産後のお母さんに施術することは怖くて出来ませんでした。これを機会に自分のできる範囲で肩こりや下肢のコリをほぐしてあげれたらと思いました。とても勉強になりました。
・調べても納得できる答えに辿り着かない事への理解が深まり、とても良かったです。もっと勉強しなければと思いました。
・同じ女性、出産経験がありながら意外に知らないこと、気をつけなければならないことをたくさん知り、気づけました。ありがとうございました。

2016年3月21日(月・祝)開催

”産前産後ケアで活躍中の現役助産師による”
「妊娠中と産後の女性のココロとカラダの変化」
講師 古谷真紀先生(助産師)

近年は妊婦さんや産後のケアとしてお客様に施術をおこなう整体院が増えています。あらためて、より詳しく「妊娠中と産後の女性のココロとカラダの変化」について学んでみませんか?
今回は、整体を習得し、産前産後ケアで活躍中の現役の助産師、古谷真紀(ふるやまき)先生を講師としてお招きします。

↑↑↑ 古谷先生の講義風景。産前産後ケアを担う助産師の育成や療術家やセラピストを対象としたセミナー講師としても活躍中

古谷先生からのコメントを以下にご紹介します。

「産婦人科領域は奥深い学問で、少し勉強しただけでは知り得ないことが多々あることを私は知っています。妊娠中や産後の女性を対象に施術するからこそ、その対応や環境作りなど気をつけるべき点があることも心得ています。それを知った上で施術する怖さを私は感じているので、妊娠中や産後の女性へ施術することを安易にお勧めはしません。ただ、この分野をきちんと理解している仲間が増えれば、妊娠中や産後の女性を救う選択肢が増えます。正しい知識や認識をもった施術家がこの分野で活躍することを期待しています。」

↑↑↑ 自由ヶ丘FMラジオ、2015年4月20日放送のひろなみようこの『て・と・ら・ぽーる!』にゲスト出演。助産師に対する多くの質問に答えた。

セミナー当日は、豊富な現場経験に基づいた以下の内容を、助産師の視点からお話しして頂きます。皆様のご来場をお待ちしております。

■内容


  • 妊娠中と産後の女性のココロとカラダの変化
  • 妊娠中や産後の女性と関わる時に注意してほしいこと
  • 最近の子育て事情
  • 骨盤補助ベルトに関する問題 ほか

■講師


古谷真紀(ふるやまき)先生
千葉県出身。1982生まれ。
現在、助産師11年目。
産前産後ケア専門の出張助産師。
都内大学病院産婦人科にて、延べ2万人以上の妊婦や産後ママの相談業務や保健指導を経験。助産師7年目の春、妊婦の腰痛や頭痛を緩和するワザ欲しさに整体を学び始め、整体の奥深さにハマる。
医療の現場で「触れて痛みを和らげる施術」を実践。産前産後ケアに整体やベビーマッサージ、小児タッチケアを取り入れている。産前産後ケアを担う助産師の育成や療術家やセラピストを対象としたセミナー講師も務める。