2022年2月23日セミナー開催報告

頭・頸部のトラブルは「微弱圧」で解消!
~慢性頭痛・顎関節症・寝違えの対処法~
講師 村井 雅紀先生
(ティールカイロプラクティック武蔵小山整体院 院長)

■主な内容


・毎日3回服用の頭痛薬がほとんど必要なくなる
・歯列矯正しても治まらない顎関節症をクリアする
・顎関節の対処の要点は下半身にある
・微弱圧で強い筋スパズムがとれるメカニズム
・微弱圧を支える術者の身体軸の安定は呼吸と趾で造る
・セルフケア指導法は術者の健康快適も育む
・丁寧に自信をもって計画治療をすすめるコツ

PowerPointのスライドを使って解説する村井雅紀先生(ティールカイロプラクティック武蔵小山整体院 院長)
はじめに「なぜ顎関節症の症例を多く担当するようになったのか」、その経緯と「歯列矯正では治らなかった顎関節症が完治したケース」などを紹介
微弱圧について解説する村井雅紀先生(ティールカイロプラクティック武蔵小山整体院 院長)
微弱圧を取り入れたきっかけは、手のシビレや慢性頭痛・顎関節症などの重度の症状には、強圧では通用しない体験が続いたから。 微弱圧が効果的なのは「 親和的な心地よい感覚入力」にその秘密があります。 「優しく丁寧に触れられると安心して緊張から解放される」。例えるならばイソップ寓話『北風と太陽』の太陽です。
再発予防エクササイズを解説する村井雅紀先生(ティールカイロプラクティック武蔵小山整体院 院長)
体質改善ができて再発予防につながるようエクササイズにも力を入れています。「舌筋のトレーンング」「ニュートラルな立ち姿勢・座り姿勢」「3-2ー10の芯呼吸(イブキ)」など工夫に余念がありません。
実演する村井雅紀先生(ティールカイロプラクティック武蔵小山整体院 院長)
顎関節の動きのチェックをおこなう村井先生。指で左右の動きを比較し判断するので、患者さんはマスクしたままでOK。
実技練習をおこなう参加者の皆さん
お互いペアになって顎関節の動きのチェックを練習。
手技を実演する村井雅紀先生(ティールカイロプラクティック武蔵小山整体院 院長)
微弱圧を取り入れた一連のアプローチを「NZTニュートラルゾーンセラピー」といいます。局所に捉われず、全身の調整をおこない体をよい状態に導きます。
手技を実演する村井雅紀先生(ティールカイロプラクティック武蔵小山整体院 院長)
背骨は重視します。背骨の触診をした後、背骨の歪みを矯正する手技をおこない、変化があったかを再確認します。
実技指導をおこなう村井雅紀先生(ティールカイロプラクティック武蔵小山整体院 院長)
参加者の皆さんは、ひとつひとつ当てている部位や手順を確認しながら練習しました。

■参加された皆さんの声


  • 力まない大切さにあらためて気づきました。施術にどんどん取り入れたいと思います。
  • 手技を受けてとても体が軽くなりました。そのまま使わせていただきます。ありがとうございました。
  • 筋肉に圧を加える以外の手技を知ることが出来て自分の施術の幅が広がりそうです。
  • クライアントさんに咬筋の緊張が強い方が多いので、早速施術に組み入れたいと思います。
  • 今後に役立ちますよう頑張ります!
  • 非常によい刺激になりとても興味深かったです。感覚をつかむのに苦労しそうですが、是非ものにしていきたいと思いました。
  • 顎関節症のほか、他症例のケースの対応法なども受けてみたいです!